海外大手インディーパブリッシャーのDevolver Digitalが、新作アドベンチャーゲーム『THE RED STRINGS CLUB』を発表した。2018年1月にPC向けにリリース予定。
なお、同パブリッシャーのタイトルのローカライズを数多く手掛ける架け橋ゲームズにより日本語化が行われるとのこと。
本作はポイント・アンド・クリック型のアドベンチャーゲーム『Gods Will Be Watching』で高い評価を受けたインディースタジオDeconstructeamによるサイバーパンクテイストの新作だ。
舞台は近未来、Supercontinent Ltdなる大企業が「社会から鬱や怒りや恐怖をなくす」と主張するシステムを発表。それを社会の改善というよりもむしろ大規模な洗脳とみなすバーテンダーの男が、ハッカーとしての裏の顔やさまざまな協力者の力を駆使して、陰謀を打ち砕こうと奮闘する。
基本のゲームシステムは『Gods Will Be Watching』同様にポイント・アンド・クリック型のアドベンチャーゲームなのだが、来月日本版が発売されるSukeban Gamesの『VA-11 HALL-A』を思わせるサイバーパンク世界のバーテン要素が存在。プレイヤーは、顧客の心理を読み取ってカクテルを出すことで情報収集に役立てることができるという。
また、遺伝子インプラント技術を応用してターゲットの重役連中の態度を変えていくとか、電話で関係者になりすまして情報収集を行うといった要素もあることが予告されている。いずれにしても会話が重要そうなので、日本語化が決まっているのはありがたいところだ。