“シーズン3.1"ではアッカーシェラン大陸での戦いがさらに激化! 気になる新要素とは?
カプコンがサービス中の基本無料オンラインオープンワールドアクション『ドラゴンズドグマ オンライン』(以下、『DDON』)では、2017年12月14日に“シーズン3.1”アップデートを実施する。本アップデートでは、“フェルヤナ荒原”を舞台としたストーリーをはじめ、異界の霧に蠢く邪眼"イービルアイ"などの強力な新モンスター、カスタムスキルEXといった、覚者の冒険に新たな変化を与える多数の新要素が加わる。
今回は、シーズン3.1の気になる点について、本作のプロデューサー・松川美苗氏とディレクター・木下研人氏に話を伺った。
松川美苗(まつかわみなえ)
『DDON』プロデューサー
木下研人(きのしたけんと)
『DDON』ディレクター
はじめに、シーズン3.0の反響について
――8月17日に行われた“シーズン3.0”アップデートの反響はいかがでしたか?
木下絶望の大陸という世界観を取り入れたストーリーや、コンテンツボリュームとバラエティなど、序盤のプレイ感に関しては、「遊びかたが増えた」、「楽しく遊んでいる」といった好意的な感想を多数いただきました。しかし、“エピタフロード”では、装備のランダム排出に対するご不満が多かったです。シーズン3.1で仕様を見直し、改善してサービスに望みたいと考えています。
松川シーズン3.0を楽しみしていた方から、「スキルやアクションが楽しい!」というお声をいただく一方で、エピタフロードのランダム排出やゲームバランスに対するご意見を多くいただきました。そこは真摯に受け止め、つぎのシーズンに繋げていきたいと思います。新コンテンツの“ウォーミッション”では、事前に装備やスキルを整えて臨んでいた方が非常に多く、熱意を持って砦奪還に挑戦していただきました。シーズン3.0でいただいたご意見は、シーズン3.1、シーズン3.2に反映しつつ開発・運営を進めていきます。
――シーズン3.0開始直後に放送された“DDONTV”は、4時間と非常にボリュームある放送でしたね。
松川長いですよね(笑)。見ている方が疲れないかなって、ちょっと心配しました。1周年特番を放送したときには、クエストをやり続けるような内容だったので、今回のDDONTVでは新たな変化がほしかったんです。今回は、コーナーを短く区切っていろいろなことにチャレンジできたと思います。また、多数のゲストの方にも参加していただき、とても賑やかな生放送となりました。
木下タレントの皆様に協力していただいて、新規や休眠プレイヤーさんにも、いまの『DDON』をお伝えできたかと思います。また、芸人さんのコントで笑ったりと、参加した我々も楽しませていただきました。
――シーズン3.0期間中には、多くのプレイヤーが参加したオフラインイベント“アフタヌーンパーティー”が開催されました。
松川開催するまでは、木下が……(笑)。
木下純粋にプレイヤーとの交流会という趣旨のイベントを開催するのが初めてだったので、うまくいくか非常に不安でした。とくにエピタフロードのランダム排出や、ウォーミッションで課金形態が変わったことによる反応など、皆さんからの不満の声も多く出ていた頃で……そういった状況で皆さんの前に立って真摯に一問一答しなければならない、と思っていたので緊張しました。あと、我々のトークだけでイベントが成立するものなのかが、僕の中では不安でした(汗)。そこで、少しでも楽しんでいただけるよう、急遽、新ジョブの動画などを盛り込むことにしました。
松川開催前はバタバタしましたが、うまくいってよかったです。私自身もそういった他社のオンラインゲームのオフラインイベントに参加していた人間だったので、自分がプロデューサーの立場になって開催できたのは楽しかったです。プレイヤーの皆さんは、ニコニコしてお話してくださるから、紳士・淑女の集いだなって感じました。今後もアフタヌーンパーティーのようなイベントを定期的に開催できたらいいなと思っています。
木下会場でプレイヤーの皆さんから「楽しんでるよ」という応援メッセージもいただけてうれしかったです。「つぎの開催が決まっているなら教えてほしい」という暖かいお言葉もいただき、非常に思い出深いイベントになりましたし、たくさんのエネルギーを皆さんからいただきました!
シーズン3.1では、ネド王子が大陸奪還、そして王家再興に向けて動き出す!
――“シーズン3.1”について伺います。まずはストーリーの見どころを教えてください。
木下シーズン3.1では、ネド王子を救出して希望を繋いだ解放軍と覚者隊が、火山を目指して進んでいきます。見どころは大きくふたつあります。ひとつは、ネドの成長。覚者としての力を手に入れることで、今後展開される大きな作戦の導き手になります。もうひとつは、“展望城“という魔軍が密集した難所の奪還です。数で劣る解放軍と覚者隊が、山にそびえ立つ要塞のような戦城を奪還していく、その戦いの様子も本シーズンの重要な体験です。それ以外にもネド王子の前に突如として現れる悪しき竜、解放軍を迎え撃つために登場する魔軍の新たな将など、ドラマと戦いがヒートアップしていきます。
――ネド王子がまたひとつ成長するのですね。
松川そうですね、王家と竜の跡継ぎとしてよりたくましく成長を遂げていくネド王子の存在がいっそう重要になります。
――そのネドたちが奪還を目指す展望城とは、どんな意味を持った拠点なのでしょうか?
木下アッカー王国に攻めてくる蛮族たちを防ぐために建てられた、大きな戦城です。アッカーシェラン大陸の中心に位置していて、展望城を超えた北に覚者たちの目的地である火山があります。展望城はその火山に行くための唯一の道でもあるんです。
――かなり重要な場所である、と。
木下そうですね。ストーリーを進めて奪還すると、展望城は解放軍の重要な拠点になります。高地に建っているので非常に見晴らしがよく景色を一望できます。また、展望城の王座の間にあるオープンテラスからは、火山をグッと近くで見ることができますね。
――そのオープンテラスで、ほかのプレイヤーと景色を堪能するのもいいかもしれませんね。新たに追加されるフェルヤナ荒原は、どれくらいの広さでしょうか?
木下フィールドの広さとしては、ラスニテ山麓とほぼ同等です。フェルヤナ荒原は、かつて魔軍と王家の激しい戦いがくり広げられた跡地です。ラスニテ山麓では木々や緑が残っていたのですが、フェルヤナ荒原は荒々しい荒廃したフィールドになっています。足掛かりとなる小さな拠点から、展望城、そして西方のジフール砦と戦地は広がります。ダンジョンの数もラスニテ山麓とほぼ同等ですね。
覚者の前に立ちはだかる新たなモンスター
――シリーズファン待望のイービルアイが実装されますね。
木下シーズン3.1のエリアミッションやワールドクエストなどで戦うことになります。メインストーリーとは別に、この大陸に古くからいたモンスターで、王家建国の時代に大きな障害となった魔物であり、悪しき竜の力で再び活性してしまった存在です。イービルアイは、『ドラゴンズドグマ』に登場したモンスターですが、『DDON』に移植するにあたって当時とは異なる攻略を用意しています。触手や多彩な魔法を放つといった特徴は残っていますが、攻略の流れは『DDON』オリジナルのものを用意しているので、過去に戦ったことがある方でも楽しんでいただけると思います。
――イービルアイとの戦闘では特殊な状況が発生するとのことですが、どういったものなのでしょうか?
木下イービルアイがプレイヤー全員を霧に包む、自分にとって有利な状況を作りだします。霧の中からランダムに生まれる触手や、突如現れるイービルアイの強力な攻撃など、再度盛り上がって頂けるように新たな戦闘フローを準備しました。
――手強そうな相手ですね。イービルアイが潜んでいる古テキア洞窟の道中には、何かの触手が潜んでいますが、あれはイービルアイの一部なのでしょうか?
木下イービルアイの触手です。ダンジョンを広く自分の巣にするモンスターなので、侵入者に対して遠くからでも触手で攻撃を仕掛けてきます。
――続いて、こちらもやっかいそうなモンスターですが、“骸の将“とはどのようなオークでしょうか?
木下“獣の将”に続く、新たな魔軍四将軍のひとりです。四将軍でいちばんの怪力を誇り、巨大なハンマーを手に暴れまわります。また、背中にぶら下げている魔女の首を媒介にして、冥府と現世を繋ぐ多彩な攻撃を仕掛けてきます。スケルトン系の魔物召喚や、地面から亡者たちの手を呼び出してプレイヤーの足を掴んだり、巨大な骨の手で強い突き上げ攻撃を発したりなどです。
――準備を万全にして臨みたいですね。そのほかに、どういった大型モンスターが追加されるのでしょうか?
木下スケルトンサイクロプスは、怒りやシークレットコアの要素がなく、両腕、頭部といった部位を壊すことができます。ちなみに、このモンスターは巨人族ではなく骨族です。
松川各部位の骨を破壊すると攻撃が弱体化するのも特徴のひとつです。気持ちよく骨を破壊しながら追い詰めていくという楽しみがあります。
木下あとは、ホワイトタラスクや戦甲オーガといったモンスターも追加されます。シーズン3.0と違って、今回は戦甲種以外のモンスターのバリエーションを増やしています。
カスタムスキルEXとエピタフロードについて
――新たなエピタフロードについてお聞かせください。
木下ダンジョン内の瓦礫を撤去しながらの探索や、英霊の試練に挑戦する遊びは、シーズン3.0のときと変わりません。ですが、シーズン3.0でいただいたご意見・ご要望をもとに、装備の獲得方法に変更を入れました。高アイテムランク(IR)の装備が入手できる第3区と4区では、装備のランダム排出に加えて、英霊の試練のクリアー報酬として高IR武器のクラフト素材が排出されるようになります。ですので、メインジョブの武器が欲しい場合には、クラフトで真っ先に生産できるようになっています。
松川シーズン3.0では「毎週遊んでもメインジョブの武器が出なかった」というご不満を多くいただきました。シーズン3.1ではそれらを踏まえて調整を行いましたので、ぜひ新しいエピタフロードを楽しんでほしいです。
木下あとは細かい調整として、エピタフロードの入り口にいるNPCに話しかけると、どこの宝箱(金色)を開けたのかをわかるようにしています。
――それはうれしいです。シーズン3.0でゲットした“護衛者の魂”はシーズン3.1でも使うのでしょうか?
木下護衛者の魂は使用しません。新しい瓦礫撤去にはシーズン3.1のアイテムが必要となります。
――それなら“護衛者の魂”は安心して消費できますね。シーズン3.1のエピタフロードでも初代王の装備が手に入るのでしょうか?
木下はい、今回は初代王の胴と脚を入手できます。
――ちなみに初代王の頭と篭手には強化先が追加されますか?
木下初代王の装備は、シーズン3.2のタイミングでまとめて強化先を追加する予定です。シーズン3.0で入手した頭と篭手はそれまで大事に取っておいてほしいです。
――エピタフロードで獲得できる注目のカスタムスキルEX(“技”と“剛”)を教えてください。
■セラフィムフラップ(プリースト)
木下“技”では6個の魔法球を発射し、そのうちのひとつが緑色の魔法球に変化します。緑色の魔法球は、回復とシークレットコア発現の効果を備えていますので、離れた位置から弱点の露出や、戦甲の弱体化を狙えます。“剛”では魔法球が7個に増加し、強力な攻撃手段のひとつになります。
■サンダーケージ(ソーサラー)
木下“技”では、空中詠唱に加えて、のけぞりや吹き飛ばし中でも発動可能になります。ソーサラーは詠唱に時間がかかるスキルが多いので、囲まれたときにすぐに出せるうえにのけぞり中に発動できるこの“技”は、使い勝手がいいと思います。一方の“剛”は、ダメージ量やヒット数が増加するので、“技”とは違った立ち回りで活躍すると思います。
■爆炎刃(シーカー)
木下“技”は空中で2回発動できるようになります。シーカーに限った話ではありませんが、いろんなジョブの特性がもう少し際立つようにと考えて、スキルのEX化や調整を行っています。シーカーは空中戦闘を中心に立ち回る気持ちよさを感じていただきたいので、このような効果にしました。“剛”は、ダメージ量の増加に加えて、有翼などの高い位置にいる敵に対してダメージを稼ぎやすくなっています。
■柄打ち(ウォリアー)
木下“技”は戦甲へのダメージが上昇し、“剛”は攻撃回数が2回に増加してます。2回目はボタンの長押しで溜めることができ、長く溜めると威力が上昇します。シーズン3では戦甲種との戦闘が多く、以前のようにひたすらシークレットコアを殴るという局面が減ってきましたので、以前のような柄打ち一強のような環境にはならないと思います。足元には柄打ち、高い部位にはそれ以外のスキルといったように、うまく使い分けて立ち回ってほしいですね。
――EX化するカスタムスキルの選考基準について、もう少し詳しくお聞きしたいです。
木下現在展開しているバージョンにおいて、用途が少ないスキルや、敵との相性が低いものを、楽しく使えるようにするにはどうすればいいのかを考えながら選んでいます。かつ、そのジョブの特性を際立たせられるかも重要です。たとえばファイターは、盾で気絶させて剣で仕留めるといった、剣と盾で戦うジョブとして特性を伸ばしていきたいので、今回はシールドバッシュをEX化しました。
――使用頻度が低いものや、ジョブの個性を強められるものを優先してEX化しているということですね。今回追加されるカスタムスキルの習得方法は、前回と同様なのでしょうか?
木下はい。第1区で“技”、第4区で“剛”が解放でき、習得にはハイオーブとブラッドオーブが必要です。
――シーズン3.0では、自分の好きなタイミングでハイオーブを集めるのが難しかったように感じます。それについては、シーズン3.1で何らかの調整を行うのでしょうか?
木下シーズン3.1では、エピタフロードの英霊の試練で得られるハイオーブの量を引き上げています。また、フェルヤナ荒原にもラスニテ納骨廟のような、時限解放ダンジョンを用意しています。英霊の試練で安定して小まめにハイオーブが集められますし、時限解放ダンジョンが開いているときは、みんなでそこを周回していただくと効率よく集められるバランスになっています。
――カスタムスキルEX以外のジョブの新要素などはあるのでしょうか?
木下カスタムスキルやアビリティの効果調整、アビリティコストの引き下げなどを行っています。例をあげますと、ハンターでは適正クリティカル距離を後ろ方向に伸ばし、ストレスなく適正距離を保てるようにしています。さらに、シーカーの構え直しのスタミナ消費量を軽減したほか、エレメントアーチャーの治し魔矢・奮わせ魔矢の魔弾数を1個増加させるなど、細かく手を入れています。アビリティも使い心地を踏まえて多数のバランス調整を行い、上方修正しています。
松川アビリティコストは全体的に見直しを図り、15などの高コストのものをかなり引き下げました。シーズン3.1からは、アビリティの組み合わせの幅がさらに広がると思います。
潜入がテーマのサブストーリーと骸の将に挑戦できるウォーミッション、そして気になるリファイン要素
――新たなサブストーリーはどのようなものでしょうか?
木下メインストーリーで展望城を奪還すると、そこに捕らわれていた解放軍の参謀官“ソネル”が仲間になり、新たなサブストーリーが解放されます。このサブストーリーでは、ソネルとともに未奪還の区画に“潜入”し、敵の戦力を削いでいくことになります。敵に見つからないように行動するという、ユニークな遊びを用意しています。
松川ちなみに敵に発見されると警戒が強化され、増援を呼ばれてしまいます。ふだんの戦闘では味わえない、潜入ならではのスリルを感じてほしいですね。
――サブストーリーで潜入を続けると、どういった恩恵を得られるのでしょうか?
木下最終的に展望城の一角を取り戻すことになるのですが、その際に、潜入任務の成果によって敵の戦力が弱体化します。成果を得られないと、多数の敵を相手にしなければなりませんので難度がグッと上がってしまいます。
松川シーズン3.0と同様に、サブストーリーをクリアーすると新フィールドの王家の紋章メダルと、未鑑定装具がもらえます。
――新たなウォーミッションはどのようなものでしょうか?
木下湿地帯に建造されているジフール砦を舞台に戦いが始まります。砦に侵入するための大きな跳ね橋があるのですが、ミッション開始時はこの橋が上がっており、砦内に侵入できないようになっています。まずは、どうやって跳ね橋を降ろすかが攻略のポイントとなります。
松川砦内には“呪符”と呼ばれる、戦況ゲージを左右するギミックもあります。さまざまな進軍ルートが用意されていますので、どのルートを選んで攻略するかも“ジフール砦攻略戦”の醍醐味です。
――呪符は、シーズン3.0のダクレイム砦奪還戦の旗のようなものなのでしょうか?
木下それとは少し違うものになります。旗よりもいろんな場所に、結界のように張り巡らされています。
松川ダクレイム砦奪還戦は旗を壊していく占領戦でしたが、今回は砦内での攻城戦が中心になります。大広間を占拠するとモンスターが押し寄せてきたりと、ちょっとした“防衛要素”も体験できます。前回同様、ウォーミッションの最後にランダムで骸の将が出現することもありますし、ワールド全体の戦況が優勢になっていくと骸の将が確定で出現するクエストが配信されます。
――そういえばダクレイム砦奪還戦では、かなり早い段階で獣の将の確定クエストが出現しましたよね。
木下じつは、ウォーミッションの初日に獣の将のクエストが出るか出ないかぐらいの状況になると思っていたのですが、メンテナンスが明けてすぐに獣の将が出現し、チェックしていたメンバー全員が「えっ!? そんなに早く引きずり出されちゃったの!?」と驚いていました(笑)。それくらい、皆さんが積極的に参加してくれたのでうれしかったです。それと同じように、今回のウォーミッションも賑わいや勢いがあるといいですね。
松川ウォーミッション初登場時は皆さん苦戦されていましたが、週が明けるとクリアー率が上がり、わりと早めに攻略が安定した印象を受けました。また、グランドミッションよりも参加率がよくて、驚いています。
――ジフール砦攻略戦ではどのような報酬が手に入るのでしょうか?
木下ダクレイム砦奪還戦であった、グロリアストールやエンシェントマントのようなランキング報酬を用意しています。さらに、ドミニオンポイントを溜めることで、シーズン3.1最強クラス装備のドゥールズシリーズを交換することができます。
――ウォーミッションの課金形態は、意見が賛否両論あると思うのですが、なぜあのような形にしたのでしょうか?
木下シーズン3.0からは、キャラクターの育成要素よりも、リミット解除やランキングのユニークアイテム取得といった趣味・嗜好のほうに課金要素をシフトしています。実際にレベル上げの途中で諦めてしまう方もいらっしゃったので、みんなで楽しめるところは遊びやすくする反面で、そういった趣味・嗜好の部分を広げたのがウォーミッションの課金形態になります。
松川無課金でも遊べるようにしつつ、サービスとして提供し続けられるバランスを保てるように心がけています。もちろんウォーミッションの課金形態に関するご意見も多くいただいていますので、少しずつ調整しながら今後のバージョンに繋げていきます。
――なるほど。シーズン3.1でのリファイン要素の中で注目のものを教えてください。
松川1日1回特別なクエストを受注することができる赤いクエストボード“スペシャルクエストボード”が白竜神殿に追加されます。ここで受注できるクエストは、レベル60~79のジョブでクリアーすると20万EXPがもらえます。新規のユーザーやサブジョブのレベル上げの補助的な要素として導入しましたので、ぜひご活用ください。
木下ほかに、パーティー募集掲示板が改善されます。“メインクエストを遊ぶ“などのカテゴリーを選ぶ段階で、いま現在募集中の件数が表示されるようになります。次にエクストリームミッションのエントリーボードのように募集内容の一覧がずらっと出てきますので、以前よりも視認性と扱いやすさが上がっていると思います。
今後の『ドラゴンズドグマオンライン』の展望について
――シーズン3.2のアップデート時期はいつごろを予定していますか?
松川あまり詳しくは言えませんが、春ごろを予定しています。明確な時期は今後お話できると思います。
――シーズン3.2で追加される新ジョブの情報は、いつごろ公開されるのでしょうか?
松川近いタイミングでちょっとずつ情報をお出しできると思いますので、少々お待ちいただければと思います。
――期待して待っています! 最後にファンにメッセージをお願いします。
木下シーズン3.0で皆様から多くのご意見、励ましのお言葉をいただきました。もちろんすべて真摯に受け止め、改善するところはできるだけ早く改善を行い、より楽しんでいただけるようなコンテンツボリュームと、バラエティ感を引き続き提供していきます。また、年末年始にはクリスマスイベントやコラボイベント、“DDONジャンボ”といったイベントも多数展開する予定です。どんどん賑やかにしていきたいと思っていますので、引き続き『DDON』を遊んでいただけるとうれしいです。
松川『DDON』ではシーズンを重ねるごとに、世界観やストーリーを広げ、またジョブのバランスも調整しています。お休み中の方は「どんなふうに変わったかな?」と、ぜひレスタニアに降り立ってほしいです。また、基本無料で遊べますので、新規プレイヤーの方にも気軽に冒険を楽しんでいただきたいですね。『DDON』は、ありがたいことに3度目のお正月を迎えさせていただきます。これはひとえに遊んでくださっているプレイヤーのみなさんのおかげです! 私は今年もどこかのサーバーで「明けましておめでとう!」と叫びながら年越しを行う予定です! 2018年も引き続き『DDON』をよろしくお願いします!