【動画あり】『モンスターハンター:ワールド』プレイリポートその1 遊びやすく進化したシステムに大注目!

2017年10月、カプコン・大阪にて“『モンスターハンター:ワールド』メディアツアー”が実施された。キャラクタークリエイトから、約6時間にわたってプレイした模様を本誌ライター・堤教授の視点でお届け。

 2018年1月26日(金)に発売が予定されている、カプコンのハンティングアクションゲーム最新作『モンスターハンター:ワールド』(以下、『MH:W』)。2017年10月某日、カプコン・大阪にて実施された“『MH:W』メディアツアー”では、約6時間もの試遊ができた。3人のライター視点によるプレイリポートを、3回にわたってお届けしよう。第1回はライター・堤教授編。

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 今回は、東京ゲームショウのような短時間の体験会は違って、本編を冒頭からプレイできるということもあり、新たな発見がたくさんありました。約6時間のプレイでわかったことや感じたことを、既報に含まれている情報も含め、できるだけ詳しくお届けしていこうと思います。

『モンスターハンター:ワールド』プレイリポート(システム編)

キャラクタークリエイション

 キャラクタークリエイションは、既に公開されている情報の通り、とても細かい部分まで設定、変更が可能。眉や目、鼻、口などのパーツも形だけでなく位置を調節できて、こだわる人はこの部分だけでかなり時間がかかってしまいそう。表情のタイプも設定できるのは、イベントシーンなどでアップになる場面も多い本作ではうれしいポイント。ボイス設定では、攻撃アクションやダメージを受けたとき、エモートを使ったときの動きといっしょに声のサンプルが確認できたので、実際に操作してみて「想像していた感じと違う……」といったことになる心配はなさそうでした。ちなみに、マイハウスのアイテムBOXから“身だしなみを整える”を選択すると髪型や眉の色の変更、ひげや化粧、フェイスペイント、インナーの再設定は行えます。ただ、性別や顔の形や声など、あくまでも“身だしなみ”の域を超える部分は変えられないようでした。今回は時間制限のある試遊ということもあってサクッと作ってしまいましたが、私も自分のキャラにはこだわっちゃうほうなので、いまから楽しみです。

MH:W』キャラクターメイキングのココがスゴイ!
●眉や目、鼻、口などのパーツも形だけでなく位置も細かく調節できる
●ボイス設定では、キャラクターの動きといっしょに声のサンプルが再生
●髪型や化粧、フェイスペイント、インナーなどは、マイハウスの“身だしなみを整える”で後からでも変更可能

スタートメニュー

 キャラクターや相棒であるオトモアイルーの見た目を決めた後は、すぐにそのキャラクターとオトモが登場。自分のキャラクターがイベントシーンでも違和感なく動いてくれるリアルタイムデモ。現在の装備なども反映されるので、どっぷりと『MH:W』の世界に浸れます。最初のイベントシーンからは、流れるように操作できるパートに移行。つぎつぎと現れる大型モンスターに圧倒されつつも、調査拠点・アステラに到着しました。イベントシーン後の操作が可能になった場面では、まず最初にOPTIONSボタンで開けるメニューをチェックしたので、以下で内容をご紹介。イベントシーンでは、キャラクターが『MH:W』の世界独自の言語を話すのですが、こちらは日本語をしゃべってくれるように変更もできるようでした。せっかくなので自分はモンハン語を堪能することに。あ、ちゃんと字幕はでるので何を言ってるのかはわかりますのでご安心を。

スタートメニューの内容

●アイテム・装備
 『モンハン』シリーズではおなじみの調合やアイテムポーチの整理、手早くアイテムが使えるショートカットへの登録、装備の確認などができます。

●クエスト情報
 生態マップ(タッチパッドボタンで開ける現在いるフィールドの全体マップ)を開いて、現在進行しているクエストの情報が確認できるほか、クエストからの帰還やほかのプレイヤーの助けを借りる“救難信号”を出すこともできます。

●情報
 ウィッシュリスト(作りたい装備を登録しておくリスト)の確認のほか、本作のさまざまな基本情報が掲載されたプレイガイドが見られます。

●コミュニケーション
 “あいさつ”などのジェスチャーを行う、定型文やチャット、スタンプを発信する、サインを出す、といった仲間との狩りには欠かせない交流の手段が集まっています。ちなみに、メニューを開いて□ボタンを押せば、コミュニケーションのタブを経由しなくてもサインは出せました。便利!

●システム
 ゲームの設定を変更するオプションやセーブ、ゲームの終了などの項目が用意されています。オプションでは、頭装備表示やダメージ表示のオン・オフのほか、操作やカメラに関する細かなところまで設定変更が可能となっているので、自分好みの快適な環境で遊べちゃいます。

調査拠点“アステラ”

 アステラでは、たくさんの先輩調査団員たちが出迎えてくれます。感覚的には、これまでのシリーズの村と同じような狩りの準備をする拠点といった風情。マイハウスや物資補給所、装備品の加工屋、食事場といったおなじみの施設のほか、生態研究所や調査資源管理所、植生研究所などが用意されています。アステラはかなり広いですが、各施設に素早くアクセスできるようにリフトも完備されていたので助かりました。

アステラのおもな施設

マイハウス
 所持品の整理や装備の変更ができるアイテムBOXが備え付けられた部屋。室内にいるオトモに話しかければ、オトモをクエストに連れていくかどうかやオトモの装備変更なども可能。さらに、ルームサービスに話しかけると、アクションの練習ができるトレーニングエリアにも行けます。ちなみに、最初に入れるのは“二等マイハウス”という名前で、いっしょに新大陸にやってきた連中も同じ部屋で寝泊まりしていました。アステラ内に、一等マイハウスというエリアも見かけたのでゆくゆくはこちらに引っ越せるのかも……!? ほかにも、マイハウスにはクエスト中で捕まえた環境生物(蝶やクモなど)を室内に放し飼いにできる機能もあったりと、いろいろな楽しみかたができそうです。

物資補給所
 いままでの『MH』シリーズでは雑貨屋にあたるショップ。回復アイテムやガンナー用の弾などを取り扱っていて、進行状況に合わせて品揃えが充実していきます。

加工屋
 装備生産、装備強化、オトモ装備の生産、ボウガンのカスタマイズ、猟虫の管理、装備変更が行える、ハンターにはなくてはならない施設。各項目については以下の通り。

《装備生産》
 素材とお金を渡して、新たな武器や防具を生産できます。ハンターが装備できるのは、武器ひとつ(大剣、太刀、片手剣、双剣、ハンマー、狩猟笛、ランス、ガンランス、スラッシュアックス、チャージアックス、操虫棍、ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓の14種類)と防具5パーツ(頭、胴、腕、腰、脚)です。本作には、“ウィッシュリスト”という機能があり、作りたいけど素材が足りない、という装備をリストに登録しておけば、装備品の材料がすべて揃ったときにお知らせが届きます。また、作る前に試着ができるというのもうれしい機能のひとつです。

《装備強化》
 素材とお金を渡して、持っている武器や防具を強化できます。武器強化は、どのように派生していくかがひと目で分かるようになっていて、武器を巻き戻し(ダウングレード)して素材を返してもらうこともできます(お金は返ってきません)。武器の強化には、鉱石やモンスターの素材が要求されます。こちらでもウィッシュリストへの登録は可能です。一方で、防具の強化には鎧玉系のアイテムを消費。消費した数によってポイントが貯まっていき、一定値を超えるとレベルアップして性能が向上していきます。

《オトモ装備の生産》
 素材とお金を渡して、オトモアイルー用の武器や防具を生産します。オトモが装備できるのは、武器ひとつと防具2パーツ(頭、胴)です。ハンター用の装備よりも必要素材が少なく、気軽に作ってもよさそうでした。ハンターと同様に、装備は作る前に試着できます。なお、オトモは武器と防具以外に、オトモ道具というアイテムが装備できますが、これは生産できません。初期装備のオトモ道具“ミツムシ寄せのお香”は、オトモが回復ミツムシを呼び寄せ、プレイヤーの体力を回復してくれるようになるオトモ道具でした。

《ボウガンのカスタマイズ》
 所有しているライトボウガンやヘビィボウガンにパーツを取り付けます。ボウガンのレア度によって、取り付けられるパーツの数は異なり(レア度1~2はひとつ、レア度3~4はふたつ、レア度5以上は3つ)、同じパーツを複数装着すると効果がアップします。用意されているパーツは、反動抑制パーツ、リロード補助パーツ、ブレ抑制パーツ、近接射撃強化パーツ、遠距離射撃強化パーツ、シールドパーツの6種類。なお、ライトボウガンには、シールドパーツは取り付けられません。

《猟虫の管理》
 操虫棍を装備しているときに連れていける猟虫の管理が行なえます。お金(ゆくゆくは素材も必要かもしれません)を支払って猟虫の強化や、あらたな種類の猟虫の購入もできます。

《装備変更》
 プレイヤーの装備を変更できます。アイテムBOXにアクセスして行うものと同様の機能です。

▲ボウガンのカスタマイズ

▲猟虫の管理

武具屋
加工屋の近くにあるショップ。素材を用意する必要がなく、お金だけで新たな装備品が手に入れられます。強化のベースとなる武器も、ここで購入できます。

食事場
 ハンターの腹を満たしてくれる憩いの場所。食事を摂ると、つぎのクエスト中に限り体力やスタミナの最大値がアップする効果が得られるほか、一定確率でさまざまな効果を持つ“食事スキル”が発動。料金はお金だけでなく、調査ポイント(クエストなどをこなすと得られます)のほか、お食事券というアイテムでも支払えます。お食事券を使った場合は、いっしょに遊んでいるプレイヤーにも食事の効果が及ぶようでした。食事はとにかく美味しそうで、見ているだけでもヨダレが止まらない! アイルーの料理長の職人っぷりも見事なので、早くみなさんにも食事シーンを見ていただきたいです。ちなみに、クエスト中でもキャンプの側で食事ができるので、食べ忘れたときや力尽きて効果が切れたときも安心です。さらに、食事場では受付嬢に“かまど焼き”の依頼もできます。かまど焼きでは、携帯食料などのアイテムが手に入りました。渡せるアイテムは、生肉やアオキノコ以外にいくつかのモンスターの素材も並んでいたので、どんなアイテムが焼きあがるのか気になるところです。

生態研究所
 新大陸に生息するモンスターを研究している場所。モンスターの痕跡を見つけたり、狩猟した後に訪れるとそのモンスターの情報が閲覧できるようになります。大型モンスターには“研究レベル”というものが設定されていて、より多くの情報を集めていくとレベルが上昇。より詳細な情報がモンスター図鑑に記載されるうえ、そのモンスターに対して導蟲が示してくれる内容もグレードアップしていきます。特筆すべきは、モンスター図鑑の内容。最初に見られるのは、大まかな特徴や狩猟のポイント、生息地などですが、レベルが上がると肉質や耐性、弱点、破壊可能な部位や破壊報酬も分かっちゃいます。攻略記事も製作する私のようなライター泣かせではありますが、たいへん役に立つ情報が盛りだくさんなのでありがたいですね。

調査資源管理所
 アステラに集まっている調査員からの依頼、および調査に必要な資源を管理する施設。バウンティの登録、調査クエストの管理、納品依頼の達成という3つの機能が備わっています。

《バウンティの登録》
 “バウンティ”とは、クエストやフィールドの探索を通して解決する課題のこと。課題は“アイテムになる植物を4回採取する”、“古代樹の森のクエストを3回クリアする”、“大型モンスターを2頭狩猟する”など。バウンティは同時に6つまで登録でき、条件を満たした後、調査資源管理所の人に話しかけると報酬が受け取れます。進行状況は、逐一メッセージで表示されるので、クエストにいくついでにこなしておくと一石二鳥。オンラインで配信される期間限定のバウンティもあるようなので、そちらの内容にも期待!

《調査クエストの管理》
 “調査レポート”を入手すると生成される“調査クエスト”の管理を行う機能。調査レポートは、モンスターの痕跡を確認、部位破壊、狩猟したときなど得られることがあり、生成される調査クエストはそのモンスターに関連した内容になっています。ドスジャグラスを狩猟して調査レポートを得た場合は、“ドスジャグラスの狩猟”のクエストが生成される、といった具合です。そして、生成された調査クエストをここで登録しておくと、クエストカウンターの“調査”タブからそのクエストを受注できるようになります。なお、調査クエストは、通常のクエストとは違って報酬に“特別報酬枠”というものが設定されているほか、環境にも変化が見られ、受注回数にも制限があります。報酬が豪華な調査クエストを仲間と持ち寄ってレアな素材を集める、といった楽しみかたもできそうですね。

《納品依頼の達成》
 アステラや探索などで出会う人々から、特定の素材やアイテムの納品を依頼されることがあります。目的の物が集めた後、管理所の人々に渡せば依頼達成となり、報酬が得られます。フィールドのキャンプの場所が増えたり、食事場で選べる食材の種類が増えたりと、報酬はかなりよかったので、納品依頼は積極的に達成したほうがよさそうでした。

植生研究所
 植物や虫、キノコなどのアイテムを指定し、クエストをクリアーしてから返ってくるとその素材がもりもり増えていきます。肥料を与えて、収穫量を増やす機能も備わっていました。アイテムが増やせる施設は、『モンハン』シリーズでは定番ですが、あるとやっぱり助かりますね。

集会エリア
 全世界のハンターと腕前を競える“闘技大会クエスト”への参加が可能。ゲーム内コミュニティの“サークル”を作れば、サークルメンバー用の集会エリアを作成できたり、キャラクター名の先頭にアイコンを付けたり、ギルドカードにサークル名を入れられたり、サークルメンバーにメッセージを残せたりと、狩友との親交を深められます。複数のサークルに同時に所属もできるようなので、顔が広いハンターも安心!

トレーニングエリア

 ひと通りアステラを見学した後は、マイハウスからトレーニングエリアに行ってみました。トレーニングエリアは、備え付けのタルや柱を攻撃でき、さまざまな武器のアクションの練習ができる便利な場所となっています。画面にはオススメの連携攻撃や自分が実行した連携攻撃などが表示される親切設計で、段差や上れるツタもあるのでジャンプ攻撃の練習も可能。さらに、エリア内に装備が変更できるアイテムBOXもあり、ライト、ヘビィボウガンや弓は、用意していなくてもすべての弾やビンが試射できたりと、まさにいたれり尽くせり。従来のシリーズ作のように、簡単なクエストで試し斬りするのもよかったですが、気兼ねなくずっと練習できるトレーニングエリアがあるというのはとてもうれしかったです。

トレーニングエリアの特徴
●備え付けのタルや柱を攻撃してダメージが確認できる
●オススメの連携攻撃や自分が実行した連携攻撃が画面に表示
●ボウガンの弾や弓のビンは用意していなくても試射可能
●エリア内のアイテムBOXですぐに装備が変更できる