サイバーコネクトツー松山社長の著作『エンターテインメントという薬 -光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-』の出版1周年を記念し、ノンフィクションの登場人物である少年がみずから半生をふり返った手記を公開した。

 サイバーコネクトツー松山洋社長によるノンフィクション著作『エンターテインメントという薬 -光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-』(発行:Gzブレイン)が、2018年11月1日に出版1周年を迎えた。これを記念して、ファミ通BOOKSまとめサイトにて特別な手記が公開されている。

 『エンターテインメントという薬』は、病気のため3週間後に視力を失う少年が『.hack//G.U. Vol.3 歩くような速さで』を遊びたがっていると連絡を受け、まだ発売前の同ソフトを少年のもとへ届けた、という松山氏の体験談をベースにしたノンフィクション。昨年2017年、『.hack//G.U. Last Record』発売をきっかけに松山氏と少年は再会し、当時のことを改めて取材して1冊にまとめた。その奇跡のような実話には大きな反響があり、2018年3月にはフジテレビ『奇跡体験!アンビリバボー』に取り上げられている。

 今回、手記を公開したのは、松山氏が発売前のソフトを届けた少年、藤原洋さん。『エンターテインメントという薬』には、藤原さんが幼いころに網膜芽細胞腫という眼にできる小児がんを患ったこと、19歳で再発し、闘病の末に眼球摘出して全盲となったこと、さらに光を失ってからの生活や大切な人との出会いなど、松山氏の丁寧な取材のもと、彼の半生が綴られている。だが、そこでは話し切れなかったこと、伝えたい思いがあり、目が見えない中で長い時間をかけて手記を執筆したのだという。

 非常に長く、重いストーリーではあるが、松山氏による前文からぜひ読んでみていただきたい。

※劇薬 -エンターテインメントという薬の真実- はじめに
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