東京・秋葉原や大阪・梅田で好評展開中のスクウェア・エニックスの公式カフェ、SQUARE ENIX CAFEが、3店舗目として中国・上海でオープン。そのオープン当日である2017年12月17日にはセレモニーが開催され、スクウェア・エニックスの代表取締役社長である松田洋祐氏が挨拶。また、オープン時のカフェテーマ(店内装飾)が『ファイナルファンタジーXIV』ということで、本作のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏から、ビデオメッセージが寄せられた。
カフェの外観。この日はオープン日のため、一般開放は15時からだったが、当日分の予約を取るために、9時すぎには行列ができていた。
巨大スクリーンに、吉田直樹プロデューサー兼ディレクターのメッセージが流された。
挨拶をするスクウェア・エニックスの松田社長。「スクウェア・エニックスのコンテンツを楽しんでほしい」と語った。
セレモニーにはTencentやNetEaseといった中国を代表するインターネット関連企業や、『ファイナルファンタジーXIV』の中国での運営を手掛けるShanda gamesのほか、Sony china、Microsoft Xbox、OPMなど、ゲーム関連企業の関係者が多数出席。一同が登壇し、テープカットが行われた。
SQUARE ENIX CAFEは“テーマチェンジ”をコンセプトとしたカフェで、スクウェア・エニックスの人気タイトルなどをテーマに、期間限定で店内装飾が変わるのが大きな特徴。最初の店舗であるSQUARE ENIX CAFEは、2016年10月1日に東京・秋葉原にオープン。これの好評を受け、2017年10月14日にSQUARE ENIX CAFE Osakaを大阪・梅田に出店。まだその記憶が新しい中、初の海外店舗となるSQUARE ENIX CAFE Shanghaiが中国・上海で展開されることとなった。スクウェア・エニックスでは海外市場に向けた商品やサービスの提供に対して積極的だが、とくに中国市場は重要視しており、SQUARE ENIX CAFE Shanghaiはオフィシャルなカフェであると同時に、オフィシャルなグッズ販売店舗という位置づけで、中国で公式にスクウェア・エニックスのコンテンツに触れられる“フラッグシップ店舗”という意味合いも持っている。
SQUARE ENIX CAFE Shanghaiは、上海中心部の陝西南路駅に隣接した百貨店“PARKSON 百盛”に店舗を構え、立地は非常に好条件。周辺は人気ブランドや巨大なデパートが立ち並ぶショッピングモールになっており、雰囲気的には日本の表参道や銀座といったところ。前述の通り、すぐ近くに地下鉄駅があるほか、国際空港である浦東空港から直接タクシーで向かっても40〜50分くらいなので、日本から行くのもそう難しくはない。上海を訪れる際は、観光のルートに入れてみてはいかがだろうか。
エントランスからすぐのところにグッズを展示。ところどころにグッズが飾れている。
一般公開前、関係者のみに開放されたカフェの様子。『ファイナルファンタジーXIV』のビジュアルが配されている。ご覧の通り、店内は大きな窓によって光が入り、開放的な雰囲気だ。
ランチョンマットも『ファイナルファンタジーXIV』仕様。最新拡張パッケージに登場するクガネがモチーフになっている。
メニューの一例。こちらのモーグリ・スフレは国内のSQUARE ENIX CAFEでも販売されていた『ファイナルファンタジーXIV』限定メニュー。
グランドメニューは上海だけのオリジナルメニューで構成されており、見た目も楽しく美味。
こちらは上海で流行っている、お茶の上にクリームを乗せたソフトドリンク(ビールではない)。
店内ではグッズを購入することも可能。中国で公式な商品を買えるようにするというのは大きな意義があるとのこと。