2018年8月21日~25日(現地時間)、ドイツ・ケルンメッセで開催されている欧州最大のゲームイベント“gamescom 2018”に、アクティビジョンの『コール オブ デューティ ブラックオプス 4』がプレイアブル出展された。本作をプレイした模様をリポートしよう。
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王道だからこそ安心して楽しめる
gamescom 2018のビジネスエリア内にあるアクティビジョンのブースにて、メディア向けに出展されていた『コール オブ デューティ ブラックオプス 4』は、定番の人気FPS作品だ。予防線を貼るわけではないが、記者はFPSに関してはかなりの素人。ボッコボコにやられる予感しかしないが、敵も味方もメディア陣なので「まぁ、楽しめればいいや」と、気軽な気持ちで参加することに。
今回挑んだモードは、いわゆるチームバトルが楽しめるマルチプレイヤーモードだ。まずはロビーで自分の分身となるキャラクターを選択。人数(5対5の計10名)が揃うまでに、手持ちの装備のパーツを付け替えたりできる。そして人数が揃い、いよいよバトルがスタート! 戦場は若干近未来的な建物内。まずは地形を覚えて、待ち伏せしやすいポイントを探そうかな……と考えていると、味方が全速力で駆け出した。えっ、そんなに思い切って突っ込んでいいの? と思いつつ、彼らのあとについていくと、相手のチームも似たような感じで突っ込んできて壮絶な撃ち合いに。その後はひたすら乱戦で、相手を倒したかと思えば思わぬ方向から撃たれてリスポーンする羽目になったりと、とにかく雑な対戦内容になってしまったが、これはこれで楽しい! 操作がオーソドックスでわかりやすいため、キャラクターを自分の手足のように動かせるし、壁の向こうにいる味方の位置もつねに表示されていて、合流するのも簡単だと感じた。ちなみに前作では“スラストジャンプ”や“ウォールラン”といったアクションが存在していたようだが、本作はリアリティーを重視しているのか、トリッキーなアクションはナシ。記者のようなFPSルーキーでもすんなり楽しめているのは、このシンプルさゆえかもしれない。全体的にテンポが早く、やられてもすぐにリスポーンできるお手軽さも、敷居を下げていると思われる。もっとも、トッププレイヤーにとっては多少のミスも許されないかもしれないが。めまぐるしく戦況が変化するなかで、味方との連携プレイがうまくいくとやっぱりうれしい。
ちなみに今回プレイしたマルチプレイヤーモードのほかに、ゾンビモードやブラックアウトといった多彩な遊びも用意されている。本作の発売後は、末永く楽しませてくれそうだ。
公式Call of Duty(R): Black Ops 4 「マルチプレイヤー公開動画」[JP]
ちなみに本作は、Xbox One版はアクティビジョンより、プレイステーション4版はソニー・インタラクティブエンタテインメントよりそれぞれ2018年10月12日に発売予定だ。今月行われたベータテストに参加した方も、そうでない方も、王道のFPSである本作に挑んでみてはいかがだろうか?