2017年12月22日から23日の2日間にわたって、千葉県の幕張メッセ国際展示場ホールにて開催中の『グランブルーファンタジー』(以下、『グラブル』)のイベント“グラブルフェス2017”。本記事では、多くのファンが闘志を燃やした企画“リアルガチャ”についての詳細や、カジノゾーン&縁日ゾーンの模様、そして会場を彩るコスプレイヤーたちの写真などをまとめてお届けする。
多彩なステージやVRを使ったアトラクションなど、魅力的な企画がいくつも実施されている“グラブルフェス2017”だが、「何よりもSSレアの武器や召喚石が欲しい!」という物欲に正直なプレイヤーを魅了する企画も、抜かりなく行われている。それが“リアルガチャ”である。
リアルガチャは、その名の通り現実に存在するガチャ。ただし、その中身はSSレアの武器や召喚石、素材など、どのプレイヤーも喉から手が出るほどほしい貴重な景品(のシリアルコード)ばかりという、夢のようなガチャなのだ。
しかし、リアルガチャを回すには現金でもましてや宝晶石でもなく、“ガチャコイン”が必要となる。そのガチャコインは、会場内のさまざまなアトラクションを体験したり、グッズ購入や会場の写真をSNS投稿するなどして入手できる“スタンプ”と交換で入手できる……という仕組み。
そのおかげで、会場内のファンたちは自然と各アトラクションで遊び、満喫することになる。
伝統遊戯を詰め込んだ縁日ゾーンのアトラクション
まずは、スタンプの条件のひとつである縁日ゾーンのアトラクションをチェック。
縁日ゾーンには、“アニマすくい”、“ククルの射的屋”、“ソシエの投扇興”、“ラカム危機一発”の4つのアトラクションがある。それぞれ、アニマすくいはスーパーボールすくいがモチーフになっているなど、それぞれ縁日ではおなじみの遊びだ。
まずはアニマすくい。大小のアニマ(スーパーボール)を“ポイ”を使ってすくい、カップに入れていくというもの。とうぜん、大きいアニマを狙いたくなるところだが、大きいぶん難度もグンと跳ね上がる。ポイの縁にうまく乗せてすくい上げるのがコツ……と言われているが、それがまた難しい。記者は何とか小さいアニマをひとつ救出するのが精いっぱいだった。なお、縁日ゾーンのすべてのアトラクション共通で、プレイするだけで参加賞としてオリジナルコースター(全11種)をひとつもらえるので、ボウズでも安心だ。
ククルの射的屋は、その名の通り“射的”で遊ぶアトラクション。先込め式のコルク銃で標的を撃って倒し、合計点数が2000点を超えれば追加の景品がもらえる。的は500点、1000点、1500点、2000点とあり、当たり前のことながら2000点の的は倒しづらくなっている。身を乗り出して撃てるぶん簡単に見えるが、発射時の反動がけっこうキツいのでこれも意外に難しい。
扇を投げて2メートル先の棚の上に乗せるという、ちょっと雅な遊びを楽しめるのが、ソシエの投扇興(とうせんきょう)。こちらは、3回チャレンジして1回でも成功すれば、参加賞に加えて特製の扇子がもらえるようになっている。力を抜いて投げるのがコツだそうだが、記者は力を入れても入れなくても1メートルも飛ばなかった……。
最後に紹介する縁日ゾーンのアトラクションは、ラカム危機一発。いわゆる“黒○げ危機一発”のラカム版であると考えてほしい。最大4人で遊ぶことが可能で、おなじみのルールとは逆にラカムを飛ばした人の勝ちとなる。こちらでは、なんと参加賞としてユニークな“ラカムゥゥゥ!!!シール”(全3種)がランダムで1種もらえるほか、勝利者には“ラカムゥゥゥ!!!”ポストカードがもらえるという特典付き。とくに『ぐらぶるっ!』の愛読者にはうれしいアトラクションとなっていた。
そのほか、縁日ゾーンには“おみくじ”や“わたあめ”の屋台も出店されており、イベントでの激闘の合間に息抜きとして利用されていた。
ダブルアップ狙いは騎空士の性!?
カジノゾーンでは、ふたつのゲームが楽しめるようになっている。
ひとつは大画面のモニターを使った“BIGスマホ”で、『グラブル』の会場限定バトルに挑むというミニゲーム。もうひとつが、『グラブル』のカジノでポーカーをプレイする人にはおなじみの“ダブルアップ”である。
BIGスマホでのプレイはかなりの迫力で、バトルに挑んだ来場者たちの多くもプレイしながら「おぉ……」と驚きの声を上げていた。地味なようで、なかなかおもしろい試みだったのではないかと思われる。
お待ちかね! コスプレイヤー特集
それでは、最後に会場を彩っていたコスプレイヤーたちのフォトギャラリーをお届けしよう。
自然と会場を広く楽しめるようになっているブース配置、見て楽しい、遊んで楽しい展示やアトラクションなど、初の単独フェスであるにも関わらず高いクオリティーを我々に提示してくれた“グラブルフェス2017”。気は早いが、つぎなる開催にも大きな期待をせずにはいられない。