『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』戦いに挑む前に押さえておくべきポイントを指南! 命を賭して、命を獲れ――!!_01
プレイヤーが操作するのは、不思議な血筋を持つ“御子”に仕える忍び“狼”。左腕の義手には忍具が仕込まれており、鉤縄や手裏剣などを駆使して、敵と戦っていく
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“狼”は体術だけでなく、剣術も達人級。真っ向から敵に刃を向けて戦う剣戟を得意とするが、忍びらしく身を潜めて敵を暗殺することも可能。自分に合ったプレイスタイルを見つけて挑んでいこう。
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舞台となるのは、日本の戦国時代末期。命を賭して守るべき主である御子を攫われた狼は、
主を救うため、孤独な戦いに挑む。戦国時代末期ならではの寂寥感と退廃感に溢れる風景は、場所に合わせて絶景へと表情を変える。目まぐるしく展開するフィールドを備えた葦名の国もまた、本作の“主役”と言える存在だ。

忍びの心得~基本~

 安易な戦法で戦っても一筋縄ではいかない、フロム・ソフトウェアらしい高難度を誇る、本作のアクション。敵に勝利するうえで重要なバトルの基本を紹介しつつ、攻撃、防御、隠密に関する、戦いのコツを解説する。

●体幹

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 本作のバトルの鍵を握るのが、攻撃のヒットやガードなどによって削れる体幹ゲージ。このゲージが最大まで溜まると、一撃必殺の“忍殺”が発動可能となる。ゲージは体力が多いと一定時間後に回復し始めるが、体力ゲージが少ない場合は、回復速度が落ちる。体幹ゲージが最大になると、体勢が崩れて隙が生まれる。

●剣戟

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 攻撃ボタンによる剣戟は、ボタン連打での連続攻撃や、ボタン長押しによる突き攻撃に加えて、弾き後やダッシュ後など、さまざまな体勢から多彩な技がくり出せる。ヒットすれば体力にダメージを与えられるほか、体幹にもダメージが入る。

 また、一部の攻撃はガードされても体幹にダメージが入る。敵との戦闘で最も重要なのは攻撃で体力を減らすのではなく、体幹ゲージを削ること。相手の体勢を崩して、下記の忍殺が発動させ、敵を瞬時に倒すのが基本だ。

●忍殺

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 忍殺は、体幹ゲージを最大まで溜めた場合だけでなく、体力ゲージを最後まで減らしたときにも発動する。体幹に継続してダメージを与えるのが難しい強敵が相手になった場合は、じっくりと体力を削ってから忍殺を狙うのも戦略のひとつだ。

 また、敵に気づかれていない状態では、背後に回ったり、ジャンプ中や壁張り付き中にも忍殺が発動可能となる。ただし、複数の敵を同時に相手するのは危険なので、ステルスなどを駆使して敵の数を減らしていくことを意識しよう。

●弾き

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 敵の攻撃に合わせて、タイミングよくガードをすると“弾き”が発生し、体勢を崩せる。弾きができれば相手の攻撃を自分の攻撃に転換できるというイメージだ。タイミングはさほどシビアではなく、ある程度タイミングが合っていれば発動するので、敵の攻撃を見極めてから狙っていけば、比較的簡単に決められるはず。

 ただし、失敗すれば攻撃を食らうか、ガードされて狼の体幹ゲージが削られてしまう。確実に弾ける自信がある場合のみ狙おう。

●ステップ

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 前後左右に瞬時に移動し、敵の攻撃を回避するステッ。敵の攻撃モーションに慣れないうちは、弾きを狙うよりも、無敵時間のあるステップで安全に立ち回ること。左右に追尾して攻撃してくる敵もいるので、後方ステップがオススメだ。敵の攻撃前に“危”と表示されたら、ガード不能攻撃の合図。素早く後方ステップで回避しよう。

●ジャンプ

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 ジャンプはステップよりも移動距離があるので、ヒット&アウェイをしやすいのがポイント。ジャンプ中に敵の頭の上で再度ジャンプすると、踏み付けが発動。通常の兵などは、踏み付けると体勢が少し崩れて、戦いを仕切り直せる。また、敵の下段攻撃に合わせてジャンプ踏み付けを行うと、体幹に大ダメージを与えられる。

●鉤縄

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 敵をひとりひとり倒していくのも、重要な戦略のひとつ。城壁の上や民家の屋根、木の上などに鉤縄を使って登り、高所から見下ろして行動を観察し、どんな順番で敵を倒すかを決めるのも大事な行動だ。うまくいけば、傷ひとつ負わずに戦いを終えられる。敵に囲まれてしまったら鉤縄を使って逃げるのも立派な“道”となる。

●隠密

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 高所に上れるポイントがない場合、花などが生い茂った草むらにしゃがんで入ると、敵に見つかりにくくなる。草むらから敵の配置を把握したり、敵をおびき寄せて暗殺を狙ってみよう。ただし、逃走中には隠れても発見されるので注意。

 また、建物内などの狭い場所では、壁張り付きが有効。壁から覗き見して、敵の様子を探っていこう。

忍びの心得~応用~

 スキルなどの育成、強敵とのバトルに役立つ知識、ステージを探索するうえで心掛けるべきポイントなど、より実戦的な攻略方法を伝授。己の知識と腕前で多彩な戦術を駆使し、達人を目指せ!

●スキル

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 スキルポイントを消費すると、基本的なスキルの“忍び技”や、忍具を絡めたスキルの“忍具技”などを覚えられるほか、武術の流派技も取得できるようになる。忍び技のスキルツリーは、攻撃系の多い上段と、防御や探索型の下段に分かれている。

 とくにオススメなのは、下段のスキルツリー。相手の突き攻撃を簡単に捌ける“見切り”などが覚えられるほか、忍殺成功時に体力を回復できる“命の呼吸・陽”は、回復瓢箪が切れてしまっても、忍殺を決めていけば探索を続けられるので便利。

 ほかにも探索に有用なスキルが揃っているため、下段のツリーを序盤から取得していくと、攻略難度はグッと下がる。また、忍具技は初期状態で取得可能な“派生攻撃・追い斬り”がオススメ。手裏剣や爆竹を投げたあとに瞬時に追撃を放つ技で、攻撃範囲が広く当てやすい。

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●義手忍具

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 さまざまな個性を持つ義手忍具は、基本性能においても戦闘に役立つものばかりだが、一部の敵には絶大な効果を発揮する場合も。たとえば手裏剣は、ジャンプ攻撃などで空中にいる敵にヒットさせると、クリティカルヒットを受けた状態になり、体力、体幹ともに大ダメージを与えられる。

 また、盾を持つ敵は正面からの攻撃を、体幹ゲージの消費なしで防いでくるが、仕込み斧を使えば盾を破壊でき、通常の立ち合いへと持ち込める。

 おもな忍具の使い道は、下のリストを参照してほしい。このほかにも義手忍具は多数登場するので、新たな敵が現れた場合には、まずどの忍具が有効活用できるのか、試しながら戦ってみよう。

【おもな義手忍具】
手裏剣:犬などの敵なら一撃で倒せる。ジャンプする敵など、空中にいる敵に投げると、非常に効果が高い。
仕込み斧:威力が高く、敵の持つ盾を破壊できる。ガードされても大きな体幹ダメージを与えられる。
火吹き筒:何度か当てれば敵が炎上し、大ダメージを与えられる。一部の敵にはとくに効果を発揮する。
爆竹:火花を散らし、敵を大きく怯ませる。獣系の敵に当てると、体幹に大ダメージを与えられる。

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義手忍具に使用には“形代”が必要となり、忍具によって必要な形代の数も異なる。しかし、比較的手に入りやすいので、あまり気にせずガンガン使用したほうがいい。

●強敵との立ち回り

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 大型の敵や侍タイプの武将など、狼はさまざまな強敵と対峙することになる。強敵と初めて対峙するときは、必ず敵の動きを見極めてから攻撃を開始すること。さもなくば、戦いはが開幕数秒で終わることだろう。敵がどんな攻撃を仕掛けてくるのか、どの攻撃を弾くのが有効か、ガード不能攻撃は使ってくるのか……情報収集が勝利の鍵を握る。

 慣れてしまえば一気に体幹ダメージを与えて、瞬時に忍殺を決められる場合もあるが、ほとんどのボスはそこまで容易くない。ダメージを与え続けて、体幹ゲージを蓄積させてから忍殺を狙ったほうが、よりリスクは低い。

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敵からは一定の距離をあけて、まずは中距離くらいからどのような行動を取るのかを探る。動きが読めたら接近してチクチクと攻撃しつつ、敵の反撃手段などの情報を積み重ねていこう。戦略が決まったら、持てるすべてを駆使して挑め!

●回生

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 狼の体力がなくなっても、その場で復活できる“回生”。回生は、ボタンを押すまで発動せず、そのあいだに狼を1度倒した敵は、基本的に背中を向けて元の配置へ戻ろうとする。背後を見せたということは、忍殺のチャンス。

 回生は、ただの復活システムなのではなく、戦術にも利用できる忍びらしい手段のひとつなのだ。敵がある程度離れてから回生し、こっそり近づいて忍殺を決めよう。

 敵が近すぎると回生してもすぐに気配を察知されてしまうので、敵との距離を離すのがポイント。ただし、回生は時間制限があり、画面が完全に暗くなると狼は死んでしまう。死ぬか生きるかの、死の淵ギリギリを見極めて、回生を狙うのだ。

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 ここまで解説してきた指南は、基本中の基本となるもの。さらなる立ち回りが可能となる剣術や体術、義手忍具にアイテムなど、プレイヤーの選択肢は膨大だ。ぜひ、自分のすべてを懸けて、ギリギリの命のやり取りを堪能してほしい。