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2018年8月21日~25日(現地時間)、ドイツ・ケルンメッセで開催されている欧州最大のゲームイベント“gamescom 2018”に、ユービーアイソフトの『アサシン クリード オデッセイ』(以下、『ACOD』)がプレイアブル出展された。本作をプレイした模様をプレイ動画つきでお届けしよう。
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ステルスアクションの老舗として人気を博している『アサシン クリード』シリーズ。2018年10月5日に発売が予定されている最新作『ACOD』はどんな感じで楽しめるのか、さっそくプレイしてみた。主人公のキャラクターは男女(男性ならアレクシオス、女性ならカサンドラ)から選択する。女性の主人公はこれまでにも存在したが、カサンドラはシリーズの主人公としては珍しいタイプなので、せっかくなのでこちらを選んでみた。美人だし。プレイを開始すると、人々の行き交う街中からスタート。作品ごとに時代背景の異なるのは『アサシン クリード』シリーズの特徴のひとつで、本作では紀元前431年の古代ギリシアが舞台になる模様。ストーリーやクエストに関わる人物はマップにマークが出るので、迷うことなくその人物のもとへ向かう。広大なオープンワールドで、崖や建物の壁などを自在に上れる自由度の高さは本作でも健在。そしてクエストの依頼主(ブライスという名の女性)に話しかけ、クエストを進めるとすぐにバトルが始まった。バトルに関するアクションは従来作より進化しており、剣や弓で攻撃したり、回避行動を取るほかに、ゲージを消費して強力な範囲攻撃をくり出したりキックするなど、さまざまなスキルを駆使して変化に富んだアクションが楽しめた。逆に、敵がけっこう強いので、スキルの使いどころを考えて戦わないとあっという間にゲームオーバーになってしまう。いわゆる“死にゲー”としての緊張感も味わえるゲームになっているのだ。さらに物語を進めていくと、船に乗ってとある島を目指すことに。船の操作はシンプルで、大海原を自由に航海できるのも本作の注目ポイントだろう。上陸し、茂みや高所に身を隠しつつ進んでいくと、たくさんの敵が密集しているところに到着。そのまま見つからずに進むのは難しそうだったが、本作では時間を半日進めることもできるので、夜まで待ってから先へ進むことにした。見回りの敵兵は少なくなったとはいえ、茂みに隠れてその真横をすり抜けるときは、思わず手に汗を握るほど緊張してしまった。さらにその先の洞窟では2頭のクマが! いくらカサンドラが屈強とはいえ、余計な戦いをしてリスクを背負う必要はないと判断し、壁を伝って奥へ進んでいく。そうして無事に目的のアイテム(円盤)を見事入手(その後気が緩み、脱出時にクマに追い回されたけど)。ほどよい緊張感と、発見されてもがんばれば何とかなる感の両方が楽しめるあたり、「さすがは『アサシン クリード』!」と言ったところ。
『アサシン クリード オデッセイ』をプレイ(その1)
続いて、先ほど手に入れた円盤を使って遺跡のような場所へ。ブライスが捜し求めているリゲイアという人物に逢うために来たのだが、再会してめでたしめでたし……とならないのが本作。ようやく出会ったリゲイアは毒蛇の髪の化け物(いわゆるゴーゴンとかメデューサ?)に変わり果てており、ブライスは石にされてしまった。そこからのバトルはとにかく壮絶! 石像の兵士を召喚されたり、石化ビームを打たれたりと、何度もゲームオーバーになっては夢中でリトライをくり返していた。このような手強いボスは、こちらが苦戦しまくるほどパターンを倒せたときの達成感が高くなっていいですね。いわゆる“死にゲー”というジャンルの遊びだが、「ああ、いま俺はゲームを心底楽しんでいる!」といった気分にさせてくれるのでこういった要素は大歓迎です。。ちなみにこのボスはいわゆるやり込みコンテンツのひとつであり、ストーリーの進行上必ず倒さなければならない存在ではないので、死にゲーが苦手な方もご安心ください。
『アサシン クリード オデッセイ』をプレイ(その2)
リゲイアを倒した後のイベントでしんみりしたところで試遊は終了。壮大な古代ギリシアのオープンワールド、緊張感溢れるアクション、そしてやり込みの達成感に飢えているゲーマーなアナタ。今年の秋は『ACOD』をぜひプレイしてみてください。