2018年8月19日、東京・スターライズタワーにて、人気アーケード作品『ガンスリンガー ストラトス』(以下、『ガンスト』)の稼動6周年を記念した公式イベント“ストラトスパーティーVI”が開催された。本イベントでは、最強のチームを決める公式大会“神位頂上決戦”、公式対戦イベント“ガンストワールドカップ”、公式コスプレ大会、『ガンスト』にまつわる問題を解く“アルクトゥルス学園入学試験”、物販、イラストコンテストと、6周年にちなんだ6つのコンテンツでユーザーを楽しませた。本記事では、その模様をお届けしていく。
対戦からコスプレまで盛りだくさん!
会場ではメインステージと並行して、『ガンスト』にまつわる試験に合格するとオリジナルのNESiCAカードがもらえる“アルクトゥルス学園入学試験”や、会場内に設置された筐体で対戦して勝利すると抽選でオリジナルグッズが手に入る“ガンストワールドカップ”などの催しが展開。来場者たちは楽しげな様子で思い思いの催しに参加していた。
イベントでは、『ガンスト』コスプレイヤーの頂上を決めるコンテスト“COSPLAYER'S BATTLE ARENA”も開催されたということもあり、来場者の中には、キャラクターのコスプレで参加した方の姿も多数! ちなみに、コンテストではしんさん(コスプレ:羅漢堂 凛)が最優秀賞、のらさん(コスプレ:キャシー・オードナー)、三毛猫教授さん(コスプレ:草陰 陵)が優秀賞を獲得し、それぞれに賞品と特別称号が贈られていた。
日本一の栄冠は誰の手に!? “神位頂上決戦”
“神位頂上決戦”は、店舗大会の“神位争奪戦”で優勝を重ねることで到達できるクラス“GOD”に到達したプレイヤーのみが参加を許される『ガンスト』史上最高峰の公式大会。当日はじつに17チーム、総勢68名もの猛者が集い、日本一を懸けて激しいバトルをくり広げた。
準々決勝、準決勝を制し、決勝に勝ち進んだのは“インフェルノ橋本”と“俺、いらなくね?”。それぞれが選択してステージで2本先取の3本勝負を行った。
1戦目は“俺、いらなくね?”が選択した“日本橋”で試合開始! 決勝の舞台に選んだだけあって“日本橋”での戦いは“俺、いらなくね?”が有利に進め、制限時間いっぱいリードを守って勝利。
続く2戦目のステージは“新宿”。こちらでも、“俺、いらなくね?”が序盤から優位に立ったが、制限時間終了間際で“インフェルノ橋本”が反撃開始! しかし、すんでのところで“俺、いらなくね?”が逃げ切り、1戦目に続いて“インフェルノ橋本”を制し、見事優勝! “神位”の座についた“俺、いらなくね?”には、優勝賞品として黄金のガンコントローラと、“EXPERT”のEXアイコン、“天地神明”の特別称号が贈られた。
『ガンスト』は世界へ向けて胎動を始める!
“神位頂上決戦”が幕を閉じると、シリーズプロデューサーの門井信樹氏が登壇。2018年9月末に予定されているバージョンアップをもって『ガンスト』が充電期間に入ることが明かされた。門井氏によると、「より大きく、より広く世界に向けて『ガンスト』シリーズを打ち出していきたい」とのことで、9月末予定のバージョンアップが『ガンスリンガー ストラトスΣ』では最後のバージョンアップになるが、すぐに稼動が終了するわけではなく、オンラインサービスは今後も続くそうだ。
続いて、壇上にはシリーズの主人公である風澄徹を演じる阿部敦さんが登壇。門井氏とともに、これまでのシリーズの歩みを振り返りながら、これからの『ガンスト』に懸ける期待について語った。
その中で門井氏は「増えたりすることはあるかもしれませんが、いまのところキャラクターが変わる予定はありません。皆さんと育ててきた『ガンスト』をうまく再構築していきたいです」と発言。それを受けて阿部さんは「ホッとした!」と胸をなでおろしていた。最後に、おふたりが会場に謝辞を述べると、これまでの6年を労うかのような温かい拍手が会場を包み、イベントは終幕となった。