『ロックマンX アニバーサリー コレクション』プレイインプレッション 新モード“Xチャレンジ”で懐かしのボスたちに大苦戦【E3 2018】

2018年7月26日(PC版のみ7月25日)に発売される『ロックマンX アニバーサリー コレクション』の担当ライターによるプレイインプレッションをお届け!

 2018年7月26日(PC版のみ7月25日)に全世界で同時発売される『ロックマンX アニバーサリー コレクション』(以下、『アニコレ』)。本作には、ふたつのバージョンがあり、『アニコレ』には『ロックマンX1』から『ロックマンX4』、『アニコレ2』には『ロックマンX5』から『ロックマンX8』が収録されている。すべてのシリーズが遊べる『アニコレ1+2』も用意されている。ハードは、プレイステーション4、ニンテンドースイッチ、Xbox One、PC(Steam)に4機種で発売。今回のインプレッションでは、新モード“Xチャレンジ”を中心にお届けしていく。

2D作品と3D作品、それぞれに新要素を追加

 2Dの『ロックマンX1』~『ロックマンX6』は、なめらか補正、ブラウン管調、オリジナルというグラフィックを変化させる3種類のフィルターが用意されている。筆者のオススメはブラウン管調。文字通りブラウン管テレビでプレイしているかのような見た目になるので、当時の雰囲気を現代の液晶テレビやモニターで感じられる。3Dの『ロックマンX7』と『ロックマンX8』は高解像度化され、プレイステーション2のころよりもさらに美しくなった印象を受けた。フィルターや高解像度化で画質は変わったが、それ以外はそのまま移植されているので、昔を懐かしみながらプレイできる。

『ロックマンX1』(1993年12月発売)。エックスという新たなロックマンが誕生。『ロックマン』シリーズとは違ったシリアスな世界観や、壁のぼりなどの新アクションが話題となった。

『ロックマンX2』(1994年12月発売)。前作にはなかった巨大ボスや、ステージに乱入するカウンターハンターといった敵が登場。

『ロックマンX3』(1995年12月発売)。キャラクターチェンジシステムが導入され、エックスの仲間“ゼロ”が操作可能になった。

『ロックマンX4』(1997年8月発売)。ハードがスーパーファミコンからプレイステーションに変わったことでグラフィック表現がパワーアップ。アニメーションも導入され、見るという楽しみが増えた。

『ロックマンX5』(2000年11月発売)。ダブルヒーローシステム、新武器、マルチエンディングによってシステムが刷新。前作とは少し違った遊びが生まれた。

『ロックマンX6』(2001年11月発売)。仲間を救出してパーツを入手する、新システムが導入された。

『ロックマンX7』(2003年7月発売)。3人目のヒーロー“アクセル”の初登場作品。本作からポリゴン表現の3Dアクションに変化し、横スクロールに加え、奥へと進んでいく縦スクロールにも対応した。

『ロックマンX8』(2005年3月発売)。新システムのダブルアタックとレスキューチェンジによって、協力するアクションが楽しめる。

倒し慣れたボスがとてつもない強敵に変貌! “Xチャレンジ”に挑戦!

 『アニコレ』だけの新モード“Xチャレンジ”。『ロックマンX』シリーズ歴代のボスたちがタッグを組んでプレイヤーに襲いかかってくるというモードだ。ボスの組み合わせはさまざまで、異なるナンバリングのボスどうしがタッグを組むことも。『アニコレ1』と『アニコレ2』には、、それぞれ“Xチャレンジ vol.1”と“Xチャレンジ vol.2”が収録されており、各エリアの最終ステージが異なる。今回プレイしたのは、共通ステージの1-1と1-2、そして各ボリュームに収録されている1-3の4ステージだ。

エックスバスターに加えて9種類の特殊武器から3種を装備可能。特殊武器は、『ロックマンX1』~『ロックマンX6』から選抜されたものだ。ボスの弱点は原作と同じなので、それを考慮しながら選んでいこう。

『ロックマンX4』のアルティメットアーマーを彷彿とさせる、スケルトンのオリジナルアーマーをまとっている。性能もアルティメットアーマーと似ていて、ホバリングや空中ダッシュ、プラズマチャージショットなどが使える。

各ステージの制限時間はノーマルなら10分で残機はふたつ。かなりシビアなルールだ。

 ステージ1-1では、アイシー・ペンギーゴ(『ロックマンX1』)とフロスト・キバトドス(『ロックマンX4』)が登場。それぞれ個々に相手すれば、比較的倒しやすいボスなのだが、2体揃うと恐ろしく厄介。 フロスト・キバトドスの攻撃をジャンプでかわし、着地すると同時にアイシー・ペンギーゴが突進するといったことも多かった。ボスどうしの行動がうまく噛み合っていて、かなりの苦戦を強いられた。一応、それぞれの弱点であるファイヤーウェーブとライジングファイアを用意してきたのだが、うまく当てるのが難しい……。結局2体の動きに注意しながら、プラズマチャージショットでまとめてダメージを与えながら撃破した。

アイシー・ペンギーゴがくり出す氷に当たると、エックスが氷漬けに。

 ステージ1-2では、バブリー・クラブロス(『ロックマンX2』)とホイール・アリゲイツ(『ロックマンX2』)のコンビが登場。ここでエックスの体力が回復していないことに気づく。体力はステージをクリアーしても引き継がれないので連戦を想定した立ち回りが必要。残機を失った場合は、体力が全快する。この戦いでは、ホイール・アリゲイツの壁を抉る攻撃に大苦戦。抉られた壁に触れるとダメージを受けてしまうので、ステージの水位が上昇した状態でダッシュジャンプして、安全な壁に張り付きながら少しずつダメージを与えた。

水中ステージの底はオイルのせいで視界が極端に悪い。

 “Xチャレンジ vol.1”のステージ1-3。ここではスラッシュ・ビストレオ(『ロックマンX4』)とクレッセント・グリズリー(『ロックマンX5』)の鋭利な爪を持つコンビが立ちはだかる。足元の岩場がせり上がっているせいでステージがものすごく狭いうえに、スラッシュ・ビストレオは画面内を縦横無尽に動き回る。トドメは、クレッセント・グリズリーの地中からの強襲攻撃。どうやって避ければいいのか、わからないまま残機がゼロに……。ちなみに残機がゼロになると1-1からやり直しとなる。試遊できる時間も残りわずかだったので、残念ながらスラッシュ・ビストレオ&クレッセント・グリズリーとの再戦はならず。

ボスが大きいのもステージの狭さに拍車をかけていた。正直なところ、残機と体力があってもクリアーできる気がしなかった(笑)。

 “Xチャレンジ vol.2”のステージ1-3。ウェブ・スパイダス(『ロックマンX4』)とワイヤー・へチマール(『ロックマンX2』)が登場。ウェブ・スパイダスが放つ追尾能力を持った蜘蛛の糸と、ワイヤー・へチマールが撒くツタのコンボが厄介。蜘蛛の糸を避けようとすると、ツタが絡まりジャマをしてくる。ツタをプラズマチャージショットで優先的に破壊し、蜘蛛の糸を安全に回避できる環境を整えながら戦い、見事勝利した。

蜘蛛の糸は、地上に誘導し、ダッシュジャンプで飛び越えてかわすようにした。

新たな攻略法を確立していく楽しみが詰まっている

 まずは、移植されたシリーズを遊んで『ロックマンX』のシリアスなストーリーや、『ロックマン』シリーズにはない新たなアクションを体感してほしい。ゲームをひとしきり遊んだら、Xチャレンジに挑戦してみよう。初めてプレイしたプレイヤーの多くが、「あんなに倒しやすいボスなのになんで勝てないの!?」と、本編では感じられなかった悔しさや歯がゆさを覚えるはずだ。そこを乗り越えていき、新たな攻略法を編み出していくのが、このモードの醍醐味と言える。オンラインランキングにも対応しているので、トップスコアを目指しながら世界中の猛者としのぎを削るのもいいだろう。Xチャレンジのやり込み要素に加え、本作には、設定イラストやグッズカタログなどが収録されたミュージアムモードも用意されている。やり込み要素にこだわらないライトなプレイヤーでも心行くまで楽しめる内容だ。



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