ゲーム制作サークル PICORINNE SOFT(ピコリンネソフト)は 、1990年代アーケード風の横スクロールシューティングゲーム『INFINOS 外伝』を、2018年1月20日よりSteam向けに配信開始した。価格は1080円[税込]。

『INFINOS 外伝』がSteamにて配信開始、1990年代への憧れが溢れるアーケード風横スクロールシューティングゲーム_11

 『INFINOS 外伝』は、1980~90年代初頭をイメージしたドット絵で構成されたシューティングゲーム。システムはシンプルながら、横スクロール特有の“地形”や“ギミック”、そしてストーリーや世界感を語る“演出”が特徴となっている。
 ステージは全7面+α。各ステージは往年のシューティングらしくパターン構築が必要となる。スコアアタックモードの“チャレンジモード”といったやりこみ要素も充実している。パッケージ版はすでにコミックマーケット93でリリースされており、BEEP秋葉原店での店頭販売に加え、通販も行われている。

九十九百太郎氏の手がけるサウンドがゲームを至高の体験に

 ゲームデザイン、ディレクション、グラフィックは、2013年より『INFINOS』シリーズを手掛けてきたRYO氏(PICORINNESOFT)が行っている。RYO氏はゲーム業界の職歴はなく、1980~1990年代初頭のシューティングゲームへの憧れから、シューティングゲーム制作ソフト『シューティングゲームビルダー』を使って、『INFINOS 外伝』をひとりで制作しているとのこと。ゲームに登場するドットグラフィックは、約2年の期間をかけてすべて手打ちで作成している。

 同作のBGMを担当するのは、九十九百太郎氏。『サンダーフォース』シリーズ(テクノソフト)など数々のタイトルの楽曲を手掛け、現在でも根強いファンが多い九十九氏の入魂のサウンドが、より深いシューティングゲーム体験を演出する。なお、『INFINOS 外伝』と同時に、ゲーム版と異なる専用バージョンを収録したサウンドトラックもSteamで配信開始となる。

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『INFINOS』シリーズについて

 INFINOS シリーズは今作『INFINOS 外伝』で 4作目となる。シリーズを通して「80~90 年代のシューティングゲームの新作を」が基本のコンセプトとなっており、ドット絵により構成されたレトロなプレイ感が特徴。おもに海外のプレイヤーが多かったことからシリーズ化が成されている。『INFINOS 外伝』は前作にあたる『INFINOS2』のサイドストーリーとなっており、前作の敵キャラクターやシーンが所々で見られる。

PICORINNE SOFT について

 PICORINNE SOFTは兄弟で結成されたサークルで、ふたりの兄弟が別々にゲームを制作している(シューティングとRPG)。2013年の初代『INFINOS』のリリースと同時にサークルとして立ち上げ、2014年のBitSummitに参加したことから本格的な活動を開始した。2015年には縦スクロールシューティング『BATTLE CRUST』を当時事例の少なかった個人デベロッパーでのSteam Greenlight 通過、配信に成功している。