悪夢の世界でくり広げられる、娘を取り戻すための贖罪と戦いの物語が開幕!
父セバスチャンと娘のリリー、STEMとメビウス、そしてユニオン……これまで紹介してきた言葉が持つ意味を、その手で解き明かせるときが、ついに訪れる。北米を含む海外では、2017年10月13日(現地時間)に『THE EVIL WITHIN 2』がリリースされた。
そして、ここ日本でも2017年10月19日、ベセスダ・ソフトワークスよりプレイステーション4、Xbox One向けに『サイコブレイク2』が発売を迎える。世界がその完成を心待ちにしていた、サバイバルサイコホラーゲームの続編となる本作で描かれるのは、誰も体験したことのない悪夢の世界だ。そこで本記事では、海外版の発売に合わせて、Tango Gameworksの新たなる挑戦の一端を、ひと足早く皆さんにお伝えしていく。
悪夢の世界で生き残るために
まずは、本作の基本情報を説明しよう。精神世界の“ユニオン”で、セバスチャン=プレイヤーはあらゆる想像を超えた事態に直面する。前作を体験しているプレイヤーも、その世界がどうなるかは予測できない。しかし、心構えがあるのとないのとでは、対処も大きく変わる。
ゲームをスタートして最初に行うのは、難易度の選択。カジュアルモードは、弾薬や回復アイテムがふんだんに用意され、セバスチャンの耐久力も高いので、ほかのモードに比べて倒されにくいのが特徴だ。さらに、シューティングに重要な自動照準機能も有効か無効かを選べる。有効にすると銃を構えたとき、自動で敵に照準を合わせてくれるが、過信は禁物。ゲーム中に変更できるので、プレイしてみて、好みに合うほうを選択すればいい。
悪夢の歩きかた
いままであった道がなくなったと思ったら、別のルートが現れたり、突然物陰から敵に襲われたり……何が起こるわからない“ユニオン”で生き残るには、先を焦らず進むことが第一だ。ちょっとした油断が命取りになることは多い。そうならないためにも、各所を慎重に探索しながら進むのは基本となる。
カバーやステルスで敵をやり過ごしたり、気づかれないよう移動して逃げることも重要な戦術だ。欲しかった弾薬や回復アイテムがあらぬ場所で見つかり、いままで進めなかった難所を乗り越えられることもよくある。リリーを救いたければ、しっかりと探索を重ねよう。
もちろん、武器を異形のクリーチャーと対峙することもあるだろう。難敵に立ち向かわなければならないとき、強力な武器がセバスチャンの味方となる。弾薬数に限りはあるが、素材を使ってアイテムを作成できるクラフトもある。必要であれば、武器を強化することも、セバスチャン自身の能力を強化できる。恐れることはない。
●ごく一部の武器を紹介!
・ハンドガン
45口径で、中程度の威力を持つ。装填数が多めで反動が少ないので、狙いが付けやすいのが特徴だが、アップグレードは必須。
・ショットガン
1/12ポンドの鉛弾に相当する散弾をくり出す、強烈な威力を持つ銃火器。集団相手には強いが、射程距離が短いので注意。
・スナイパーライフル
30口径フルメタルジャケット弾を放つ、強力なライフル。ヘッドショットが狙えるのが最大の強みだが、リロード時間は長め。
・ウォーデン・クロスボウ
ショックボルト、煙幕ボルト、ハープンボルト、マインボルトと、多彩な弾頭を選択できるクロスボウ。アップグレードでさまざまな効果を発揮し、用途次第で状況を一変させる武器だ。
次のページからは、いよいよ各チャプターの紹介に入る。物語の詳細には極力触れないようにしているが、発売日を迎えてからその手で衝撃を体験したいという方は、ここから先は読まないようにしてほしい。それでもかまわないという方は、ともに先へ進もう。