往年のホビーパソコンを手のひらサイズで再現した、ハル研究所の“PasocomMini(パソコンミニ)”。その第2弾の製作が進行中であることが判明した。

「次機種の製作進行中」とハル研・郡司ディレクター

第1弾の“PasocomMini MZ-80C”。実機を1/4サイズで再現。

 懐かしのホビーパソコンを、実機の約1/4という手のひらに乗るサイズで再現した、ハル研究所の“PasocomMini(パソコンミニ)”。その第2弾の製作が進行中であることが、講談社のスマホマガジン“Hot-Dog PRESS”No.189 2018/7/26号(7月26日配信)で報じられた。

 同誌の“HDP's VIEW ミニゲーム機をゲットせよ”という企画のため、フリーライターの筆者がハル研究所に問い合わせたところ、思いがけず判明。「現在、次機種の製作進行中です。発表まで、いましばらくお待ちください」という、PasocomMini開発ディレクター 郡司照幸さんからのコメントが同誌に掲載された。

ハル研究所 PasocomMini開発ディレクターの郡司照幸さん(写真右)と、代表取締役社長の三津原敏さん(同左)。“静岡ホビーショー 2017”にて。

 そこで、今回改めてハル研究所に問い合わせると、「現時点での最新情報となります。現在、公開できるのはここまでです(広報課 石田聡さん)」との回答が。第1弾の“PasocomMini MZ-80C”がすでに完売していることもあり、期待がふくらむ。

第1弾の“MZ-80C”はすでに完売

 さて、第1弾のPasocomMini MZ-80Cは、1979年にシャープから発売されたパソコン“MZ-80C”を1/4スケールモデルとして再現したものだった。SBC(シングルボードコンピュータ)“ラズベリーパイA+”を内蔵し、モニターやキーボードを接続して使える本格派だ。

PasocomMini MZ-80C はSBC内臓。モニターはHDMI接続、キーボードはUSB接続が可能で、microSDカードも使える。

 スマイルブームの“SmileBASIC”や、MZ-80シリーズのエミュレータが搭載されているため、BASICやマシン語のプログラミングも可能。『平安京エイリアン』など、5種類のゲームも収録されていた。

PasocomMini MZ-80Cには、『平安京エイリアン』『地底最大の作戦』など、5タイトルのゲームを収録。

 発売されたのは2017年10月。レトロゲームショップのBEEP秋葉原(店頭・ECショップ)を通じ、数量限定にて19800円[税抜]で販売されたが、すぐに完売となる人気ぶりだった。

気になる第2弾は? 過去には“PC-8001”“FM-7”も試作

 では、第2弾ではどんな機種が再現されるのだろう? PasocomMini MZ-80Cの発表が行われた静岡ホビーショー 2017の会場には、1/4スケールの“NEC PC-8001”と“FUJITSU MICRO 7(FM-7)”の試作品も参考出品されていた。ということは、この2機種が最有力候補となるか!?

静岡ホビーショー 2017に参考出品された“PC-8001”。

 PasocomMini MZ-80Cの発表時、ファミ通.comの取材に対し、ハル研究所代表取締役社長の三津原敏さんは「もちろん、シリーズ化を希望しています。自分がいろんな機種を並べてニヤニヤしたいですから」と語っていた。三津原さんといえば、“FUJITSU MICRO 8(FM-8)”や“NEC PC-6601SR(テレビパソコンMr.PC)”をはじめ、貴重な機種の数々を発売当初から所有、現在でも保管しているレトロPC愛好家。ほかの機種が候補に挙がることも十分考えられる。

静岡ホビーショー 2017に参考出品された“FM-7”。

 発売予定日や予価など、一切の情報は不明だが、今後発表されるであろう続報に期待したい。そして祈ろう、「思い出のあの機種が製品化されますように」と!