2017年12月22日から23日の2日間にわたって、千葉県の幕張メッセ国際展示場ホールにて開催中の『グランブルーファンタジー』（以下、『グラブル』）のイベント“グラブルフェス2017”。本記事では、22日（金）に行われた“グラブル生放送 フェス出張版”の模様をリポートする。
イベントが開幕すると、本日メインステージで司会を務める、シェロカルテ役の加藤英美里さん、グラン役やランスロット役を務める小野友樹さんを始め、『グラブル』プロデューサーの木村唯人さんと、ディレクターの福原哲也さんが登壇。ゲストには、ローアイン役の白石稔さんに加えて、メーテラ役の柚木涼香さん、スーテラ役の伊藤静さん、フェリ役の米澤円さん、ミリン役の高木美佑さん、ユイシス役の立花理香さん、ナルメア役のM・A・Oさんも登場。『グラブル』開発陣に加え、本作の声優が9名もいる空間の密度には圧倒された。なお、柚木さんと伊藤さん、立花さんとM・A・Oさんは、今回初めて『グラブル』関連のイベントに参加した。
豪華プレゼントだらけのクリスマスチャレンジ
最初のコーナーは、『グラブル』全プレイヤーを対象としたプレゼント企画“グラブルフェス クリスマスチャレンジ”。用意されたさまざまな“チャレンジ”に挑み、条件を達成するとプレゼントの内容が隠された9枚のパネルのうち1枚をめくることができるという企画だ。なお、用意されたチャレンジは以下の通り。
・グラブルならべかえ
・究極の2択
・ぐらぶるっ！ オチ予想
・箱の中身はなんだ？
・グラーシーザー抱き枕9連続キャッチ
・けん玉リフティングチャレンジ
話し合いの結果、最初はグラーシーザー抱き枕9連続キャッチに挑むことに。ふたつのチームに分かれ、カラーコーンで決められた距離からグラーシーザー抱き枕でキャッチボールを行い、9回連続で成功させればクリアーというもの。
事前に抱き枕を持ってみた声優陣は一様に重いと言っていたが、いざ本番になると、終始スムーズに展開。9回目には受け手の柚木さんと投げ手の米澤さんが、カラーコーンを動かして投てき距離を縮めるという奥の手も見せる。この奥の手を白石さんが止めに入るも、その努力もむなしく、ほぼ手渡しに近い距離で抱き枕は渡された。クリアー扱いかどうか怪しいものの、ジャッジ役を務める木村さんと福原さんの恩情により、無事1枚目のパネルをめくる権利を得た出演者一同。柚木さんが1番のパネルをめくると、書かれていたのは、なんとダマスカス鋼。いきなりの豪華プレゼントに、会場からは大きな歓声が上がった。
つぎに選ばれたのは“究極の2択”。来場者たちに2択で質問を行い、どちらの回答が多いかをゲスト陣が予想するというものだ。“ナルメアの「団長ちゃん！」、フェリの「少し躾をしてやろう」のうちどちらを言われたいか”という質問では、会場がナルメアを選んだのに対し、ゲスト陣はフェリを選択してしまい、予想が外れてしまう。ししかし、ほかの2問には正解していたため、このコーナーではパネルを2枚めくり、エリクシールハーフ50個、20万ルピを獲得した。
“箱の中身はなんだ？”は、その名の通りのチャレンジ。箱の中に隠されたグッズに触れた、M・A・Oさん、米澤さん、伊藤さんが揃って“ビィ”と答えて見事クリアー。パネルをめくり、宝晶石1000個をゲットした。続いて“ぐらぶるっ！ オチ予想”へ。マンガ『ぐらぶるっ！』のある話のオチを想定して、その絵を描くというコーナーだ。こちらは、正解を答えるだけではなく、出演者たちが考えたオチが3つ以上被ってもクリアーという、特殊なルールで行われた。題材となる話は、自分を温めてくれる男を探していたメーテラに対し、密かに主張するジンだが、それを無視してメーテラがスーテラに抱きつくというもの。答え合わせでは、自分も温めてほしいとふんどし姿になるジンを始め、声優陣の回答ほぼすべてにジンが登場。正解は、メーテラとスーテラの抱き合う姿にガッツポーズをするジンだった。正解者はいなかったが、ジンをオチに使うという点で3つ以上答えが被ったため、今回のチャレンジもクリアー。小野さんがパネルをめくり、宝晶石2000個をゲットした。
続いてのチャレンジは“グラブルならべかえ”。問題となる項目を、正しい順序に並び換えるという企画。ランスロット、ローアイン、ナルメア、フェリを、年齢の高い順に並べるなど、さまざまな問題が飛び出した。なお、こちらの問題では、ランスロットが27歳だと知っていた小野さんの話を聞き、彼がいちばん最初と予想。最終的にランスロット、ナルメア、ローアイン、フェリと予想し、見事、正解していた。また、スーテラ、メーテラ、ミリン、ユイシスを登場順に並べるという問題では、収録現場でのやり取りを思い出した柚木さんの助言により、スーテラ、メーテラ、ユイシス、ミリンと並べ替えて見事に正解。このコーナーでは、パネルを2枚めくり、ソウルシード150個、Sレア以上確定ガチャチケット1枚を入手した。
最後に残ったのは“けん玉リフティングチャレンジ”。お題はふたつあり、ひとつは、『うさぎとかめ』の童謡のリズムでけん玉を行い、小皿→中皿の順に玉を乗せるというもの。ふたつ目は、サッカーボールを使って10回連続でリフティングを成功させるというものだった。リフティングに備えて別の靴に履き換えた小野さんは、さっそくけん玉に挑戦し、これを難なく突破。その後のリフティングでも安定した足さばきでチャレンジを達成し、残ったパネルをめくる権利を手に入れた。小野さんが4と6をめくると、4には2500JP、そして、6には金剛晶が！ けん玉とリフティングを連続で成功させた小野さんに、溢れんばかりの拍手が送られた。
あの星晶獣と出演者がバトル！
15分の休憩を挟み、ステージは後半戦へ。“グラブルフェス2017”の会場限定ということで、シヴァのマルチバトルに挑戦することになった。『グラブル』をやり込んでいる小野さん、加藤さん、高木さんはひとりで、米澤さんは柚木さんと。立花さんはM・A・Oさん、白石さんは伊藤さんとペアを組み、用意された6台のスマートフォンを使って共闘。高威力の特殊技をくり出され、ひやっとするシーンもあったが、こちらもクリアー。当初はプレゼントなしの予定だったが、加藤さんや白石さんの説得により、勝利のご褒美として“シュヴァリエソード・マグナ”の在庫をひとつ増やすことが決まった。
年末年始も情報満載
マルチバトルを終え、『グラブル』の新情報に関する発表へと移行。新たなリミテッドキャラクター、オリヴィエが発表されると、会場からは歓声が上がる。新たな召喚石は、グリームニルが登場。風属性攻撃力を120％上昇させる加護を持っているとのことだ。
さらに、“パンデモニウム”の最終章追加に関する新情報が発表がされた。こちらは2018年初頭の実装を予定しており、同時に最終上限解放されたジョブ専用武器も明らかに。また、開発コード“ExII”の新情報として、“黒猫道士”が公開。猫を思わせる尻尾や耳が特徴で、攻撃的だがトリッキーな性能をしているらしい。
ほかにも、リミットボーナスの拡張やランクキャップの解放、マグナ系の武器や召喚石のさらなる強化に加え、シヴァやエウロぺといった新たな星晶獣とのマルチバトルを追加するなど、今後の『グラブル』にまつわるさまざまな情報が発信された。
