『星と翼のパラドクス』稼動日は11月に決定! 新機体も発表された“C3AFA TOKYO 2018”内のステージ&ブースの模様をリポート

2018年8月25日~26日に開催された、日本最大級の参加型エンターテインメントイベント“C3AFA TOKYO 2018”。同イベント内にて、スクウェア・エニックスが贈る、アーケード向け完全新作ハイスピード対戦メカアクション『星と翼のパラドクス』のブース出展と、ステージが行われた。本記事では、その模様をリポートしよう。

 2018年8月25日~26日に、日本最大級の参加型エンターテインメントイベント“C3AFA TOKYO 2018”が開催された。本イベントは、キャラクターとホビーをメインに据えた、ゲームやアニメなどの祭典。とくにロボット作品の出展が多いこともあり、ロボット好きにはたまらないイベントとなっている。

 25日にはスクウェア・エニックスが贈る、アーケード向け完全新作ハイスピード対戦メカアクション『星と翼のパラドクス』のトークステージが行われた。登壇したのは、スクウェア・エニックスの丹沢悠一プロデューサーと、プレイヤーのパートナーである“アズワン”を演じる、声優の小松未可子さん(ヒカリ役)、諏訪彩花さん(レイカ役)、佐藤美由希さん(シャーリー役)の4名だ。

丹沢悠一プロデューサー

左から、小松未可子さん、諏訪彩花さん、佐藤美由希さん

 本作は“エア・リアル”と呼ばれるロボットに乗って戦う、最大8対8のハイスピードロボットアクション。プレイヤーは、まるで本当にロボットに乗ったかのように、アクションに合わせて座席がグリグリと動く可動型筐体に乗り込み、地球から離れた星の戦争に参加するという設定となっている。そのパートナーを務めるのが、小松さん、諏訪さん、佐藤さんが演じる“アズワン”だ。

 これまで本作は秋稼動と告知していたが、ここで正式に稼働時期が発表。丹沢氏は「スクウェア・エニックスの秋は長い、って良く言われるんですけどね(笑)。“秋とか言って、どうせ来年なんでしょ”とか思われるかもしれませんが……」と冗談を飛ばしつつ、本作の稼動日が11月に決定したことを明かした。なお、稼働日の詳細日時などは現在調整中とのことだ。

 続いては、小松さんが実際にゲームのプレイを披露。本作は敵拠点の最奥にある“コア”を破壊したチームが勝利となる。すでにやり慣れているという小松さんは、敵機体の撃墜よりも、とにかくコアへの突撃を優先! ビームでガンガンコアを攻撃し、あっという間に勝利! 丹沢氏や観客が「早い!」と驚くような腕前を披露した。

丹沢氏「誰が乗ります?」、小松さん「じゃあ私が!」、諏訪さん&佐藤さん「どうぞどうぞ!」ということで、小松さんがプレイを担当。

 小松さんは「やっぱ(パイロットの)素質があるのかなー!(笑)」と、自身の腕前を誇りつつ「本当にロボットを操縦しているかのようで、のめり込んじゃいます」と、可動筐体の臨場感を大絶賛。また、諏訪さんは「私はアクションが苦手なんですが、“スタンダード”なら私でも乗れました!」と、操作モードについて言及。本作は簡易操作の“スタンダード”と、複雑だがより自由な操作が可能となる“テクニカル”の2種類が用意されている。

 もともとはテクニカル操作のみだったのだが、スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏が本作を遊んだ際に、操作に戸惑ってしまったため、社長用に用意していたのがスタンダードだったと、丹沢氏から開発秘話も飛び出していた。また、丹沢氏は「諏訪さんから、“乗る”という表現が自然に出てきたのがうれしいです!」と感激。本作は“遊びに行く”というより、ロボットに“乗りに行く”という感覚で楽しんでもらいたいとアピールしていた。

 おつぎは、エア・リアル&アズワンのおさらいタイム。スタンダードタイプの“ソリディア”&ヒカリ、スピードタイプの“カーディナル”&ナギ、サポートタイプの“シーユー・レイター”&レイカが改めて紹介された。

 紹介が終わりそうになると、佐藤さんが「ちょっとちょっと―! シャーリーのエア・リアルはないんですか!?」と丹沢氏にツッコミ。丹沢氏が「そういえば発表していませんでしたね(笑)」と言うと、今回初発表となるエア・リアル“ゴールテン・ダー”が披露された。

 “ゴールテン・ダー”は見た目通りの重量級。耐久力があるので、コアや拠点の防衛に優れた機体となっている。シャーリーはメカが大好きという設定なので、自分の趣味を機体に反映させまくった結果、ゴツゴツの機体になったという設定があるようだ。また、エア・リアルはパーツを自由に付け替えられるので、あくまでゴールテン・ダーの性能は、すべてのパーツを揃えたときのお話。丹沢氏は、カスタマイズで無限の選択肢があることを語っていた。

 さらに、ステージに初披露の歌が流れると、本作の主題歌を『創聖のアクエリオン』、『マクロスF』などを手掛けた、菅野よう子氏が作曲。ボーカルをEGOITSTのchellyさんが担当することが発表された。曲名などは明らかにされていないが、アニメーションPV第2弾の公開とともに、近日発表予定とのことだ。

 そろそろステージも終了ということで、出演者からのお別れのご挨拶。その中で、小松さんはゲーム内のアナウンスを担当していることも発表された。最後に丹沢氏は、「2月の発表からお待たせしてしまいましたが、そのぶんおもしろいゲームになったと自信をもってお届けします。11月にぜひゲームセンターで遊んでください」とコメントし、本ステージは終了となった。

また、現在行っているキャンペーンも告知された。

ブースの模様&試遊体験をリポート!

 ここからは、『星と翼のパラドクス』ブースの模様をお届け。このブースではさまざまな展示物が楽しめるほか、『星と翼のパラドクス』の試遊体験が可能。試遊は整理券制で、午後に差し掛かると整理券の配布が終了してしまうほどの人気ぶりだった。

エア・リアル“ソリディア”の大型模型。

コトブキヤから発売を予定している“ソリディア”のプラモデルの原型。

担当声優のサイン入りキャラクターパネル。

キャラクターや設定資料などを解説したパネルも展示されていた。

ぐわんぐわんと動く筐体に驚きながら、試遊を楽しむプレイヤーたちが多かった。

試遊を待つあいだは、操作マニュアルなどを確認できた。

 今回は筆者も試遊することができたので、簡単な試遊リポートをお届けしよう。なお、筆者は本作が発表された“JAEPO 2018”で試遊を体験済み。前回はスタンダード操作を味わったので、今回はテクニカル操作を体験してみた。なお、より詳細なリポートは編集部のしんのすけが執筆した、下記の記事を参照してほしい。

『星と翼のパラドクス』可動式の大型筐体がゴリゴリ動く! アトラクション的な体験とチーム対戦が融合した新作アーケードゲーム!!【JAEPO 2018】

2018年2月9日~11日、千葉・幕張メッセにて開催されている“ジャパン アミューズメント エキスポ 2018”(JAEPO 2018)。開催初日、スクウェア・エニックスブースにて完全新作アクションゲーム『星と翼のパラドクス』がお披露目された。本記事では、ゲームセンター大好き編集者によるプレイリポートをお届けする。

座席にはライトの装飾があり、これはカスタマイズで色などを変更できるそうだ。

左レバー。テクニカルモードでは、おもに移動操作と、緊急回避に使用する。

右レバー。こちらは照準操作(いわゆるエイム)と武器の切り替えがメイン。どちらのレバーも、トリガーを引くと攻撃できる。

フットペダル。テクニカルモードでは左ペダルで上昇、右ペダルでダッシュとやや複雑になっている。

 試遊できたのはロケテストに使用されたバージョンと同じものだが、対人戦(オンライン)ではなくコンピュータ戦(ロケテストでは一部のチームメイトや敵がプレイヤーだった)。使用できるアズワンは、ヒカリ、レイカ、ナギの3人で、機体はソリディア、シーユー・レイター、カーディナルとなっている。

ここが俺のコックピット……! 遊ぶのは2月ぶりということもありドキドキ!

筐体の横に付いているサイドパネル。リザルト画面の表示や、マップの確認など、さまざまな情報が表示される。

前回はソリディアを選んだので、今回はスピードの速いカーディナルで、速度を味わうことにした。

それに合わせて、アズワンも今回はナギを選んでみた。誠実そうな男の子!

出撃前には攻撃、防御、サポートといったロール別の装備に変更可能(ゲーム中も、帰還or撃破されると変更できる)。武器もカスタマイズ可能なので、どんな装備が出てくるのかこれから楽しみだ。

ナギにタッチして出撃! これがいいんですよ!

 可動筐体の臨場感は、ぜひ1度は味わってほしいのひと言! 出撃時には「カーディナル、出るッ!」といった感じでビューン! と、飛び出す感じが楽しめるほか、レバーの赤いボタンを押すとものすごいダッシュができる“フルドライブ”では“G”が身体に圧し掛かる感覚が! ぐおおおおおっ!(錯覚)

 照準はかなりファジーになっていて、レティクルの中に敵機体を入れればロックオンしてくれるため、初弾を当てるのは比較的簡単。ただし、撃ち続ける場合はしっかりと狙いを定める必要があった。また、カーディナルの“アサルト”ロールは、拳銃とライフルのほかに、レーザービームを放つ武器も使用でき、これがカッコよすぎて「食らええええッ!」と叫びたくなるほど超爽快! まさにロボットを操る感覚が味わえるようになっている。

 ちなみにカーディナルの“フルドライブ”は、出撃地点から敵拠点最奥のコアにまで到達できるほどに素早い。各拠点の制圧をしたり、コアが解放された際の突撃、咄嗟の防衛など、すべて瞬時に行動に移せるので、ポイントごとの移動に優れた機体だと感じた。

ふっ、2回目だから余裕の勝利だったぜ……(ギリギリ)。

 なお、今回試遊を体験した一般の方々に感想をお聞きしたところ、「ロボットに乗る感覚が初めて味わえて興奮しました!」といったものや「昔のアーケードゲームって、こういう筐体もの多かったので懐かしかったですね」というような、やはり筐体に関する感想が多かった。一方で「ゲームのルールが分からなくて、何をしていいのか分からなかった」と、ゲームルールが分かりにくさを指摘する人もいた(ちなみにコアの解放条件は、3つの以上の拠点を制圧すること)。

丹沢悠一プロデューサーにミニインタビュー!

 本記事の最後として、ステージを終えた直後に行った、丹沢悠一プロデューサー(以下、丹沢)へのインタビューをお届け。稼動日までの意気込みや、新機体についてなどをお聞きした。

――今回を試遊された方々の評判などはいかがでしょうか?

丹沢 これまでイベントでは“JAEPO”と“ワンフェス”に試遊を出しましたが、“JAEPO”はやはりアーケードゲーマーの方々が来られるので、新作アーケードゲームを遊ぶぞ! と、意気込んでいる人が多かったんですよ。“ワンフェス”は模型やフィギュアの祭典ですから、やはりロボット好きの方が来られたんですよね。今回の“C3AFA TOKYO 2018”も近くて、ロボット好きの方々が多いイベントです。そういった人たちがふらっと訪れて、実際に遊んでみて、ゲームはそこまでうまくはないのですが、ロボットを動かす楽しさを感じてもらえたのかなと実感しています。いわゆるライト層の方々にも、遊んでもらえるゲームにできた手応えもありますね。

――試遊された方々にお話を聞くと、ゲームのルールが複雑で分からないという意見もありました。

丹沢 今回の試遊はロケテストバージョンなので、チュートリアルを省いているんです。稼動した際のチュートリアルは、かなり丁寧にやってから本番に入っていくので、そこは稼動が開始したら、プレイヤーの方々には安心してほしい要素です。今回の試遊は、とにかくロボットに“乗る”楽しさを、まずは味わってほしかったんです。

――なるほど。ゲーム中でも定期的に“拠点を制圧しましょう!”というような、自分のやるべきことのナビが表示されますが、おそらく試遊された方々は、稼動筐体の興奮で耳に入っていないでしょうね(笑)。

丹沢 興奮してくれるのはうれしいですが、ちょっと複雑な気持ちですね(苦笑)。じつはナビも、現状のバージョンでは倍くらいに増やしています。より、自分が何をすべきか分かりやすくなっていると思います。

――よりゲームが分かりやすくなっていそうです! 今回、11月の稼動開始も告知されましたね。

丹沢 秋とお約束していましたので、ギリギリ秋かなってところに間に合いました。とはいえ、発表から約1年経ちそうなくらいお待たせしてしまいました。そのぶん、ゲームのおもしろさにはかなりの自信を持っています。ゲームの開発は非常に順調なのですが、可動筐体というところで、時間を掛けて安全面への配慮を現在慎重にやっています。時間は掛かりますが、安全に楽しく遊べる筐体をお届けいたします。

――また、今回は新機体“ゴールテン・ダー”も発表となりました。

丹沢 初期機体は6機体を用意しています。最初は使いやすい機体にしておかないと、ゲームに慣れてもらえないので、オーソドックスな機体のみです。ピーキーな性能の機体は、稼動後に増やしていくスタイルを考えています。もちろんパーツのカスタマイズができますので、6機体だけには留まらないバリエーションで最初から遊べますよ。

――“ゴールテン・ダー”は重量級ながらも、俊敏な動きが可能とのことですが、具体的にはどういった性能なのでしょうか?

丹沢 たとえば“カーディナル”は、緊急回避や拠点間の移動が素早いですが、ブーストゲージが低いので、スタミナ切れになりがちです。“ゴールテン・ダー”は長くブーストできるため、緊急回避もたくさんできます。ただし、拠点間の移動に使う“フルドライブ”が遅いというところで、重量級になっています。ただ、あくまで全身を“ゴールテン・ダー”に揃えた場合の話ですので、そこは自由にカスタマイズしていただければと。

――最後に稼動を楽しみにしているファンの方々と、読者へメッセージをお願いします!

丹沢 ずっと「稼動秋っていつやねん! スクエニだからどうせ来年だろ!」とか言われてたのですが、なんとか11月に決まりました(苦笑)。稼動初期から、おもしろいネタをどんどん仕込んでいますので、ぜひ期待していてほしいです。そして、まずは1度プレイしてみてください!

[2018年8月27日 17時35分 記事修正]
本文中の一部表記に誤りがあったため記事を修正しました。読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。



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