2007年にニンテンドーDS用ソフトとして発売され、世界で高い評価を獲得した『すばらしきこのせかい』が、装いも新たにNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)に登場。2018年9月27日の発売を目前に控えた今回の記事では、本作を名作たらしめている特長や進化した点、追加要素をおさらいする。
なお、週刊ファミ通2018年10月11日号(9月27日発売)では、本作の発売記念特集をお届け。シリーズのファンにアンケートを実施し、その結果や寄せられたアツい声をたっぷりと掲載しているので、ぜひその熱気に触れてみてほしい。
理不尽な“死神のゲーム”に翻弄される参加者たち
シブヤを舞台とする“死神のゲーム”に巻き込まれた主人公・ネクは、パートナーとともに謎のバケモノ“ノイズ”を倒しながら生き残りを懸けて戦う。“死神”から下されるミッションをクリアできなければ、待つのは消滅だ。
≪STORY≫
物語の舞台はシブヤ。
主人公のネクはある日シブヤの雑踏で目覚めた。
いつもどおりに見えるシブヤの街並みだが、ネクはあることに気づいた。
それは周りの人達の考えていることが次々と頭の中に流れ込んでくるということ…。
この能力がどうして身についたのかは不明だが、気づいた時にすでに持っていたバッジと関係がある様子。
戸惑うネクの元に不思議なメールが届く。
その内容は、
“ミッションをクリアしなければネクの存在が消える”
という不条理なものだった。
そして、なぜかシブヤから外に出ることもできなくなってしまった。
何が起こっているかを理解する間も無く、タイムリミットが迫る。
仕方なく行動を始めたネクは、シキという女の子と出会う。
彼女に言われるがままに、ひとまず協力しあうことになった彼らは
街にはびこる謎のバケモノ“ノイズ”を倒しながらシブヤを奔走する。
果たして彼らは生き残ることができるのか――
シブヤを探索してミッションクリアのヒントを探せ
ゲームの参加者は、舞台となるシブヤの街から出られない。行き交う人々から認識されておらず、会話も不可能だが、人々の思考を読むことはできる。その中から、ミッションのヒントを探していこう。