俳優やスポーツ選手に対して、“いまいちばん勢いのある~”という表現を使うことが多いが、ゲームで言えばさしずめ『フォートナイト』がそれにあたるかもしれない。2017年にバトルロイヤルモードが実装されるや人気が爆発。コンシューマープラットフォームやスマートフォンにも対応し、驚くべき勢いでユーザー数を増やしてきた。そんな勢いが端的にうかがえたのが、2018年6月12日~14日(現地時間)アメリカ・ロサンゼルス、コンベンションセンターで開催されたE3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2018会場における『フォートナイト』ブースだろう。コンベンションセンターのサウルホールに設けられた同ブースには、連日多くのユーザーが詰めかけ、大いなる賑わいを見せていた。
ちなみに、E3 2018会期中にも、Nintendo Switch版『フォートナイト バトルロイヤル』の配信を開始したり、“Fortnite World Cup”開催を発表するなど話題に事欠かない。ちなみに“Fortnite World Cup”の賞金総額は、ウワサの1億ドル(つまり日本円に換算するとおよそ110億円)というから、これを勢いと言わずに何と言えばいいのか、といったところである。
ロイヤルなパーティーも大盛り上がり
そんな“いまいちばん勢いのあるゲーム”『フォートナイト』のパーティー“Fortnite Party Royale”が、E3 2018開催初日の6月12日に行われた。場所は由緒正しき、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムの敷地内だ。E3会期中は、各メーカーなどが適宜関係者を招いてのパーティーを開催することはご存じの通りだが、そのパーティーは如実にそのメーカーの勢いを反映したものとなる。一般ユーザー(事前登録の申し込み制)も招いての『フォートナイト』という1タイトルに特化したパーティーで、これだけの規模というのはなかなかに壮観で、同作の熱量を感じさせるもの。「来ているなあ」と口をあんぐりするしかない。
当日は多くのセレブが招かれていたようで、ゲームクリエイターさんたちの姿もそこかしこに。それぞれ所属する会社のTシャツを来たスタッフが、図らずも仲よく並んでハンバーガーを口にしているさまはどこがおもしろいかった。敷地内ではプレイステーション4とXbox One版の試遊あり、『フォートナイト』ならではの撮影スポットあり、コスプレイヤーが闊歩してのおもてなしありと賑やか。
多数のミュージシャンを招いてのスペシャルライブが、パーティーに大きな華を添える。振る舞われたお酒と食事を手にしながら、ノリノリで踊るパーティーは、夜更けを過ぎてもその熱が衰えることはなかったのだった。こちらの方は、本当にパーティー好きで、盛り上がり上手!