個性的かつハイクオリティな作風で人気のゲームメーカー・ニトロプラスとDMM GAMESがタッグを組んで新作を送り出す。それがオンラインシミュレーションRPG『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> SUICIDE MISSION』だ。

 オープンβテスト開始は今冬予定。もう間もなくのところまで迫っている。

ニトロプラスの『凍京NECRO』続編は物語に没頭するための仕掛けが満載! 『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> SUICIDE MISSION』体験リポート_02
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PCブラウザとAndroidスマホ/タブレットに加え、DMM GAMESのゲームランチャー“DMM GAME PLAYER”でもプレイ可能。全プラットフォームでデータを共有できる。

 原作はニトロプラス15周年記念作品として世に送り出された死者再殺アドベンチャー『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ>』。

 物語の舞台は地球寒冷化の影響で凍てついた近未来都市“凍京”だ。“ネクロマンサー”たちによって冒涜的な手段で甦った“リビングデッド”を“再殺”する民間委託業者“生死者追跡者(リビングデッド・ストーカー)”たちの戦いや苦悩を描いている。

 リビングデッドとは、その名のとおり生きた死者のこと。いわゆるゾンビではあるが、高等な個体の中にはふつうの人間に擬態していたり、自身がまだ生きていると認識している者さえいる。

 そんな殺伐とした世界においても仲間と前向きに過ごす主人公たちの日常、そこから急転直下するハードな物語、そしてサイバーパンクの雰囲気漂う独特の世界など、本作の見どころは多い。

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昨日まで親しかった隣人でさえ、今日はリビングデッドになっているかもしれない。人間たちの生きざまとネクロマンサーたちとの激しいバトルが『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ>』の魅力だ。

 その人気作をベースとする『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> SUICIDE MISSION』について、まずはストーリー面から紹介。本作は『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> 』の物語に連なっている。正当な続編とも言えるだろう。

 原作に存在した“空白の1年間”に凍京で起きた事件が、本作の主人公・月見里一巴(やまなし いっぱ)を中心に描かれる。原作側の主人公たちが残した知られざる足跡をたどり、ときには原作で活躍した人物も登場しつつ、物語は広がりを見せていく。

 たとえば、物語の導入部では原作に登場する鴉済燎子から依頼を受ける。その内容は「臥龍岡早雲、牙野原エチカ、壱原時尭の潔白を証明してほしい」というものだ。

 3人とも主要キャラだけに、原作を最後までプレイしたファンにとっては、ニヤリとできる展開だろう。

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駆け出しリビングデッド・ストーカーの月見里一巴(声:古河徹人)。お節介焼きな彼の初陣が、凍京の命運を賭けた任務<Suicide Mission>へとつながっていく。
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一巴が所属する“阿蛭(あびる)生死者追跡事務所”の所長・阿蛭らび(声:民安ともえ)。幼い外見に似合わず一人称は吾輩で、語尾には「じゃ」を付けて話す。
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かわいいが謎多きホログラムマスコット・ちびこん(声:秋野花)と、一流のハッキング能力を持つ情報屋・ミーアダイン(声:小花モモコ)。
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“自殺未遂者たち”と呼ばれる新興宗教の教祖・卑弥呼(声:佐倉江美)。“鬼道”という道教の技術で死者を蘇生させるらしいが……?
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主人公と同業のリビングデッド・ストーカーたちをはじめ、さまざまなキャラクターが登場。メインキャラクターを描くのは、原作の原画担当である大崎シンヤ氏だ。

 本作のメインシナリオを担当するのは、『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> 』と同じく下倉バイオ氏。氏はサブシナリオの監修も務めている。

 下倉バイオ氏の脚本によるキャラクター描写は、絵そのものを立体的に動くLive2D技術で表現。生き生きと動く主人公たちに、感情移入できること請け合いだ。

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Live2Dによってぬるぬる動くキャラはとても感情豊か。メインストーリーのアドベンチャーパートでは、ほぼすべての立ち絵がLive2Dで、なおかつフルボイス仕様だ。
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プレイアブルキャラクターたちの個別ストーリーもLive2D&フルボイスとなっている。きみ、とんでもない経緯で戦ってるね!
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ステータス画面などでもLive2Dの立ち絵をじっくり堪能。プレイアブルキャラクターたちにも物語がぎっしりと詰め込まれている。

物語に集中できる、プレイヤー想いのシステムがうれしい!

 原作同様に下倉バイオ氏が描き出す、原作で語られなかった部分が明かされる……。となると、原作ファンなら当然「じっくりストーリーを観たい!」と思うことだろう。

 しかし、本作はアドベンチャーゲームではなくシミュレーションRPGだ。時間で回復する行動力(AP)を消費してクエストをこなす、ブラウザやスマホではお馴染みのシステムを踏襲している。

 そうなると、戦闘で勝てるように育成に時間を割かないと、ストーリーの続きは見られないのでは……と心配する人もいるだろうが、そこはご安心あれ。最近のソーシャルゲームユーザーたちの意見を考慮したシステムが盛り込まれている。

 テンポよくプレイでき、そのぶんストーリーに集中しやすくなっているのだ。

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メインストーリーモードは、この章は戦闘のみ、この章はアドベンチャーパートのみと、話ごとに区切られている。ストーリーの途中で挿入された戦闘によって没入感が台無しになることはほとんどない。

 体験プレイを通じて筆者がとくにうれしく感じた点は、キャラクターの育成システムについて。

 一般的なブラウザ/スマホSRPGの場合、クエストを周回してキャラクターのレベルを上げ、スキル強化やレベル上限突破のための素材を別のクエストで集めて……と、奥深くしたいばかりに、煩雑になっていることもある。

 本作はこの部分を、原作でも登場する外部電脳“エクスブレイン”を強化するという形で、ひとつにまとめていた。

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プレイアブルキャラクターごとに、隣接するパネルをつぎつぎと解放していく方式の“エクスブレイン”が用意されている。自分の好きな効果を狙って解放できるため、育成の自由度も高い。

 エクスブレインのパネルを解放した枚数が、そのままキャラクターのレベルとなる作りには思わず膝を打った。戦闘で経験値を得ることはなく、スキルやパラメーターの強化などの育成要素を、エクスブレインの成長がすべて兼ねている。

 育成の仕方はシンプルだ。キャラクターには5種類のステータスが設定されていて、曜日クエストで属性ごとのエクスブレイン強化素材“強化チップ”を入手。この1行程で済むわけだ。事前に強化チップを溜めておけば、新たな仲間もすぐに即戦力にできる。

 他タイトルでは多くの素材を集めることが当たり前の、“レベル上限解放”の仕組みも手間いらず。仲間を迎えるガチャ“スカウト”で入手済みキャラクターが出たときなどに自動でもらえる“ホログラフィックメモリ”があればオーケーだ。上限解放素材として同キャラを取っておく手間も省けるので、これまた助かる。

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ホログラフィックメモリは、☆4用や☆5用など、各レアリティーのキャラクター間で共用できる(イベントキャラは個別管理)。スカウト以外でも入手の機会があるらしく、一段階上のレアリティー用に変換するシステムも用意されている。
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戦闘に参加したキャラクターは親密度が高まり、個別ストーリー解放や報酬獲得へとつながる。ストーリー解放まで親密度が溜まるスピードもかなり早く、レアリティーによっては数回の戦闘で解放される。

 キャラクターの個性を出したい……というディープなプレイヤー向けに、“装備”システムが用意されている。

 各キャラクターには、それぞれの装備タイプで決められている系統のメイン武器をひとつと、サブ武器を9つ、計10個もの装備を身に着けさせて、強化できる。

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装備は、ステータス値のほかに固有のパッシブスキルを備えている。キャラクターの能力アップだけでなく、前衛でのタンク&カウンター役、後衛での一撃必殺狙い役など、さまざまな役割を付与できるわけだ。

 なお、装備は必ず必要というわけではない。メイン武器を装備していなくても、ふつうに攻撃は可能。

 おまかせ選択でお気に入りキャラクターに装備させておくだけでも十分戦力アップにつながるので、徹底した強化や厳選はコアなプレイヤー向けの考えてもいいだろう。

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10個もの装備枠があることで、こだわればかなりディープにカスタマイズできそうだ。遊びやすさだけでなく、“必須ではないやりこみ要素”があるのもうれしいところだ。

 戦闘は、育成とカスタマイズを施したキャラクターを6人編成し、フォローしているユーザーのパートナーキャラクターをひとり加えた、計7人で行なうことになる。

 コスト上限もあるため、レアリティーが高いキャラクターがいると編成が悩ましい……と思いきや、おまかせ編成がほぼ最適解を出してくれるほどに優秀なので、編成もさくさくだ。

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後述する戦闘システムでは、メイン武器タイプの違いやキャラクター同士の属性もかなり重要。おまかせ編成はその辺も考慮してくれている模様だった。もちろん、自分でこだわるのもアリだ。ちなみに、主人公・一巴のコストは1なので調整役として便利。

 昨今のゲームにおいて、ユーザーは“利便性”と“ゲームをより深く味わえて、時間がなければ省略できる”という2点を求めているように思う。本作はシステムの2本柱がプレイヤーの遊びかたに合わせて選べるようになっていて、好印象を持てた。

 ストーリーを楽しみたいだけなのに、エンドコンテンツに立ち向かうことを大量の時間を割いて強いられる……なんてことは起こりそうにない。

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画面上の各項目をクリックすると解説がポップアップ。クエスト選択画面では広大な“凍京”のマップから目的地を選択するもよし、クイックアクセスで即座に飛ぶもよしの仕様になっている。

戦闘は本格派! でもその気になればオートでさくっと決着!?

 原作同様にストーリーが核となる本作だが、シミュレーションRPGとして、戦闘パートにもおもしろさが盛り込まれている。

 育成要素と同じく、とことんディープに遊びたい人には奥深さを、さくっと済ませてストーリーに集中したい人や素材集め周回をしたい人などにはオートバトルでの手軽さを与えてくれる。

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戦闘はサイドビュー形式。行動順は左上に表示される。キャラクターを移動力に則ったマス数だけ移動させ、それぞれのメイン武器によって決まる射程内を攻撃する。
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武器のタイプは12種類。初期プレイアブルキャラクターは60名以上で、属性の相性やステータスに大きな違いがある。戦略の幅が広い!

 戦闘は行動範囲などによる戦略性はあるものの、基本的には各キャラクターごとに移動と攻撃を選んでいくだけでオーケー。難しく考えなくても大丈夫だ。

 オートバトルや倍速機能もあり、敵の強さによっては3分かからず戦闘が終わることもしばしばだった。

 そこで、今度はちょっとこだわって移動や攻撃範囲を考える。すると、お手軽だったはずの戦闘は一気に奥深くなった。もっとも有効打を与えやすい隊列を組んだり、移動力が高いキャラクターを相手の背後に送って挟撃したり。ボス戦などでの戦闘効率を考えるのも楽しそうだ。

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大型の敵キャラクターには複数のパーツがある。すべてを攻撃範囲に収めれば一気に大ダメージを与えつつ、各パーツを壊して敵の手数を削れる。
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攻撃範囲を考慮しつつ、敵の広範囲攻撃による被害を分散させるために左右に散ってみた。分かりやすいシステムながら、こだわればこだわるだけ奥が深くなる。

 また、アドベンチャーパートに負けず劣らず、戦闘中も細かに動くキャラクターの描写も見どころのひとつ。原作では3DCGを使った戦闘シーン演出に度肝を抜かれたファンも多いだろう。ダイナミックな演出は本作にも継承されている。

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通常攻撃でもリアルな頭身のキャラクターが手足の先まで激しく動く! 各キャラクター固有の技“アクティブスキル”によるド派手な攻撃も爽快だ。

原作ファンと一見さんの両方に寄り添う内容に脱帽!

 「原作ファンでも遊びやすい!」。原作ありのゲームでよく聞く売り文句だ。ここまで紹介してきた通り、本作も違わず、それぞれのプレイヤーに合った楽しみかたができるタイトルになっている。

 原作が好きで本作をプレイし始める人には、配信開始後に開催される第1回のイベントクエストのシナリオを下倉バイオ氏が書き下ろしている点もお伝えしておきたい。

 ストーリーを楽しみつつイベントクエストを進めれば、イベント限定キャラクターや装備など、さまざまな報酬ももらえて一石二鳥だ。

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Live2Dでイベントのメインキャラクターが動く、第1回イベントのメイン画面を、ひと足先に公開。

 また、冒頭でも少し触れたが、本作はPCブラウザ、Android、DMM GAME PLAYERの3つのプラットフォームで、データを共有して遊べる点も便利だ。

 Live2Dや戦闘の演出が重く、PC環境次第ではブラウザでのプレイが厳しいという場合でも、DMM GAME PLAYERでゲームクライアントをダウンロードしてプレイすれば快適に楽しめる。

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こちらがAndroid版の画面。PCブラウザ版やDMM GAME PLAYER版と遜色なく、Live2Dの立ち絵などを楽しめる。家ではPCで、外出先や通勤時間などにはスマホでストーリーに没入しよう。

 原作から本作に入ってくるであろうファンへの気遣いが、そのまま昨今のブラウザゲームなどを遊んでいるコアなプレイヤーの利便性にもつながっているという点でも、本作は非常に興味深い。

 原作ファンのみならず、昨今のブラウザゲームやスマホゲームのプレイヤーにも、この「さくさく遊べる」システム周りの感覚を体験してほしい。

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原作で演出の一環を担ったグロテスク要素も盛り込みつつ、デイリーミッション報酬やガチャのワクワク感など、基本的なコンテンツもしっかり押さえている。10人以上のプレイヤーが共闘するレイドバトルやギルドシステムなども用意されるとのこと。

※当記事のゲーム画面画像は開発中のものです。製品版では、ステータスや仕様などが異なる場合があります。