レースゲーム『Wipeout Omega Collection』のVRモードを体験してきた。

 PlayStation Experience 2017の前夜祭として行われたプレゼンテーションで発表された、プレイステーション4向けレースゲーム『Wipeout Omega Collection』のPS VR対応アップデート。プレスエリアでひと足先にVRモードを遊んできた。

 さて筆者は何を隠そう、初代プレイステーションの『ワイプアウト』からの脳汁レーシング野郎であり、VR野郎でもある。だから『Wipeout Omega Collection』も、VR対応していないことにガッカリしつつ、せめて近い体験をしようとPS VRのシネマティックモード(非VRゲームをVR空間内の大スクリーンで遊ぶという形式)で遊んでいたぐらいだ(PC用VRのワイプアウトっぽ作品をいくつか買ったりもした)。

 そしてこのアップデートにより、今度こそ真のVRワイプアウトができるのである。こういうチャンスがやってくるんだから、仕事を続けてるといいこともあるもんだねぇ。

 蛇足はこのぐらいにしてVRモードが実際どうなのかと言えば、これはもうメチャいい。そもそもレースゲームとVRの相性はよく、比較的酔いづらいゲームスタイルである上に、VRになると距離感を把握しやすいし、「コーナーの出口を見ながら走る」といったこともやりやすくなる。

 視点はコックピット視点と、一般的なシップの外側からの視点が切替可能だ。もちろんコックピット視点の方が没入感は高いし(計器類なんかも見られるし、操縦桿を握っている自分の手もある)、細かな挙動を把握しやすいが、両サイドにウィンドウがなくて前方への視野角が狭めなので、見晴らしは外側視点の方がいい。

 視野角の制限は恐らく酔い対策でもあるだろう。機体がジャンプした時に機体をグルッと回転させてショートダッシュするバレルロールという技があるが、こちらもVRモードでは自分の視界は回転せず、自分は水平を保って機体だけが回ったような効果で表現される。

 正直、これまではコックピット視点より外側視点をメインにプレイしてきたけども、VRなら体感速度は上なのに、コーナーでエアブレーキをかけながらドリフトしてから加速して抜ける感覚をつかみやすく走りやすい。ガンガンに流れるテクノとあいまって、初めてワイプアウトをプレイした時のような、突き抜けるピュアな気持ちよさが蘇った。反重力レーシング愛好家の皆さんは、ぜひ2018年の配信の折にトライしてみて欲しい。