2019年1月25日(金)に発売を迎える、カプコンのサバイバルホラー“再:新作”『バイオハザード RE:2』。作品の魅力、そして恐怖を記事担当ライターのゴジラ太田が語る!

 2019年1月25日(金)、ついに発売を迎える『バイオハザード RE:2』(以下、『RE:2』)。『RE:2』は1998年に発売された『バイオハザード2』をベースに再構築された作品だ。ストーリーの見直しや仕掛けや謎解きの改修、さらには新規要素などがふんだんに盛り込まれているのが大きな特徴。キャッチコピーの“再:新作”には、これらの想いが込められているのだ。バイオ歴20年以上の担当ライター、ゴジラ太田がその魅力をお伝えします。

 初めて『RE:2』をプレイした感想は「ゾンビがしぶとい!」ということ。「え!? まだ向かってくるの!?」と思うほど倒せません本当に。撃っても撃ってもフラフラと近づいてきて、ガブリと喰われる。とくに『バイオ』シリーズ経験者ほど、「ゾンビは、このくらいの攻撃で倒せるだろう」という先入観があるため、なかなか倒れないゾンビに、さらに焦りを感じるはず。弾丸がうまく頭部に当たりクリティカルヒットだった場合は倒せたりしますが、本気でホッとするんですよね。そのぐらいゾンビに追い詰められる状況が多発しました。

 また、ゾンビに捕まれるとゾンビの顔がクローズアップされて喰われるシーンがドアップになるという演出が怖い! ゾンビがリアルなだけに、本気で「うわっ」と何度も声が出てしまった。とくに背後からなど不意討ち的な状況で捕まれると、なにが起こったかわからないままゾンビの顔がドアップになるので、さらに怖さが倍増。『RE:2』のゾンビは、シリーズ最強と言っても過言ではないほどのしぶとさと強さ、そして怖さがありました!

 そんなゾンビをさらに怖くさせている要素も。警察署内の1階には窓が複数あり、外のゾンビが窓を破り侵入してくることがあります。窓は“木材”というアイテムを打ち付けて外からの侵入を事前に防ぐこともできますが、もし塞いでいないと、プレイヤーが別の場所を探索中に窓からゾンビが侵入していることもあるので、安全だと思っていた場所で、いきなりゾンビに襲われることもあるんです。

 そして敵と戦う際に忘れてはいけないのが弾薬問題。実際にプレイするとわかりますが、ゾンビがかなりしぶといので、まともに倒そうとすると弾薬を結構消費します。さらに倒したと確信していたゾンビが、一定時間後にゆっくりと起き上がってくることも……。なので、当然ゾンビすべてを確実に倒していけるほど弾薬に余裕があるわけもなく、徐々に「逃げよう」という選択肢が生まれてくるのですが、これがさらなる恐怖を生む第一歩! 先ほども書きましたが窓から侵入するゾンビもいるため、警察署内のいたる場所でゾンビが徘徊する状況に。「ここはゾンビいなかったはず」と安心して足を踏み入れると、急にゾンビに捕まれビビるわけです。とにもかくにも、『RE:2』のゾンビは舐めてはいけない! 

 こう書くと「難しくなっているの?」と思われるかもしれないですが、全体的なバランスを見ればそんなことはありません。確かにゾンビはしぶとくなっていて手強い存在なので、そこだけに関して言えば難度は高めと言えるかもしれません。でも、『RE:2』ではマップ画面で探索中、探索済のエリアを確認できたり、落ちているアイテムがマップに表示されるなど進行をスムーズにさせる調整が随所に。そのため、ゾンビなど敵との戦いや仕掛け解除の謎解きなどに集中しやすいのです。俺も知らず知らずのうちに『RE:2』の世界にのめり込んでしまっていました。

 俺は記事を書くためにプレイしていたわけですが、気づくと仕事のことなど頭からすっぽり抜け、1週間ぶっ続けで『RE:2』をプレイ。クリアーしても「つぎはこれをやろう」「つぎはあれだな」と、プレイするごとにやりたいことが増えていくので、終わるタイミングがわからないまま1週間遊び……もといプレイし続けてしまいました。この感覚は、まさに1998年当時『バイオハザード2』をプレイしていたときと同じ。

 昔プレイしておもしろかったゲームって、どうしても自分の記憶の中で思い出が美化されているんですよね。リメイク作品が発売しても「あれ? こんな感じだったっけ?」と違和感を感じたり、「うんうん、こんな感じだったな……」と無理やり自分を納得させたり。リメイク作が美化された思い出を上回ることって、滅多にないと個人的には思っていたんだけど、『RE:2』は違う。言葉だけで伝えるのは難しいのですが、キャッチコピーの通り、当時の思い出を懐かしみつつも夢中でプレイしている『RE:2』は、紛れもなく完全新作と言えるもの。そして、やっぱり『バイオ』は怖い。でもおもしろい。と再認識できるはずです。

 オリジナル版『バイオハザード2』経験者は、当時の記憶が蘇りながら生まれ変わった『RE:2』を楽しめるし、初めてプレイする人も『バイオハザード』シリーズが、なぜこれほど世界中で支持されているタイトルなのかがわかるはず。『RE:2』は、本記事では触れていないリッカーやタイラントなどの強敵や、エイダやシェリーなど、主人公たちと脱出をともにする仲間たちの操作パート、そして怖さだけでなく感動の人間ドラマなど、プレイしたくなる魅力がこれでもかと詰まっています。ぜひ、発売したら『RE:2』の怖さ、おもしろさを体験してください! もちろん、『バイオ』シリーズならではの“やり込み要素”も健在ですよ。さて、つぎはタイムアタックプレイに挑戦しようかな。