2018年12月4日、集英社は『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』など大ヒット作の作画を担当した小畑健氏の画業30周年を記念して、初の展覧会を2019年7月13日から2019年8月12日までアーツ千代田で開催することを発表した。

以下は、メーカーリリースを引用して掲載

『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』など大ヒット作の作画で知られる、 小畑健氏の画業30周年を記念した初の展覧会を2019年夏に開催決定!! 類稀なる「画力」で勝負を続けてきた30年間の活躍の全てが詰まった展覧会に。

 『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』など大ヒット作の作画で知られ、類稀なる「画力」で勝負し続ける漫画家・小畑健氏。記念すべき画業30周年を迎え、初の展覧会を2019年夏に開催いたします。

 本展では、1万5千枚を超えるアーカイブの中から厳選した原画を展示予定。原作者とのコンビで自らは作画に専念し、テーマごとに画風を大きく変えて、色彩豊かな青春ストーリーから、ダークで重厚なサスペンスドラマまでを描ききるその表現技術が高く評価されてきました。また、技法を凝らした緻密なイラストレーション、キャラクターデザインなど、30年間の活躍の全てがご覧いただけます。進化し続ける画力を支える、作家の飽くなき探究心と創作の視点を、美しき一筆から体感する<小畑健展>に是非ご期待ください。

<小畑健展>概要
名称(仮称) : 画業30周年記念 小畑健展
会場 :アーツ千代田 3331 〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
会期 2019年7月13日(土)~8月12日(月・祝)
チケット 料金及び発売時期未定
※最新情報は公式HP等で発表します。
主催 :集英社、朝日新聞社
※本展覧会に関する情報は予告なく変更になる場合があります。

■「小畑健展」予告ビジュアル
展覧会公式HP (https://nevercomplete.jp

『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』作画担当・小畑健氏の画業30周年記念展覧会が2019年夏に開催!_01

■小畑健(おばた・たけし)氏略歴
 1985年に投稿作『500光年の神話』で<第30回手塚賞準入選>を受賞。1989年に『CYBORGじいちゃん G』 で「週刊少年ジャンプ」連載デビュー。以来、様々な原作者とのタッグで多数のマンガ作品を手掛ける。その活躍は漫画の世界にとどまらず、イラストワークとして数々のコラボレーションも発表している。現在は「ジャンプスクエア」にて『プラチナエンド』を連載中(既刊9巻)。

※主なマンガ作品
発表雑誌は右の略号で記載 WJ :週刊少年ジャンプ SQ. :ジャンプスクエア YJ :週刊ヤングジャンプ

1989 WJ 『CYBORGじいちゃんG』連載開始
1991 WJ 『魔神冒険譚ランプ・ランプ』(ストーリープランナー・泉藤進)連載開始
1992 WJ 『力人伝説-鬼を継ぐ者-』(原作・宮崎まさる、企画協力・光商会)連載開始
1995 WJ 『人形草紙あやつり左近』(原作・写楽麿)連載開始
1999 WJ 『ヒカルの碁』(原作・ほったゆみ、監修・梅澤由香里)連載開始
2003 WJ 短編作品(前後編)『はじめ』(原作・乙一)発表
2003 WJ 『DEATH NOTE』(原作・大場つぐみ)連載開始
2007 WJ 『BLUE DRAGON ラルΩグラド』(原作・鷹野常雄)連載開始
2007 SQ. 読切作品『HELLO BABY』(原作・森田まさのり)発表
2008 WJ 読切作品『うろおぼえウロボロス!』(原作・西尾維新)発表
2008 WJ 『バクマン。』(原作・大場つぐみ)連載開始
2014 YJ 『All You Need Is Kill』 (原作・桜坂洋、構成・竹内良輔、キャラクター原案・安倍吉俊)を集中連載
2014 SQ. 読切作品『RKD-EK9』(原作・西尾維新)発表
2015 WJ 『学糾法廷』(原作・榎伸晃)連載開始
2015 SQ. 『プラチナエンド』(原作・大場つぐみ)連載開始

※受賞歴
1985 投稿作『500光年の神話』が<第30回手塚賞準入選>受賞
2000 『ヒカルの碁』が<第45回(1999(平成11)年度)小学館漫画賞少年部門>受賞
2003 『ヒカルの碁』が<第7回手塚治虫文化賞新生賞>受賞
2006 『DEATH NOTE』が<日本のメディア芸術100選マンガ部門>入賞