クラウドクリエイティブスタジオは、日本マイクロソフトとCloud Solution Provider (CSP)プログラムのリセラー契約を締結、“Game Platform for Azure”の提供を開始した。
以下、リリースを引用
クラウドクリエイティブスタジオから「Game Platform for Azure」の提供を開始
株式会社クラウドクリエイティブスタジオ(本社:京都市下京区、代表取締役:秦泉寺章夫)は、日本マイクロソフトのクラウドプラットフォームMicrosoft Azureを基盤として採用。様々なゲームタイトル向けに開発及び運用を行ってまいりました。この度、市場への展開に向けて日本マイクロソフトとCloud Solution Provider (CSP)プログラムのリセラー契約を締結、これまでのゲーム業界向けのノウハウを「Game Platform for Azure」として提供開始いたします。
◆Game Platform for Azureの全体図
◆Game Platform for Azureの詳細構成の一例(PaaS)
◆提供の背景と内容について
株式会社クラウドクリエイティブスタジオでは、ゲーム開発に以前からMicrosoft Azureを利用しておりましたが、ソーシャルゲーム特有の負荷対策と運営の経験が今までにあり、今までのノウハウを集約し、より安定したサーバ環境と、高負荷を処理する高い技術力を兼ね備えたサービスとして提供することで、ゲームをプレイするお客様が今まで以上に満足できるゲームを提供できると考え、今の「Game Platform for Azure」の提供に至りました。
環境面では、VMを使わず、100% PaaSで運用することで、煩わしい環境構築をスピーディーに実現できるようにしております。これにより、専任のインフラエンジニアを立てること無く、柔軟な体制での対応が可能になっております。また、Visual Studioを使うことで、デバッグ、マイグレーションといった開発、運営と全体的な作業効率アップを測ることができ、ゲームへの負荷対策やチューニング作業にも役立てることができ、その結果、お客様により満足頂ける開発、運営を提供できるようになっております。
◆『Game Platform for Azure』の展開と今後の方針
株式会社クラウドクリエイティブスタジオでは、様々なゲームタイトルに Microsoft Azure を導入し、今回のリセラー契約に至りました。今後は、ゲーム開発のサーバ運営には Microsoft Azure を導入し『Game Platform for Azure』としてご提供させていただきます。
これにより、エンドユーザー様のMicrosoft Azureに対するお問い合わせ・お支払いの対応は、すべて株式会社クラウドクリエイティブスタジオに一貫されるため、やりとりを集約でき、よりスマートなビジネスを実現することができます。
※エンドユーザーは、弊社との資本関係や企業として影響力がない法人様が対象となります。
また、ゲームの枠を超えたMicrosoft Azure ソリューションの提供も視野に入れておりますので、ゲーム業界以外のクライアント様にも柔軟にご対応させていただきます。
Microsoft Azureのご利用をご検討されている方は、ぜひご相談ください。
◆エンドースメント
日本マイクロソフトはクラウドクリエイティブスタジオ様の「Game Platform for Azure 」の提供開始を心より歓迎いたします。複数のゲームタイトルをMicrosoft Azure上で開発・運用されてきたノウハウを、広く市場に展開し、安定、かつ、高負荷に対応しうるプラットフォームを提供いただくことで、ゲーム業界においてもより一層お客様にMicrosoft Azureを有効活用いただけると確信しております。日本マイクロソフトは、クラウドクリエイティブスタジオ様との協業関係を通じて、お客様のさらなる企業価値向上、プレイヤーの満足度向上に貢献します。
日本マイクロソフト株式会社 執行役員 パートナー事業本部 パートナービジネス統括本部 統括本部長 金古 毅
<Microsoft Azureについて>
『Microsoft Azure』は、日本マイクロソフトが提供するクラウドサービスで、物理サーバやストレージ、ネットワークなどのリソースをいつでもどこからでも自由に利用できるシステムです。
<Microsoft Azureで提供されている2つの要素>
仮想化技術を利用してサーバ(CPU/メモリ/ストレージ)などのITインフラをオンデマンドで提供する「IaaS(Infrastructure as a Service)」。ソフトウェアを稼働させるためのプラットフォームを提供する「PaaS(Platform as a Service)」ユーザー企業はMicrosoft Azureのサービスを用いて、様々なサービスを提供されています。
<Cloud Solution Provider (CSP)プログラムについて>
『Cloud Solution Provider (CSP)プログラム』とは、Microsoftが全世界で展開するパートナー企業向けのプログラムです。認定企業は自社のサービスやアプリケーションとMicrosoftのクラウドサービスを組み合わせ、総合ソリューションとしてお客様に提供することができ、お客様はクラウドサービスの維持、管理、サポートを認定企業から一貫して受けることができるようになります。
マイクロソフトのパートナー企業である株式会社クラウドクリエイティブスタジオは、オンラインに特化したゲーム開発会社として2012年より Microsoft Azure のサーバ使用を開始。様々なゲームタイトルに Microsoft Azure を用いて、PaaSによるゲーム環境構築を行い、開発、運営を行ってきました。