2018年8月21日~25日(現地時間)、ドイツ・ケルンメッセで開催されている欧州最大のゲームイベント“gamescom 2018”。バンダイナムコエンターテインメントの対戦格闘ゲーム最新作『ソウルキャリバーVI』のプロデューサーインタビューをお届け。

 2018年8月21日~25日(現地時間)、ドイツ・ケルンメッセで開催されている欧州最大のゲームイベント“gamescom 2018”にて、バンダイナムコエンターテインメントの対戦格闘ゲーム『ソウルキャリバーVI』がプレイアブル出展された。発売日が2018年10月18日に迫り、ますます注目度が高まる本作について、本作のプロデューサーを務める大久保元博氏にインタビューを実施した。

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大久保元博氏(おおくぼもとひろ)

『ソウルキャリバーVI』プロデューサー

『ソウルキャリバー』らしさを詰め込んだ1本に

――gamescomでのプレイアブル出展も大盛況でしたね。まずは、久しぶりのナンバリングタイトルになる『ソウルキャリバーVI』の注目ポイントをお聞かせください。

大久保 本作の企画・開発を始めるときに、過去のシリーズ作すべてを見直し、どの要素がユーザーの皆さんに受け入れられていたのかをすべて洗い出しました。そうして浮かびあった要素とは“武器を手に闘う意味”、そして“プレイヤーが実際に武器を手に持ったかのような感覚で自在に振り回せること”、さらに“3D空間の中を自由に動き回れること”などです。かつ、『ソウルキャリバー』独特の世界観を楽しんでいただけるものにする必要がありました。そこで、ストーリーモードもガッツリ遊べるように作りこんでいます。

――対戦格闘ゲームの中でも、ここまでストーリーに注力されているタイトルは珍しいですね。

大久保 これまでのシリーズ作が積み上げてきた『ソウルキャリバー』の世界観が、お客様から高く評価していただけていましたので、最新作『VI』でも全力でニーズにお応えしていく姿勢です。

――プレイアブル出展での手応えはどのように感じられていますか?

大久保 gamescomに限らず、さまざまな場所で出展させていただき、私自身もできる限り現地へ行くようにしています。従来のシリーズ作に触れてきたファンの皆様が喜んでいる顔を見て、とても励みになっています。とくに今月のアタマに開催されたEVO2018でサイドトーナメントを実施させていただきました。TOP4あたりの闘いを見ていると、早くも新システムを使いこなしていたりして、ファンの皆様のプレイには驚かされるばかりです。

――トッププレイヤーの動きを見て調整を行われることもあるのですか?

大久保 正直申しますと、すでに発売2ヵ月前なのでゲーム自体は完成しています。ただ、それより前の段階では、トッププレイヤーの方々の戦いかたを参考に調整してきました。発売後も様子を見つつ、パッチなどで調整を行うことは考えています。

――なるほど。実際に試遊させていただきましたが、初見でも思い通りに操作できたことに驚きました。間口の広さも意識されているのですか?

大久保 武器を使って闘う対戦格闘ゲームというのは、それだけでアドバンテージがあるんです。

――というと?

大久保 「このキャラクターはこんな武器を持っているから、このように闘うんだろう」と想像すると思います。その結果、初めてくり出す技なのにしっくりくるんです。それこそが『ソウルキャリバー』らしさですね。さらに、ガチャプレイでもそれっぽい動きを楽しめるようにしています。また、本作ではできるだけ複雑な操作は必要ないように心がけました。

――シンプルな操作で遊べることにもこだわりが?

大久保 操作技術よりも、武器の特徴を踏まえた戦いの駆け引きを重視した結果です。その結果、間口の広さにもつながっていますね。

――一石二鳥なわけですね。

大久保 日本は昔からゲームセンターがたくさんありましたが、現在はゲームセンターがほとんどなくなっている国も少なくありません。ワールドワイドで見ると、対戦慣れしていない方がガチャプレイで遊ぶシーンも多いので、できるだけたくさんの方が楽しめるように設計しました。

――なるほど。9月の東京ゲームショウでもプレイアブル出展はされるのですか?

大久保 大久保 出展は検討しています。東京・中野にあるRed Bull Gaming Sphere Tokyoという場所では毎週火曜日に遊べるようにしていますので、こちらも是非。

――発売されたら、対戦が盛り上がりそうですね。

大久保 最新のPVには新たなキャラクターも登場します。武器も独特ですので、ぜひ注目してください。また、ストーリーモードでは『ソウルキャリバー』の原点の楽しさも詰め込んでいますので、シリーズ作を遊んだことがないお客様にも楽しんでいきたいです。