台湾のパブリッシャーであるWinking Entertainmentより、ホラーゲーム『還願 Devotion』が本日(2月19日)22時よりSteamで配信を開始した。価格は1730円。
タイトルを見て、なんとなく察知した方は正しくて、本作は家庭用ゲーム機向けなどでも発売された『返校 Detention』の開発チームRed Candle Gamesによる第二作目。1980年代の台湾、信仰と生活が密接に結びついた古いマンションを舞台に、ごくふつうの3人家族の日常風景と、消し去れない記憶が描き出されていく。探索と謎解きが融合した一人称視点の心霊ホラーゲームだ。台湾の伝統楽器を用いたサウンドデザインもユーザーを引きつける。
映像を見るだけでも雰囲気が溢れているが、ストーリーを紐解くと以下の通り。
ストーリー
マンションに足を一歩踏み入れると、聞こえてきたのは懐かしい80年代の歌謡曲。テレビにはオーディション番組が流れている。
こんなに懐かしい光景のはずなのに、なぜ不安を掻き立てられるのだろう?あなたはかつて“家”と呼ばれたこの空間で探索する。
多くの予期せぬ変化の中、どんどん奇怪さが増していく周囲の環境に血の気が引く。
ひとつ、またひとつと過去の思い出を歩み、何層にも重なった幾多の謎を解くにつれ、“家”に埋もれた耐えがたい真実を徐々に掘り起こす。
いつか、誰かがあなたにこう言った。「誠意をもって願えば、願いは必ず叶う。」