殺し屋剣士がスタイリッシュに暴れまくるアクションゲーム『Katana ZERO』を紹介。

 Askiisoftのアクションゲーム『Katana ZERO』を紹介しよう。本作は海外インディーパブリッシャーのAdult Swimから2018年にPC/Mac版がリリース予定。

 『Katana ZERO』の主人公は、謎多き過去を秘めた殺し屋剣士。彼は愛刀と時間感覚を操作するドラッグ“クロノス”とともに標的の本拠地へと突入し、淡々と依頼を遂行する。

 記者は2度ほど海外のインディーイベントで本作のデモをプレイしているのだが、ゲームとしては“サイドビュー(横視点)版の『ホットライン マイアミ』”といったところ。敵の攻撃を一発でも食らえば死亡扱いとなりリスタートで、一回もダメージを受けないパーフェクトなプレイができるまでやり直すという設計だ。

 一方で剣で弾をはじき返せたり、クロノスの効果でスロー効果を得ることができたり、扉を蹴飛ばして入り口にいる敵を倒せたり、三角跳びやスライディング回避があったりと、アクションに関連したギミックは多め。フル活用していい感じに敵の一団を倒してクリアーできると気持ちいい。

一応、完全な殺しの計画をイメージしながらプランを練っているという設定なので、ステージクリア―すると監視カメラ風の映像に切り替わり、リプレイを“犯行の様子”のようにして見せてくれる。

 またアクション面だけでなく、ダークで謎めいたストーリーが展開されていくのも『ホットライン マイアミ』ぽさを感じる部分だ。

 ミッションの前後には主人公の見る悪夢が挿入され、ドラッグと殺しの依頼書を提供する“ドクター”がセラピーの一環として解釈を試みるのだが、剣士の混乱は酷くなっていくばかり。

ドクターは夢の解釈を披露してくれるのだが、剣士にドラッグと殺しの依頼書を手渡す張本人でもあるので、本当に治療する気があるのかあまり信用できない。

 やがてミッション中に標的の最期の言葉として意味深なことを言われたかと思えば、携帯電話に掛かってくるボスからの電話で「二度と標的と話すな」と指示される。果たして誰を信用すればいいのか?

目前に迫った死に対して慌てふためく標的。
怪しい格好について聞かれ、「コスプレだよコレ」と嘘をつく主人公。一見無駄な会話が後で剣士を救うことも?

 というわけでなかなか濃い世界でギミックもりもりのスタイリッシュな2Dアクションを楽しめる本作。PC/Mac版のリリース以降に家庭用ゲーム機版も予定されているほか、未確定ではあるものの日本語対応も検討しているとのこと。