スクウェア・エニックスHDが2018年3月期決算を発表、売上高は微減も営業利益は前期比22%増に。DL販売やスマホ・PCブラウザゲームが好調

2018年5月11日、スクウェア・エニックス・ホールディングスは、平成30年(2018年)3月期の決算短信を発表した。

 2018年5月11日、スクウェア・エニックス・ホールディングスが、平成30年(2018年)3月期の決算短信を発表した。売上高は2503億9400万円(前年同期比2.5%減)、営業利益は381億7600万円(前年同期比22.0%増)、経常利益は361億2400万円(前年同期比16.9%増)となった。

 ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント事業の売上高は1914億6900万円(前年同期比3.8%減)、営業利益は434億2100万円(前年同期比30.4%増)。家庭用ゲーム機向けタイトルにおいて、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』や『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』を発売したものの、大型新作タイトル数が前期よりも少なかったことから、前期比で減収となった。他方、『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』など、過去に発売したタイトルのダウンロードを中心とした利益率の高いリピート販売が引き続き好調だったことから、前期比で増益となったとしている。

 また、スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』、『星のドラゴンクエスト』、『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』、『キングダム ハーツ ユニオン クロス』などの既存タイトルが、国内外で好調に推移したほか、ロイヤリティ収入の増加により、前期比で増収増益となった。多人数参加型オンラインロールプレイングゲームにおいては、『ファイナルファンタジーXIV』及び『ドラゴンクエストX』の拡張版の発売によるディスク売上と課金会員数の増加により、こちらも前期比で増収増益。

 一方、アミューズメント事業においては、店舗運営が堅調に推移したものの、アミューズメント機器の新規タイトルの発売が減少し、前期比で減収減益。出版事業は、コミック単行本の売上が好調に推移し、とくに電子書籍形式による販売が増加している。そして、ライツ・プロパティ等事業では、自社コンテンツのキャラクターグッズ、サウンドトラック等の販売・許諾等が好調に推移した。

 次期については、事業環境の変化に伴い、売上・損益の変動も大きくなっていることを踏まえ、第2四半期連結累計期間の連結業績予想については開示していない。