2018年11月27日、動画配信サービスの“Netflix”は、アニメ作品のラインアップ発表会を開催。神山健治×荒牧伸志のW監督によるフル3DCGアニメ『ULTRAMAN』のティザーPVや第2弾ティザーアート、主要キャストを発表した。
以下は、メーカーリリースを引用して掲載
配信日、ティザーPV、第2弾ティザーアート、木村良平ほか主要キャスト一挙解禁! 「ULTRAMAN」(2019年4月1日全世界独占配信)
原作は、「月刊ヒーローズ」連載中で、累計発行部数280万部を超える清水栄一と下口智裕によるコミックス『ULTRAMAN』。ウルトラマンが去った後の世界を舞台に、主人公がメタリックなスーツを纏って異星人と戦う、これまでのシリーズにはない「等身大ヒーロー」としてのウルトラマンを描く。そんな大ヒットコミックのアニメーション監督を手掛けるのは、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの神山健治×『APPLESEED』の荒牧伸志。世界が注目する豪華クリエイターによるダブル監督体制で手掛けられている本作は、フル3DCGアニメーションとして制作されている。
イベントでは、第2弾ティザーアートとティザーPVが解禁! ビジュアルには、本作品の内容を捉える「ウルトラマンの息子が主人公」「親子の宿命」「等身大のヒーロー」というメッセージが表現されており、映像では、3DCGならではの緻密な雰囲気と、徹底的に質感や光沢にこだわり躍動するULTRAMANスーツ、また本邦初公開の変身シーンやスペシウム光線など、アニメーションならではの飛躍が垣間見えている。
続いて主要キャストも解禁となり、主人公の早田進次郎役を木村良平、かつてウルトラマンと同化していた地球人・早田進役に田中秀幸、ULTRAMANスーツを着用し、通称SEVENとして活躍する諸星弾役に江口拓也、ACEとして活躍する北斗星司役に潘めぐみなど、豪華キャスト陣が作品を彩る。『Metal Gear Solid』シリーズなどの戸田信子、陣内一真が音楽を手掛けることも発表となった。
また、神山監督と荒牧監督からのスペシャルメッセージも到着!
本作の見どころについて荒牧監督は、「役者さんの動きをベースに、アニメーション的な気持ちよさなども加味したカメラワークというのを目指してます」と語り、神山監督は「モーションキャプチャーを使っているけれども、アニメのキャラクターたちがダイナミックに動くところはだいぶリッチだと思いますね。アクションシーンをあれだけ長く1話の中でたっぷりやれるというのは、なかなかセルのアニメでは出来なかったことだったので、その辺はかなり見どころになってくるんじゃないかと思います」とアピールした。
神山健治監督×荒牧伸志監督コメント
Q.本作の見どころ
荒牧:役者の動きをベースに、アニメーション的な気持ちも加味したカメラワークを目指してます。その辺が、かなり実現できているんじゃないかなと思いますね。
神山:モーションキャプチャーを使っていますので、アニメのキャラクターたちがダイナミックに動くところはだいぶ豪華にできていると思います。あと、1話の中でアクションシーンをたっぷりやれるというのは、なかなかセルアニメでは出来なかったことですので、その辺がすごく見どころになってくると思います。
Q.ストーリーについて
神山:この話を頂いた時に、「ヒーローとは何ぞや」、「ヒーローがどうあるべきか」と言ったことを、入れられるかもしれないなと思いました。
荒牧:(主人公は)現代っ子だけど、だんだんULTRAMANの力を得ることによって、いろんなシビアさに直面しつつ紆余曲折を経て、「どういう覚悟でULTRAMANになるんだ」ということが問われる話だと思うので、それにどう彼が向き合っていくのかっていう話だと感じました。
Q.ファンに向けて
神山:原作ファン、特撮のウルトラマンのファンといった全ての人に喜んでもらうことはなかなか難しいんですけれども、皆さんに喜んでもらえることを目指しつつ、かなり良い映像になってきていると思いますので、放送を楽しみにして頂けたらと思います。
荒牧:「ウルトラマンってなんだろう」ということをもう一度考えつつ作ることができましたし、その想いを画面にできたと思うので、既存のファンの方にも響くように作ってますし、新しい人にももちろん観てもらいたい作品になってます。ぜひよろしくお願いします。
【配信】2019年4月1日(月)より全世界独占配信
【キャスト】早田進次郎:木村良平/諸星弾:江口拓也/北斗星司:潘めぐみ/早田進:田中秀幸
【スタッフ】原作:円谷プロダクション清水栄一×下口智裕(月刊ヒーローズ連載)/監督:神山健治×荒牧伸志/ 音楽:戸田信子×陣内一真/アニメーション制作:Production I.G×SOLA DIGITAL ARTS