ポケットに入る7インチのウルトラモバイルパソコン『GPD Pocket2』発表! 発売は11月上旬予定

リンクスインターナショナルは7インチサイズのWindows 10 Home搭載ウルトラモバイルパソコン『GPD Pocket2』を発表した。

 リンクスインターナショナルは7インチサイズのWindows 10 Home搭載ウルトラモバイルパソコン『GPD Pocket2』を発表した。発売は2018年11月上旬予定で、価格はオープンプライス。想定売価は82000~90000円程度になりそうだ。

 10月25日に開かれた発表会に、中国の本社から社長の汪 俊征氏が来日。日本の報道機関に向けて製品紹介を行った。

Shenzhen GPD Technology社長の汪 俊征氏。

 汪氏は本製品について、「先代の『GPD Pocket』から性能、サイズ、インターフェースなど、すべての面で進化している」と語る。

 『GPD Pocket2』の本体は先代に比べてエッジが丸みを帯びており、手に持ったときにフィットしやすい。キーボード中央にあったポインティングデバイスはキーボード右上に移動されているため、手に持った状態でマウスカーソルを操作しやすくなっているのが特徴だ。まるで携帯ゲーム機のように操作できるので、Windowsゲーマーに歓迎されるだろう。

先代と『GPD Pocket2』の比較。

赤い丸で囲ってある部分がポインティングデバイス。

キーボード左上にもマウスクリックの物理ボタンが用意されている。

 スペックはCPUに第7世代“Intel Core m3-7Y30”を搭載し、メインメモリー8GB、eMMCストレージ128GB。ディスプレイはWUXGA(1920×1200ドット)のマルチタッチ対応H-IPS液晶パネルを採用している。

 インターフェースはWi-Fi 802.11acと、Bluetooth 4.1、USB Type-A(USB3.0)をふたつと、フルファンクション対応USB Type-C(USB3.0)をひとつ。さらにSDXC対応のmicroSDカードスロットが搭載されたのも新しい。

汪氏によるインターフェースの紹介。microSDカードがそのまま使えるのは便利!

 汪氏が自信たっぷりに紹介したのは、ベンチマークソフト『CPU-Z』で計測した結果だ。シングルスレッドの場合は先代から約3倍、マルチスレッドの場合は約2倍もスコアが向上していた。

 これだけ性能が向上していると、気になるのはバッテリー駆動時間。しかし『GPD Pocket2』の最大使用時間は、なんと8時間! さらに急速充電“Power Delivery 2.0”に対応しているため、約30分でバッテリーの半分を充電できるそうだ。

パフォーマンスが向上している。また、ストレージのリード/ライト速度も大幅にアップし、操作中にストレスを感じにくくなっている点も大きい進化だ。

実際に『GPD Pocket2』を触ってみた!

 発表会終了後、実際に『GPD Pocket2』を触ってみたところ、たしかに先代に比べてコンパクトになっている。サイズはそれほど変わっていないようだが、エッジがなめらかになっているため、見た目はもちろん、手に持ったときは想像以上に小型に感じた。

 さらにボディーはマグネシウム合金で作られたユニボディ設計のため、力を入れて握っても本体がきしむことはない。

スケールを書き加えて、本体写真を改めて掲載。やはり小さい。

先代との比較。手に持ったとき、しっくり馴染むように本体下部がなめらかになっている。

 先代から移動したポインティングデバイスの位置は、多くのユーザーが歓迎するだろう。同社が発売するゲーム用モバイルマシン『GPD WIN』シリーズのように、本体をグリップした状態でマウス操作がしやすい。外出中にWindowsゲームをプレイしたい人にとって最適のマシンだ。

発表会の会場には同社の人気商品『GPD WIN』シリーズも展示されていた。

 GPUはCPUに統合された“Intel HD Graphics615”。Direct XとOpenCLをサポートし、最大900MHzで駆動するため、それほど負荷のかからないゲームであればストレスなくプレイできるはずだ。

 発売日は前述したとおり、2018年11月上旬を予定している。取扱販売店はビックカメラとソフマップ、TSUKUMO、ヨドバシカメラ、コジマの5店舗。それ以外の店舗でも並行輸入品が販売されているようだが、同社のサポートを受けるためには上記の店舗で購入する必要があるので注意してほしい。

ディスプレイをグイッと最大まで開いてみた。先代よりも大きく開き、ほぼ平面になる。

キーのデザインは人間工学に基づいて設計されている。キーピッチが広くなり、タイプミスが起こりにくくなった。

底面の冷却用スリットは大型化。高速処理を行うCPUを効率よく冷ます。

発売は2018年11月上旬で、想定価格は82000~90000円となる見込みだ。

『GPD Pocket2』仕様

●本体サイズ:181mm×113mm×14mm(最薄部 9mm)

●重量:約510g

●CPU
プロセッサ:Intel Core m3-7Y30
コア数/スレッド:2/4
動作周波数:1.0GHz(ベース)、2.6GHz(バースト)

●グラフィックス
GPU:Intel hd Graphics 615
動作周波数:300MHz(ベース)、900MHz(バースト)

●メモリ
容量:8GB

●ストレージ
規格:eMMC
容量:128GB(拡張・増設不可)

●ディスプレイ
液晶パネル:7インチ、1920×1200(323PPI)
仕様:ゴリラガラス 4、H-IPS(マルチタッチ対応)

●インターフェース
キーボード:QWERTYキーボード
マウス:光学式ポインティングデバイス
マルチファンクション:左右マウスクリック、クーリングファン制御、ボリューム、ディスプレイ輝度、電源On/Off
USB 3.0 Type-A(2)
USB 3.0 Type-C(1)
microSD(1)
音声出力とマイクインの3.5mmコンボジャック

●オーディオ
スピーカー:2chステレオスピーカー内蔵
マイク:内蔵

●有線LAN
なし

●無線LAN
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
(2.4G/5G Dual-band wifi,867Mbps)

●Bluetooth
4.1

●カメラ
なし

●バッテリー
容量:6800mAh
稼働時間:最大8時間