2019年1月24~28日まで台湾で行われた、台北ゲームショウ 2019。1月26日にソニー・インタラクティブエンターテインメントブースにて行われた『DEEMO -Reborn-』ステージには、スペシャルゲストとして声優の竹達彩奈さんが登場。セリフの朗読や実機プレイを披露したその模様をリポートする。
そもそも『DEEMO』とは、台湾のゲームメーカーRayarkが、スマートフォン向けにリリースしたリズムゲーム。心に響くピアノの旋律と、感動的なストーリーで多くのファンの心を掴んだが、そのプレイステーション4リマスター版となるのが『DEEMO -Reborn-』となる。すでにsupercellのryoがプロデュースするアーティストEGOISTが参加することも発表されており、日本の音楽・ゲームファンからの注目を集めている。
そんな『DEEMO -Reborn-』のステージは、Rayark代表の游名揚(ユウ・ミンヤン)氏、そして主人公の少女役・アリスを演じる声優の竹達彩奈さんが出演。竹達さんの来場は事前に告知されていたこともあって、開始前からステージ前は熱烈なファンたちでギッシリと埋め尽くされ、ペンライトやサインボードまでが掲げられる大賑わいぶりとなった。
イベントでは游名揚氏によるゲーム概要の説明に続いて、竹達さんが開発バージョンを先行プレイ。3D世界となり自由に歩き回れるようになったアドベンチャーパート、そしてリズムゲームとにチャレンジした。竹達さんは、コントローラーでの操作には不慣れなようでキャーキャーと戸惑う様子も見られたが、それもまた台湾のファンにとってはプレミアムなようで、誰もがにこやかに見守っていた。
その後は、このイベントのために特別に用意されたという映像にあわせて、竹達さんが朗読を披露。その声をひとことも聞き逃すまいと静まり返った会場に、アリスの声が響き渡った。
『DEEMO -Reborn-』のカットシーンを、その場で朗読するという“生アテレコ”が行なわれ、そのときばかりは会場が静まりかえり、竹達さんの声だけが会場に響き渡った。竹達さんは「遊びかたが変わって新鮮な気持ちで楽しめます」とコメントを寄せた。
なお、ステージの模様はこちらのアーカイブで視聴可能。竹達さんがどんな表情を見せたのかが気になる人は、チェックしよう。
SIE台湾ブースにはPS VRバージョンの試遊台が用意されていたので、ここでちょっとだけ体験リポート。操作はPS Move モーションコントローラーで行い、アドベンチャーパートではポインター操作で移動先やアクションを指示する。リズムゲーム部分は、目の前に浮かぶ鍵盤にノーツが重なったら、PS Move モーションコントローラーを振り下ろすことで判定が行われる仕組みで、スマホ版と変わりないプレイフィールが味わえた。