インディースタジオBig Evil Corporationの『Tanglewood』は、群れからはぐれてしまったキツネ風の主人公Nymnが我が家に帰るまでの冒険を描いたアクションゲーム。対応プラットフォームはPC/Mac/Linuxと……メガドライブ/Genesis(北米版メガドライブ)。
実は本作、スタジオ代表を務めるプログラマーのマット・フィリップス氏がわざわざその開発機を手に入れ、当時の開発言語を学んで開発されたという新作メガドライブゲームなのだ。
メガドライブ対応エミュレーターで使用できるROMファイル同梱という形でPC/Mac/Linux版がSteamやitch.ioで配信中で、Steamでの価格は1840円。また公式サイトではメガドライブカートリッジ版が54ポンド(約7600円)で販売されている。
ゲームとしては少しパズルライクなプラットフォームアクションとなっていて、Nymnは直接的な攻撃手段を持っていないというのがポイント。
基本的にはフィールドの端にあるゴールにたどり着くのが目的なのだが、登れない崖があったり、強大な敵が立ちはだかって迫ってきたり、直接ゴールに行けないことがほとんどだ。
そこで重要になってくるのが、Nymnが左右の移動とジャンプ以外に行える“転がす”アクション。岩を転がして足場を作ったり、マップギミックを利用して敵を無力化したり、“Fuzzl”と呼ばれるカラフルなモジャモジャキャラを転がして彼らの家に帰すことで得られる特殊能力を使ってゴールを目指すのだ。
なお本作、体験版がitch.ioで公開されており(メガドラ版ファイルもある)、Steamでも近日公開予定。気になる人はまず体験版を試してみるといいんじゃないだろうか。