『LUNAR』から『グランブルーファンタジー』までの楽曲がひとつのライブステージに! 巨大ゲーム音楽フェス“JAPAN Game Music Festibal 2:Re”2日目をリポート

多数のゲームミュージックバンドが一同に介する祭典“JAPAN Game Music Festibal 2:Re”2018年が1月13、14日の両日、東京のディファ有明を舞台に開催された。本稿では、引き続き2日目の模様をお届けする。

 多数のゲームミュージックバンドが一同に介する祭典“JAPAN Game Music Festibal 2:Re”(以下、JGMF)が2018年1月13、14日の両日、東京のディファ有明を舞台に開催された。本稿では、引き続き2日目の模様をお届けする。両日あわせて16バンドが出演するという、なんとも贅沢なフェスとなったこのイベント。その熱気の一部だけでも味わっていただきたい。

 MCは初日に引き続き、アメリカザリガニの平井善之さん、タレントの椿姫彩菜さんが担当。前日から継続参加な来場者も多く、ステージと客席とのコミュニケーションが生まれていた。

『ニンジャウォーリアーズ』から『モンスターストライク』までの楽曲がひとつのライブステージに! 巨大ゲーム音楽フェス“JAPAN Game Music Festibal 2:Re”1日目をリポート

多数のゲームミュージックバンドが一同に介する祭典“JAPAN Game Music Festibal 2:Re”が1月13、14日の両日、東京のディファ有明を舞台に開催された。JGMFとは、イベント名どおりに日本のゲーム音楽シーンを彩る作曲家やバンド・ユニットが多数参加して、熱い演奏を繰り広げる音楽フェスのこと。前回のJGMFから約5年ぶりの開催となったが、今回も大勢の熱いゲームミュージックファンが駆けつけ、大盛り上がりとなった。その模様をリポートしていこう。永久保存版ですぞ!

Crush40

 2日目のトップバッターは、昨日に引き続いて登場の“Crush40”。ロックソウル全開の熱いステージングで、会場に集まったゲーム音楽ファンたちの気持ちを盛り立てていった。

 この日のセットリストは、“青と白の興奮”ともいえるソニックが活躍するタイトルの楽曲を中心としたものに。定番曲に加えて、Crush40結成前に制作されたレアな楽曲や、ゲストバイオリンを加えての『ソニックと暗黒の騎士』のメインテーマなど、バラエティーに富んだラインアップとなった。

バンドメンバー

Johnny Gioeli(ボーカル)
Jun Senoue(ギター)
Shoyo(ベース)
Act.(ドラム)
テイセナ(バイオリン)

セットリスト

1.His world(ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006))
2.Free(ソニック フリーライダーズ)
3.Sonic Boom(ソニック・ザ・ヘッジホッグCD(US Ver.))
4.Call Me Crazy(オリジナル)
5.Watch Me Fly...(SEGA EA NASCAR ARCADE- SONS OF ANGELS)
6.Open Your heart(ソニックアドベンチャー)
7.Sonic Heroes(ソニックヒーローズ)
8.What I'm Made Of...(ソニックヒーローズ)
9.Knight Of The Wind(ソニックと暗黒の騎士)
10.Live & Learn(ソニックアドベンチャー2)

騒然のカワズ

 2番手で登場したのは、ゲーム音楽制作会社・ノイジークロークの現役作曲家たちで構成された“騒然のカワズ”。同社は以前“Tekaru”という赤ジャージが目印のバンドを結成していたが、このライブより多数の新メンバーを加えてのリスタートとなった。ちなみにバンド名の由来は、バンマスでもある同社代表の坂本英城氏によると「ノイジークロークの日本語訳」ということで、なんともわかりやすい。さまざまな楽器が飛び出てくるおもちゃ箱感と、坂本氏のほわんとしたトークも相まって、独特の雰囲気を早くも作り上げていた。

 ライブが始まるとそこはプロ。ゲストボーカルのSAK.さんによるパワフルな歌声が鳴り響いた『消滅都市2』、生演奏は初披露となる『ミトラスフィア』など、人気タイトルの楽曲をバンド演奏向けの見事なアレンジで披露していった。後半は、坂本氏が手がけた『文豪とアルケミスト』『討鬼伝』『勇者のくせになまいきだ:3D』を立て続けに演奏。しっかりと客席を盛り上げてステージを後にした。

バンドメンバー

坂本英城(キーボード)
加藤浩義(キーボード)
いとうけいすけ(ベース)
浅田 靖(ギター)
白澤 亮(ギターほか)
藤岡竜輔(ギターほか)
村上徳子(キーボードほか)
工藤詠世(ドラム)
SAK.(ボーカル)
松原まり(バイオリン)

セットリスト

1.Keep Movieng On(消滅都市2)
2.メインテーマ(ミトラスフィア)
3.バトル -いつものように-(騒然のカワズver.)(きららファンタジア)
4.文豪とアルケミスト(文豪とアルケミスト)
5.開進止メヌ文士タレ(文豪とアルケミスト)
6.カゼキリ -風切- ~ゴウエンマ -業焔魔-(討鬼伝)
7.来るべきセカイ(勇者のくせになまいきだ:3D)

LieN-リアン-

 3番手の登場は、『.hack』シリーズや『アスラズ ラース』などの開発で知られるサイバーコネクトツーがプロデュースするサウンドユニット“LieN-リアン-”。じつは前回のJGMFの際にも出演オファーがあったそうなのだが、ボーカルの三谷朋世氏の妊娠で欠場となってしまったため、今回は満を持しての登場であることを、MCにて明かしていた。余談だが、なぜかサイバーコネクトツー代表の松山洋氏がカメラマンを務めており最前列の来場者をビックリさせていたことも付け加えておこう。

 すでに多数のライブをこなしているだけあって、この日のステージも落ち着いたものに。歴代の『.hack』シリーズの楽曲を、透明感のある歌声と叙情的なメロディにて立て続けに披露。神秘的な空間を作り上げ、来場者のハートを揺さぶった。最後には2017年11月1日にリリースされた最新作『.hack//G.U. Last Recode』のエンディング曲を歌い上げ、癒やしの風を吹かせていった。なお、4月6日(金)には、東京・日本橋三井ホールで10周年記念ライブを行うとのことなので公式サイトをチェックしよう

メンバー

三谷朋世(ボーカル)
福田考代(ピアノ)

セットリスト

1.Come back to The World(.hack//G.U. Last Recode)
2.朝な夕な(オリジナル)
3.やさしい両手(.hack//G.U. Vol.1 再誕)
4.真実の行方(.hack//G.U. Vol.2 君想フ声)
5.優しくキミは微笑んでいた(.hack//G.U. Vol.3 歩くような速さで)
6.心のままに(.hack//G.U. Last Recode)

【2018年2月8日20時25分記事修正】
記事初出時、LieN-リアン-の東京・日本橋三井ホールで開催する10周年記念ライブの日時を4月10日(金)と記載しておりましたが、正しくは4月6日(金)になります。読者の皆さまならびに関係者各位にご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。

Persona .R

 4番目を務めたのは、人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの歌い手たちによるチーム“Persona .R(ペルソナ リソーセス)”。来場者にもファンが多かったようで、歌い手の登場にあわせてスクリーンに映像が映し出されると、ワーッという歓声が湧き上がっていた。

 まずはボーカリストの川村ゆみさんが登場し、『ペルソナ3』オープニングテーマ“Burn My Dread”をソウルフルに歌い上げ、続いてラッパーのLotus Juiceさんが加わってファンクなグルーヴを加速させていく。途中でボーカリストのLynさんにバトンが託されると「会場揺らせー!」の掛け声とともに『ペルソナ5』の楽曲を次々と披露。ボトムに来るブリブリなファンキーサウンドに、会場の熱気は一気に膨張していた。ちなみにMCタイムでは、川村さんがお誕生日ということで、オーディエンスもいっしょになって歌のプレゼントがあったり。チームの仲の良さを感じさせる一幕に、みんながほっこりとしていた。

 なお、『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』の楽曲(Our Moment)と、『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』の楽曲(GROOVY)をアーティストが歌唱したのは今回が初めてで、来場者を大いに喜ばせていた。

メンバー

川村ゆみ(ボーカル)
Lyn(ボーカル)
Lotus Juice(ラップ)

セットリスト

1.Burn My Dread(ペルソナ3)
2.Mass Destruction(ペルソナ3)
3.Wake Up, Get Up, Get Out There(ペルソナ5)
4.Life Will Change(ペルソナ5)
5.Our Moment(ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト)
6.GROOVY(ペルソナ5 ダンシング・スターナイト)

霜月はるか&ACRYLICSTAB

 フェスならではのコラボを披露したのは“霜月はるか&ACRYLICSTAB(アクリルスタッブ)”。名前のとおり・ボーカリスト・シンガーソングライターとして活躍する霜月はるかさんと、ギタリスト阿部隆大氏とボーカリストUryによるユニット・ACRYLICSTABが合体。『エスカ&ロジーのアトリエ』への楽曲提供が縁となりこれまで関西圏を中心にコラボを行ってきたが、今回ついに東京でのライブ実現と相成った。

 ほんわか傾向な霜月さんのライブとは異なって、この日はノリノリのロックチューンで展開。Uyuさんとパワフルボイスに負けじと霜月さんも熱く歌い上げるツインボーカルで、『アトリエ』シリーズの楽曲が次々と奏でられていった。特に、ライブ初披露となる“もしも時を跳べたら”は、前向きな歌詞と力強いメロディーに勇気づけられるような仕上がり。今後も定番曲として歌い継がれていくような気がした。

バンドメンバー

霜月はるか(ボーカル)
Uyu(ボーカル)
阿部隆大(ギター)
野崎心平(ギター)
山田潤一(ベース)
工藤 明(ドラム)

セットリスト

1.STARLLICA(デモンゲイズ2 オープニングテーマ)
2.無限大クロニクル(エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術師~ 挿入歌)
3.あめつちのことわり(エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術師~ 挿入歌)
4.光ノ軌跡(フェリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術師~ エンディングテーマ)
5.もしも時を跳べたら(新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 ~アートランドの錬金術師~ エンディングテーマ)
6.乾きの輪郭(シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術師~ 挿入歌)
7.schwarzawei β ~霧の向こうに繋がる世界~(イリスのアトリエ グランファンタズム オープニングテーマ)