アメリカのシアトルで、現地8月31日から9月3日にかけて行われたゲームイベント“PAX WEST”で、日本でもスクウェア・エニックスから発売が予定されているオープンワールドアクションアドベンチャー『ジャストコーズ4』のパネルディスカッションが行われた。

過激でバカなアクションと大破壊が楽しめる本シリーズを支えてきたAPEXエンジンがさらに進化し、より複雑で無茶な物理シミュレーションが可能に。砂漠などの新たなロケーションも増えたほか、ビークル(乗り物)や武器にも複数の使い道が用意されるなど、「すべてをエクストリーム(過激)に進化させる」というコンセプトで開発が行われているという。

そういった中でトルネードや雷雨が最新作での象徴的な新要素とされており、会場で披露された映像では、滑走路に泊まっていたジャンボジェットが空に巻き上げられてぶっ壊れる様子や、敵の基地が雷で壊滅していく様子も見られた。


また本作、ストリーマー(有名配信者)を使ったプロモーションを積極的に行っており、このパネルディスカッションにはYouTubeチャンネルFunhausのメンバーが登壇。彼らが『ジャストコーズ4』の開発中バージョンをプレイした映像も披露された(YouTubeでも公開されている)。
中でも盛り上がっていたのが、シリーズの象徴グラップリングフックまわりの新機能である“エアリフター”(某ゲームのように小型気球をつけて物を飛ばす)と“ブースター”(噴射ブースターをくっつける)を使ったテク。
敵であるブラックハンドの軍勢から奪った戦車にエアリフターをバランスよくくっつけてみると……飛んだ! “空飛ぶ戦車”と称される戦闘ヘリなどが実際に存在するが、これは本当に空を飛びながら敵地を強襲する戦車。「原理的に無理じゃねぇか」とか難しいことは考えても仕方がない。戦車が飛んだら面白い。それでいいじゃないですか。


より極端な天候に、よりバカな使い方ができるガジェットまで来て、より過激な遊びを楽しめそうな本作。海外ではプレイステーション4/Xbox One/PCで2018年12月4日の発売を予定しており、日本でのリリース日もそろそろ決まって欲しいところである。