『タイタンフォール』のRespawn Entertainmentが買収によりエレクトロニック・アーツ傘下へ

エレクトロニック・アーツが、アクションシューティング『タイタンフォール』シリーズなどで知られるゲームスタジオ、Respawn Entertainmentを買収することを発表。費用は総額で最大約515億円。

 海外大手パブリッシャーのエレクトロニック・アーツが、アクションシューティング『タイタンフォール』シリーズで知られるRespawn Entertainmentを買収し、同社グループの傘下に収めることを発表した。

 Respawn Entertainmentは、FPS『コール オブ デューティ』シリーズを手掛けたInfinity Wardを率いたVince Zampella氏らによって設立されたゲームスタジオ。
 エレクトロニック・アーツをパブリッシャーに、2014年にスタジオ第1作となる『タイタンフォール』を、2016年に続編『タイタンフォール2』をリリースし、最近ではエレクトロニック・アーツによるスター・ウォーズのゲームや、Oculus VRとのパートナーシップ契約によりオリジナルのVRゲームプロジェクトを開発していることが知られていた。

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 Respawn側からも代表のVince Zampella氏による声明が発表されており、スタジオは今回の買収に伴う大規模なレイオフ(解雇)や組織改編を行う予定はなく、『タイタンフォール』新作を含む各チームは継続して開発を行っていくほか、スタジオとして新たなIP創出を模索する創造的な自由も確保されるとのこと。
 これに関連して、『タイタンフォール』新作とスター・ウォーズゲームの新作はもともとエレクトロニック・アーツに権利があるタイトルなのに対し、前述したVRプロジェクトはRespawnが独自で進めていたものになるが、エレクトロニック・アーツ側の発表でもこのプロジェクトについて触れられており、ひとまずはプロジェクト継続ということになりそう(もちろん今後の開発判断で中断されたり方向性が変わってくる可能性はあるが)。

 買収にかかる費用は総額で最大4億5500万ドル(約515億円)となり、契約自体は2017年内に完了する見込み。費用の内訳は、1億5100万ドルのキャッシュ、従業員への制限付き株式ユニットとして最大1億6400万ドルの長期保有株式、そして(今後の開発マイルストーンの評価によって支払われる)最大で1億4000万ドルのインセンティブとなっている。