バンダイは、AI(人工知能)の技術を活用したデジタルカードゲームの新ブランド“AI CARDDASS”を立ち上げ、AIを活用したサービスの企画・開発・運営を行うHEROZとの共同開発により、その 第1弾タイトルとなるスマートフォン向けアプリ『ゼノンザード』を、2019年夏にサービス開始することを発表。

以下、リリースを引用

カードゲームで人間はA I(人工知能)を超えられるのか!? AI との対戦・共闘/AIの育成ができる初のデジタルカードゲーム誕生!! 【AI CARDDASS】第一弾タイトル 『ゼノンザード』2019年夏サービス開始 豪華クリエイター・制作陣によるメディアミックス展開もスタート!

 株式会社バンダイ(代表取締役社長:川口勝、本社:東京都台東区)は、AI(人工知能)の技術を活用した デジタルカードゲームの新ブランド【AI CARDDASS】を立ち上げ、AIを活用したサービスの企画・開発・運営を行うHEROZ株式会社(代表取締役:林隆弘/高橋知裕、本社:東京都港区)との共同開発により、その第1弾タイトルとなるスマートフォン向けアプリ『ゼノンザード』(ダウンロード・基本プレイ無料/アプリ内課金あり)を2019年夏にサービス開始します。主なターゲットは10代後半~20代の男性です。

 『ゼノンザード』は、昨年カード事業の開始から30周年を迎えたバンダイが贈る、新たなデジタルカードゲームです。カードゲームに特化したAIを用い、「AIとの対戦」に加え、「AIとの共闘」、「AIの育成」という要素が新しいポイントとなります。“ルールが複雑で初心者が参入しづらい”と言われるカードゲームにおいて、キャラクター化された“パートナーAI”のサポートによりカードゲーム特有の難しさや手間が減り、誰でもすぐに一流プレイヤーと肩を並べることができます。

 また、ゲームにはストーリーがあり、原案・世界観設定に人気小説家・上遠野浩平氏(代表作:『ブギーポップは笑わない』)を迎え、バンダイと株式会社ストレートエッジ(代表取締役:三木一馬、本社:東京都千代田区)が共同で原作を手掛けます。ゲームを進めるにつれ徐々に明かされる人間と AI の「戦い」や「共闘」のドラマを描く壮大なストーリーをお楽しみいただけるだけでなく、2019年夏にはTVアニメ1話分相当のプロモーションアニメを公開し WEB 配信を行うなど、メディアミックス展開もスタートします。

 また『ゼノンザード』では、プレイヤーと AI キャラクターをリアルタイム合成した映像を投影してバトル空間を演出するなど、プレイヤーだけでなく観客も楽しめるショーバトルイベントを実施していきます。さらに、6 月には国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」への出展も予定しています。

 

AIを駆使した新基軸のデジタルカードゲーム『ゼノンザード』が2019年夏よりサービス開始、対戦や共闘・育成が熱い_04
アプリ内の画面イメージ
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AI CARDDASS『ゼノンザード』
2019年夏 サービス開始
(ダウンロード・基本プレイ無料/アプリ内課金あり)

AI CARDDASS『ゼノンザード』とは

 【AI CARDDASS】とは、「AIがキミを一流にする。」をキャッチコピーとした、「AIを活用したデジタルカードゲーム」の新ブランドです。本ブランドでは、AIがプレイヤーを徹底的にサポートし、カードゲーム特有の難しさや手間を減らして、誰でもすぐに一流プレイヤーと肩を並べられるようなプレイを可能にします。

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第1弾タイトル『ゼノンザード』のポイント

◇カードゲーム特化型AIを搭載
 HEROZ株式会社の提供する独自AI「HEROZ Kishin」を活用し、共同開発した「カードゲーム特化型AI」を搭載し、さまざまなシーンでAIを活用しています。

◇AIのサポート
 プレイヤー1人1人がキャラクター化されたパートナーAI「コードマン」をバディとして選択することで、バトル中のサポートだけでなく、対戦後のバトル分析やデッキ構築のアドバイスなども行ってくれます。

◇AIの育成
 「コードマン」は、ユーザーのプレイ内容や思考、癖によって様々な成長を遂げます。同じ見た目でも、中身はプレイ内容や頻度によって異なります。

◇AIとの対戦
 サポートだけではなく、“倒すべき存在”としての“AI キャラクター”も用意しており、アプリの中で誰でも「人間vsAI」を楽しめるようになります。

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「AIアドバイス」イメージ
「バトル分析」機能のイメージ
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『ゼノンザード』AIキャラクターイメージ
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『ゼノンザード』キービジュアル

HEROZ株式会社との取り組み

 HEROZ株式会社は「驚きを心に」をコンセプトに、「AIの技術で世界を驚かすサービスを創出する」ことを目指しており、将棋AIの開発を通じて培ったディープラーニングなどの機械学習のノウハウを活用した独自AI「HEROZ Kishin」を各種産業へ展開しています。エンターテインメント領域では、ユーザーの対戦相手となるAI、ユーザーの行動分析を行うAI、行動分析の精度やユーザーの継続率を向上させるAI、ゲームの不具合を発見したり、自動テストを行ったりするAIなどを提供しており、将棋AIでは、電王戦でプロ棋士や名人に史上初めて勝利した「Ponanza」や、コンピュータ将棋選手権で1位を獲得した「Apery」など、「人間vsAI」という戦いで話題となったエンジニアが在籍しています。

 『ゼノンザード』にはHEROZ株式会社が開発した独自のカードゲーム専用AI技術を活用しており、電王戦でAIがプロ棋士を破ったように、カードゲームにおいても「人間vsAI」というショーバトルを展開していきます。

アプリ『ゼノンザード』概要

タイトル:AI CARDDASS 『ゼノンザード』
ジャンル:AI×デジタルカードバトル
対応OS:iOS 11以降、Android OS 5.1以降予定
配信予定時期:2019年夏
価格:ダウンロード、基本プレイ無料(アプリ内課金あり)

『ゼノンザード』開発協力

共同原作:株式会社ストレートエッジ
原案・世界観設定:上遠野浩平
AI開発:HEROZ株式会社