スタジオ常世によるWindows/Mac用ソフト『摩尼遊戯TOKOYO』が本日(2018年3月26日)steamにて発売開始された。価格は1000円で、発売から1週間は10%OFFの900円でセール販売される(4月2日午前2時まで)。
『摩尼遊戯TOKOYO』は(まにゆうぎとこよと読みます)、日本仏教の世界観にインスパイアされた2Dシューティングゲーム。プレイヤーは僧侶となって、木魚に乗り込んで六道巡りの旅に出ることになる。用意されたステージは、“天道”、“人間道”、“畜生地”、“地獄道”、“餓鬼道”、“修羅道”の6つのステージ。木魚から発射される“よしよし”でさまよえる魂を救いながら、それぞれのステージの最後にいる“観音様”にお参りする。最終的には、功徳を積みながら、果ての地である常世を目指すのが目的だ。救った魂がお寺のまわりに集まってくるコレクション要素もあるらしい。
記者も功徳を積むために、ゲーム概要をちょっぴり紹介すると以下の通り。
■裏と表
このゲームの各ステージには裏と表が存在している。プレイヤーに迫りくる避けようのない“む”も、裏と表をひっくりかえすことで避けることができる。ほかにも、裏表をひっくりかえすことでプレイヤーや敵の姿が変わるなど、さまざまなギミックが発動する。
■六道
人間は六道の輪廻から抜け出すことができないと言われている。プレイヤーは寺で瞑想の修業を積むことで、天道、人間道、畜生道、地獄道、餓鬼道、修羅道の6つの道を冒険する魂の旅に出る。6つのステージから好きな順番で選択可能。6つのステージをすべて制覇し、六道輪廻を抜け出したものだけが“常世”にたどり着けると言われている。
■六観音
六道にはそれぞれの衆生を救う6体の観音様がいる。天道に如意輪観音、人間道に准胝観音、畜生道に馬頭観音、地獄道に聖観音、餓鬼道に千手観音、修羅道に十一面観音。彼らにお参りすることが各ステージの目的となる。
■救済
六道にいるさまざまな形の魂は、何度か“よしよし”して救っているうちにお寺に住み着く。さらに、各ステージでハイスコアをとると、六観音様もお堂にまつることができるようになる。たくさん徳を積んで、お寺をにぎやかにしよう。
なんとも独特な世界観を持った本作。世界の果てにある“常世”(海のはるかかなたにある理想郷)を目指したいという、功徳を積みたい方は、ぜひトライすべし! なお、2018年春にはNewニンテンドー3DS版のリリースも予定している。