東京都立中央図書館にて、2019年1月13日(日)、“マンガ・アニメ・ゲームと東京”が開催される。図書館でマンガやアニメ、ゲームをテーマにした講演というのはなかなかに興味深いが、こちら、明治大学国際日本学部准教授の森川嘉一郎氏を講師に、なぜ日本のマンガやアニメ、ゲームが世界中で愛されているのか、マンガ・アニメが社会にどう影響を与えてきたのか、今後どうなっていくのか……を語るというもの。

 講演への参加は無料で、定員は120名。申し込み方法は東京都立図書館ホームページか、往復はがきにてとなっている。申し込み締め切りは12月25日で、応募者多数の場合は抽選となる。

東京都立中央図書館にて講演“マンガ・アニメ・ゲームと東京”が2019年1月13日に開催。日本のコンテンツが世界中で愛される理由を気鋭の専門家が語る_03

タイトル:東京都立中央図書館 現代文化に関する講演会“マンガ・アニメ・ゲームと東京”
講師:森川嘉一郎氏(明治大学国際日本学部准教授)
内容:なぜ、日本のマンガ・アニメは世界中で愛されるのか。マンガ・アニメが社会にどう影響を与えてきたのか、今後どうなっていくのか……。世界を舞台にCool Japanを表現し続ける専門家が語る。
日時:2019年1月13日(日)午後2時から午後4時まで
会場:東京都立中央図書館4階多目的ホール
定員:120名(応募者多数の場合は抽選)
参加費:無料
申込方法:【1】東京都立図書館ホームページ(https://www.library.metro.tokyo.jp/guide/event/seminar/5059_20181121.html)から申込、または【2】往復はがきに(1)講演会名(2)住所(3)氏名(ふりがな)(4)電話番号、希望される方は保育または手話通訳、要約筆記、介助者など(ひとりまで)の有無を御記入の上、“〒106-8575 東京都港区南麻布5-7-13 東京都立中央図書館 人文科学担当”宛てに郵送
申込締切:平成30年12月25日(火)(消印有効)
問合せ先:東京都立中央図書館 人文科学担当 03-3442-8451(代表)

 ちなみに……ですが、都立中央図書館ではこの9月にコミックコーナーを新設したとのこと。同コーナーでは、現代日本の代表的なコミックを、約1200冊展示しており、本コーナーのために借りたという、岡野玲子先生の『陰陽師』の複製原画と直筆メッセージのほか、池田理代子先生やヤマザキマリ先生、松田奈緒子先生、村上もとか先生からの直筆メッセージも展示しているという。今回の講演は、その流れの一環として行われたものでもあるようだ。

 図書館にマンガが置かれるのは珍しいことではなくなっているが、こうしたエンタメ関連のコンテンツが図書館に並べられるのは、業界の端に身を置く記者としてはうれしいことだ(さらに記者は図書館好きなのでなおさら!)。

東京都立中央図書館にて講演“マンガ・アニメ・ゲームと東京”が2019年1月13日に開催。日本のコンテンツが世界中で愛される理由を気鋭の専門家が語る_01
1階コミックコーナー
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3階コミックコーナー
東京都立中央図書館にて講演“マンガ・アニメ・ゲームと東京”が2019年1月13日に開催。日本のコンテンツが世界中で愛される理由を気鋭の専門家が語る_04
都立中央図書館外観