Oculus VRの新たなVRヘッドセット“Oculus Quest”が発表。単体動作する一体型で、来春に399ドルで発売予定。

 Facebook傘下のOculus VRが、恒例のカンファレンス“Oculus Connect 5”を開幕した。冒頭の基調講演では、これまでコードネーム“Santa Cruz”として知られていた新たな一体型VRヘッドマウントディスプレイ“Oculus Quest”を正式発表。来春発売予定で、海外価格は399ドルとなっている。

 昨年、本誌で体験リポートをお届けしているが、この製品の特徴は、ハイエンドなPCや専用スマホなしに6DoF(6自由度)のVR体験を行える一体型ということ。

 製品の構成としては単体動作する同社のVRヘッドセット“Oculus Go”で使われているモバイル系の技術の延長にありつつ、Goでは対応していなかった使用者本人の前後上下左右の移動を可能としている。

 製品としてはPC用のVRヘッドマウントディスプレイ“Rift”(外部センサーで位置検出)とOculus Go(単体動作するが位置の検出は行わない)の中間に位置し、インサイドアウト方式の位置検出(本体側のセンサーで周囲との位置関係を検出する)によって、要は自分の足でVR空間を歩き回るようなことが可能となっている。

 グラフィックなどはハイエンドには及ばないものの、Gear VRやGoより上の“Riftクオリティ”(マーク・ザッカーバーグ氏談)のタイトルが体験可能で、発売時には50タイトル以上が対応するとのこと。

 いくつかモデルがあるようで、399ドルモデルでは64GBの内蔵ストレージを搭載。片目あたりの解像度は1600x1440ピクセルで、光学系はOculus Goと同様のものを搭載するとのこと。

6DoFになったことでジャンプすればVR世界の中でもジャンプできるかも(もちろんソフトがそういう処理に対応していることが必要だが)
モーションコントローラーが付属し、自分の手でVR世界に干渉できる。