2017年12月22日から23日の2日間にわたって、千葉県の幕張メッセ国際展示場ホールにて開催された『グランブルーファンタジー』(以下、『グラブル』)のイベント“グラブルフェス2017”。2017年12月23日(土)のメインステージでは、朝から非常に多くの騎空士(※『グラブル』ユーザー)が集まり、オープニングステージの様子を見守った。2日めのオープニングステージには、グラン役やランスロット役を務める声優の小野友樹さん、シェロカルテ役の加藤英美里さん、プロデューサーの木村唯人さん、ディレクターの福原哲也さんに加え、ルリア役の東山奈央さんが登壇し、会場を盛り上げた。



オープニングトークで、さっそくグラーシーザーの抱き枕を2個購入したということを暴露されてしまった加藤さん。なぜふたつ購入したのかを問われると、年末に「中村悠一さんに会うので」と、『グラブル』ガチプレイヤー声優であり、ロミオ役を務める中村悠一さんへのお土産であることが明かされた。なお、中村悠一さんと加藤英美里さんが年末に会うというのは、こちらの配信のことだと思われる(宣伝)。
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前日のステージの模様を登壇者たちで語り合ったオープニングステージ。“ライブペイント”でアートディレクターの皆葉英夫さんが“闇堕ちグラン”を描いたことについて、描いたからには実装しないと、という話題となり、プロデューサーの木村さんが“検討する“と答えていた。また、“グラブルフェス2017”の目玉のひとつ“VR四騎士”を体験したという東山さんと加藤さん。ふたりが唐突に饒舌になった姿に、ステージに登壇した男性陣は苦笑いだった。

オープニングトークの後は、メインステージで“コスプレコンテスト”を実施。司会をローアイン役の白石稔さん、ヴィーラ役の今井麻美さんが務め、審査員としてルリア役の東山奈央さん、プロデューサーの木村唯人さん、ディレクターの福原哲也さん、アートディレクターの皆葉英夫さんが担当した。コンテスト実施前のステージ上でのトークでは、舞台袖に集まったコスプレイヤーの姿を見て興奮気味の東山さんに、コンテスト出場者以外にも会場内にレスラーやアサシンなど、逸材がたくさんいたという話題で開発スタッフ陣も盛り上がる。


コスプレコンテストが始まると、ヴァンピィちゃんにコルワさん、アンチラにリッチと個性豊かなコスプレイヤーが続々と登場。会場も盛り上がる。剣聖ジータで釘バット装備、ウェルダー(クリスマスver.)など、騎空士たちがニヤリとするコスプレも。また、フェリのコスプレはエルーンならではの横乳も見える衣装だったということで、登場した瞬間に東山さんが自身の演じるルリアのように「はわ――」と興奮気味になってしまうひと幕も。またアートディレクターの皆葉さんが「(アンチラの)後ろ側をデザインした覚えがないんだけど、すごい」と感動していたのも印象的。審査員が口々に“細かいところまでよく見てくれている”といった発言をしていたように、本当に細かなところまで作り込まれたコスプレの数々に会場からも感嘆の声が上がった。






















審査のあいだ、ステージ上では公式コスプレイヤーによるショーを実施。見事に再現されたキャラクターたち、縁のあるキャラクターたちの共演に会場から歓声が沸くひと幕もあった。そしていよいよ結果発表へ。各賞は以下の通り。
プロデューサー賞:環さん(コルワ)
ディレクター賞:しぐれさん(ウェルダー)
アートディレクター賞:勇王さん(リッチ)
ルリア賞:ナツさん(ソシエ)
最優秀賞:ティアさん(エリュシオン)





































最優秀賞のティアさんについて、“ゲームへの愛と再現度”という部分が決め手になったことを木村さんが語る。また、アートディレクターの皆葉さんは、“ひとつひとつの要素だけではなく、トータルとして美しい”と最優秀賞の決め手となった理由をコメントした。最後はコンテスト参加者と公式コスプレイヤーたちが全員揃って記念撮影。さまざまなキャラクターが舞台に立ち並ぶ壮観な光景でステージを締めくくった。
