本作ならではの新要素が続々披露された50分!

 2018年9月20日(木)から9月23日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ2018(20日・21日はビジネスデイ)。2018年9月22日のスクウェア・エニックスブースでは、2018年12月20日発売予定のプレイステーション4・Nintendo Switch向けソフト『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』のステージイベントが行われた。

『ドラゴンクエストビルダーズ2』ビルダーズスクール課外授業で明らかになった新情報をリポート!【TGS2018】_01

 “ビルダーズスクール”は、シリーズファンにはおなじみの人気イベントだが、『ドラゴンクエストビルダーズ2』では初の課外授業ということもあり、多くのファンの注目を集めた。これまでと同様、MCは福島蘭世さんが務め、プロデューサーの藤本則義氏、白石琢磨氏、“Vジャンプ”のサイトーブイ氏が登壇。白石氏がNintendo Switch版を操作して、出展されている試遊版と同様の内容となる“モンゾーラ島”での冒険を披露した。以下では、本イベントで明らかになった本作のポイントをお伝えする。

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ステージ前にはたくさんの人が殺到! どれだけ注目されているのかがわかる盛況ぶりに。
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解説を務めたのはプロデューサーの藤本則義氏と白石琢磨氏。
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シリーズのおさらいをした後はさっそく冒険の舞台であるモンゾーラ島へ!
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●ダッシュが軽快!
 本作から導入されたダッシュ。広大なフィールドを移動するのに便利なうえ、非常に軽快で気持ちよく動けるのでモノ作りもはかどりそう。なお、ダッシュ中には画面内に“ST”の文字とゲージが表示されていた。これはダッシュに使用するスタミナを表すものだろう。

●一人称視点に注目
 一人称(主観)視点でプレイが楽しめるのも、前作にはなかった要素。町の人たちをじっくりと見たりするときに駆使していた。狭い洞窟の探索などでも活躍しそうだ。

●接触ダメージの廃止
 バトルでモンスターに接触した際、ダメージを受けなくなった。もちろん攻撃が当たればダメージは受けてしまうものの、体に触れただけなら大丈夫というのは、かなりストレスが減るはず。

●武器とビルダー道具の使い分け
 武器とビルダー道具は、異なるボタン操作で使えるようになった。これは前作のファンならなかなかの新感覚を味わえるのだが……実際に体験ツアーで触れて、この感覚を知ってもらうのがよさそう。

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※画面は配信動画をキャプチャーしたものです。

●畑作りの楽しさ!
 モンゾーラ島で学べる畑作り。かかしを作り、畑の場所を決め、タネを植えて、水場を作り、収獲するまでの一連の流れを紹介してくれた。この流れの中で、前作にも登場した設計図が本作にもあることが明らかになっている。また、モノ作りの楽しさを島の住人に教えると獲得できる“ビルダーポイント”の存在も!

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●作業台の見やすさ改善!
 作業台にアクセスした際、作れるものが項目別に並べる仕様となった。また、設計図の使用時には、その設計図で必要になるアイテムの数がわかるように!

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 ここまではTGS 2018 に出展された試遊版でも味わえる要素なのだが、課外授業では少し物語が進んでからの模様も披露された。約10分間の映像の中から、押さえておいたほうがよさそうなポイントをピックアップしていこう。

●天候の変化
 島の中では雨が降ることも。公開されたモンゾーラ島の湿地帯に限ったものなのか、全域にわたって変わるのかは不明だった。

●犬がパーティに!?
 犬を連れて歩いているときは、地面にタネが埋まっているところで犬が吠えてくれる。探索には犬に付いていって、タネを集めるとよさそうだ。

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●新種のブロックも!
 大きなトゲのある植物が登場。触れるとダメージを受ける。

●新モンスターも確認!
 『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』に登場するうみうしとギズモが本作にも登場することを確認。

●便利なワープ機能が登場!
 前作のマップよりも広い範囲を見られる“全体マップ”を導入。さらに、マップ上にいくつか設定された地点へワープすることも可能になっているようだ。

●おおみみずが大活躍!
 本作のオープニングムービーにも登場するおおみみず。彼はかかしを立てて畑の場所を決めると、そこの土を植物が育てられるきれいな土にしてくれるようだ。

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こんなにもおおみみずを、好ましく思えるときが来るなんて!

●作物の育てかたは多彩!
 タネを土に植えて水をかけるだけでオーケーというタネもあれば、タネを植えたあとに水を引いてきて、水に浸していないと発芽しない作物も! 水田にするためには、自由に水を取り出せるツボのようなアイテムが大活躍するようだ。なお、自由に水を出すこともできれば、その水を回収することもできる。

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●町の人々ともに移動!
 前作ではステージが変わると、その町の住人とはお別れすることになったが、本作ではモンゾーラ島などで知り合った町の住人とからっぽ島やほかの島に移動できるそう。

 多くの新要素が公開された『ドラゴンクエストビルダーズ2』。イベントの最後には、鳥山明氏が描いたパッケージアートも初公開されたので、こちらの配信動画でしっかりと確認していただきたい。ちなみに小ネタではあるが、この課外授業終了後に行われた“GEMS COMPANY奈日抽ねねの『ドラゴンクエストビルダーズ2』ステージアフタートーク”では、メロンという植物かあると判明したこともお伝えしておく。

 期待の高まる『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』では、2018年9月26日まで、プレイステーション4、プレイステーション Vita、Nintendo Switchそれぞれで、前作がセール価格(40%オフ)で発売中。「前作を遊んでいなかったけど、本作は気になる」という方は、前作を遊びながら本作の発売を待とう!

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TGS2018でプレイできなかった人は、2018年10月から始まる試遊ツアーに参加を!