2018年5月6日、広島県・広島県立広島産業会館にて『モンスターハンター:ワールド』(以下、『MH:W』)のイベント、狩王決定戦2018・広島大会が開催された。このイベントは『MH:W』での最速ハンターたちを決める公式タイムアタック大会の地方大会の3会場目。これまで全国各地で『モンハン』シリーズのイベントは開催されてきたが、広島県で行われるのは今回が初となる。本記事では、広島内外から大勢の参加者が駆けつけたイベントの模様をリポートしていく。

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『モンスターハンター:ワールド』ハンターの祭典が広島初上陸! “狩王決定戦2018 広島大会”リポート_01
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開発陣が来場者とともにクエストに挑み、宝玉入手を目指すステージイベン“リアル集会所~宝玉を求めて~”。宝玉が出れば参加者にグッズがプレゼントされるとあって、みんな意気込みは十分! だが、討伐は順調に進むものの肝心の宝玉がなかなか出ず!

世界観解説にクエストに大盛り上がり! 広島大会スペシャルステージ

 会場内に設置されたステージでは、『MH:W』のプロデューサー・辻本良三氏、エグゼクティブディレクター/アートディレクター・藤岡要氏、ディレクター・徳田優也氏が登壇しての数々のイベントが実施された。このイベントや狩王決定戦の模様は動画配信されているので、見逃した人は公式Webサイトなどからチェックしてほしい。

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<開発者による世界観講座>

 藤岡氏と徳田氏が『MH:W』の世界設定を深く掘り下げて解説する、本イベントの人気コーナー。今回は大蟻塚の荒地をメインに、そこに生息するジュラドトス、クルルヤック、ディアブロス亜種などのモンスターの生態を解説。また特別に調整を加えた『MH:W』のソフトを用いて、珍しい環境生物の紹介がなされた。

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大蟻塚の荒地のランドマーク的存在である大蟻塚は、閃光羽虫の幼虫が寄生しているため、夜になると光を放つという。
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敵対するモンスターや日光による乾燥から身を守るため、全身に泥をまとうジュラドトス。泥がない状態だとエメラルドグリーンの肌があらわになるそうだ。
クルルヤックは1日に3~4個の卵を、それも黄身の部分のみを食べる。
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ディアブロス亜種は子を身ごもっているディアブロスの個体と言われており、攻撃性がかなり高まっている。

<オンライン開発者チャレンジクエスト>

 辻本氏と徳田氏に、放送の視聴者2名を加えた計4名でクエストに挑む企画。クエストはクシャルダオラ討伐(歴戦の個体)で行われ、チャレンジに成功するとRT数に応じてゲーム内で報酬が配信されるTwitterキャンペーンの報酬に重鎧玉×1が追加される。なお、会場内で行われた“リアル集会所~宝玉を求めて~”にて、あまりにも宝玉が出なかったので、辻本氏に罰ゲームが実施されることに。本チャレンジでは、これまでほぼハンマーしか使ってこなかった辻本氏に大剣で挑んでもらうこととなる。そのためか、ギルドカードにはハンマーのみの使用回数が刻まれてきたという辻本氏のテンションはだだ下がり状態。ちなみに、徳田氏にも罰ゲームが実施され、ギルドカードのコメントが強制的に「俺、徳田」になることが決定している。

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 クエストが始まると、辻本氏は大剣の基本操作を確認。真・溜め斬りへのコンボも使えるところはさすがだが、さすがにいつもはハンマーひと筋のためか、立ち回りに苦労してクシャルダオラの攻撃をモロに受ける場面が頻発。藤岡氏いわく「大剣に振り回されている」というプレイに、本当にクリアーできるのか? と取材班も不安に……。やはり、ハンマーのクセでクシャルダオラの頭に張り付くような立ち回りになっている模様。しかし、仲間3人の全力のフォローもあって、なんとか力尽きることなく討伐成功。重鎧玉×1の配信が決まった。そして、「海外でも、ハンマーしか使わないことで有名」という辻本氏のギルドカードには、約10年ぶりにハンマー以外の武器の使用回数が刻まれた。辻本氏は複雑な表情だったものの、重鎧玉がもらえることもあり、開場は温かい拍手に包まれていた。

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