2017年12月22日から23日の2日間にわたって、千葉県の幕張メッセ国際展示場ホールにて開催中の『グランブルーファンタジー』(以下、『グラブル』)のイベント“グラブルフェス2017”。本記事では、各ブースの模様をまとめてお届けする。
リアルな造型に感動
まずは会場入口正面に設置されたプロローグエリア。入場すると、ティアマトとコロッサスの巨大なフィギュアがお出迎え。星晶獣のあいだを進んだ先には、ゲームでもおなじみの武器やクリスタルなどを精巧に再現したものが展示されていた。クリスタルは、基本的には水色だが、時間によって虹色に輝いたり、オレンジや紫色に変わることも。思わず「SSレア確定だ!」と興奮してしまうのは、『グラブル』ユーザーの悲しき性か……。
続いては、展示・撮影エリア。ここでは、4つの武器が展示されており、実際にそれらを持って記念撮影ができるようになっている。先のフィギュア同様こちらも非常に精巧に作られており、手にすると自然と気分がノッてくる。
さらに、武器とともに特殊なイラストを使ったパネルも展示されている。こちらは、フラッシュを焚いて撮影すると、隠されていた絵が浮かび上がるという仕組みになっているとのこと。“グラブル展”で体験した人も多いはず。
その奥には、グランサイファーの船首のオブジェや、船内を再現した撮影スポットも用意されている。船内の窓から外を覗くと、雲が流れている凝った演出も楽しめる。質感も雰囲気たっぷりで、「なんぼかかっとるんやろ……」と思わず心配してしまうほど。そのくらい、ディティールにこだわったブース作りがされているのだ。
ファンを熱くさせていたアトラクションコーナー
ゲームでもおなじみの“カジノ”を模したカジノゾーンでは、“ダブルアップ”と、場内の巨大モニタを使用したBIGスマホによる“限定クエストチャレンジ”の2種類のゲームが楽しめる。
物販に次いで多くの来場者を集めていたのが、このカジノゾーン。一獲千金(コインだが)狙いに走るのも、これまた『グラブル』ユーザーの宿命なのかもしれない。
プロローグのストリートを挟んでカジノゾーンの反対側にあるのが縁日ゾーン。こちらは、縁日らしく“射的”や“スーパーボールすくい”をモチーフにした4つのアトラクションに加え、おみくじ、わたあめという定番の屋台が展開されていた。アトラクションは、参加賞のほかゲームの成績によって特典が追加されるというルール。ただし、ひと筋縄ではいかない難しさのため、あちこちから悲鳴と、歓喜の雄叫びが上がっていた。
また、屋台のあいだには『グラブル』の新テレビCMでコラボレーションすることになった“ガチャピン”の石像も! バハムートのリアルなフィギュアの隣で、得も言われぬ存在感をかもし出していた。
縁日ゾーンの隣りには、今回の目玉のひとつである“VR四騎士ゾーン”が設置されていた。ランスロット、パーシヴァル、ジークフリート、ヴェインの“四騎士”をモチーフにしたアトラクションとあって、とくに女性ファンの姿が目立っていたようだ。
長蛇の列を作った物販コーナー、限定商品も!
イベントの規模にかかわらず、ファンにとっては欠かせない存在である物販コーナー。“グラブルフェス 2017”ではアパレル、ノベルティを始め70種類もの商品が用意されており、開場と同時に多くのファンで賑わっていた。
出口付近には、公式サイトで発表されたオフィシャルグッズ以外のグッズを扱う、“よろず屋シェロ・グラブルフェス出張所”も出店。ぬいぐるみやクッション、タペストリーなどよりラグジュアリーなアイテムを中心に、こちらも多彩なラインアップとなっていた。
カジノゾーンの奥にあるアニプレックスのブースでは、会場限定のキャラクターソングCDも販売。2017年夏の生放送の企画コーナーから生まれた、グラン・ジータ・ルリア・ビィのユニットが歌う『OVER THE SKY』4バージョン、そして『黒ビィんの翼』を収録した特典CDが付いた2枚組となっており、ファンもカジノに物販にとうれしい悲鳴を上げながら東奔西走。
そして、フード&休憩エリアではさまざまなコラボメニューが登場。1日100個限定の“グランサイファーバケットサンド”や“妖しい臓肉入りヒヒイロカネビーフシチュー”(注:牛肉)など、ユニークなメニューも。
そのほか、メインステージ前にはスタッフによるイラストの展示もあり、会場内を行き来する多くのファンが足を止めて見入っていた。
会場全体に用意されたアトラクションのひとつひとつが、かなりこだわって作り込まれており、主催者側の意気込みが強く感じられるレイアウトとなっていた。本記事で紹介した以外にも、来場者とキャラクターが会話を行う“キャラクタートークステージ”や、『グラブル』出演キャスト陣や開発スタッフが続々と登場するイベントが実施されているメインステージなど、見どころ満載。本記事の文章や写真などから、その“熱さ”を少しでも感じていただけたら幸いである。