ドイツのマルコ・ディークマン氏によるインディースタジオIon Landsの『Cloudpunk』を紹介しよう。2019年にPC向けに発売予定のアドベンチャーゲームで、日本語にも対応を予定している。

 本作、これまでグラフィック素材のみが公開されており、先日トレイラーとともに初めて製品として正式タイトルや設定が発表された形だ。

 ボクセルグラフィック(『マインクラフト』のような直方体を積み上げて立体を表現する手法)によって描かれるサイバーパンク都市が特徴的で、海外インディーやピクセルアートシーンを追っている人なら、ディークマン氏がTwitterで公開してきた開発中画像が記憶に残っているかもしれない。

 舞台となるのはサイバーパンク都市“ニヴァリス”。プレイヤーは半合法的な輸送会社“クラウドパンク”のドライバー“ラニア”として、この街を冒険していくことになる。

 サイバーパンク物語にお決まりの陰謀やハッキング問題、不正なAIなどのテーマが登場予定で、プレイヤーの干渉によって住人たちに永続的な影響が出ることもあるそう。Ion Landsは日本向けの展開にかなり意欲を見せているので、気になる人はSteamのウィッシュリストに登録しておくといいのではないだろうか。

空のない街で運び屋稼業。ボクセルで描かれたサイバーパンク都市が美しい3Dアドベンチャー『Cloudpunk』_04
空のない街で運び屋稼業。ボクセルで描かれたサイバーパンク都市が美しい3Dアドベンチャー『Cloudpunk』_01
空のない街で運び屋稼業。ボクセルで描かれたサイバーパンク都市が美しい3Dアドベンチャー『Cloudpunk』_02
空のない街で運び屋稼業。ボクセルで描かれたサイバーパンク都市が美しい3Dアドベンチャー『Cloudpunk』_03
徒歩で移動するシーンも。