2017年10月9日に、東京・渋谷ヒカリエホールで開催された“UBIDAY2017”。同イベントのAホールでは、終日『レインボーシックス シージ』PS4版、PC版の公式オフライン大会“The Operation UBIDAY2017”が開催された。

 2017年10月9日に、東京・渋谷ヒカリエホールで開催された“UBIDAY2017”。同イベントのAホールでは、終日『レインボーシックス シージ』PS4版、PC版の公式オフライン大会“The Operation UBIDAY2017”が開催された。ここでは、プレイステーション4版の大会の模様を掲載。後ほど、PC版大会のレポートもお届けする。

 2015年12月10日に発売された『レインボーシックス シージ』は、発売から約2年が経過したいまでもプレイヤー数が発売当初から約3倍に増加している、いまなお対戦が熱く盛り上がり続けているタクティカルシューター。UBIの看板タイトルと言っても過言ではないだろう。本イベントは、予選大会“Road to UBIDAY2017”を勝ち抜いたチームが集い、真の勝者を決めるというオフライン決勝戦となる。

 実況・解説は、おなじみのトンピ?(ポノスゲーマー社員2号)とふり~だ(TEAM GODSGARDEN所属プレイヤー)のふたり。各マップにおけるプロリーグ的戦法のトレンドや立ち回りを的確に解説してくれた。

会場のヒカリエホールは、立ち見が出るほどの大盛況。選手がスーパープレイを見せるたび、スティックバルーンが鳴り響く。
解説:ふり~だ
実況:トンピ?

PS4版 決勝

Monster Parent Kyon(以下、MPK)
怪滅国家

 プレイステーション4版決勝は、“Monster Parent Kyon”対“怪滅国家”の対決に。第1マップは山荘(ゲームモードは3マップ通して、爆弾で固定)。第1ラウンド、第2ラウンドとMPKが先取し、怪滅国家はなかなか本領を出せない模様。

 しかし、第3ランドでは、ようやく怪滅国家がチームワークを発揮する。攻撃側の怪滅国家は、早い段階でディフューザーを設置。ukemi3選手がすかさずポイント内に向かうも、Im_Avi選手がカットするファインプレーを見せ、1ポイントを獲得した。そのまま怪滅国家の逆転が見られるかと思われたが、第4ラウンドはまたもやMPKが勝利。ドローンで室内をクリアリングし、すぐさま前線を上げるMPKの素早い試合運びに、怪滅国家は苦戦を強いられていた。

 続く第5ラウンドでは、MPKのtaigayume選手が屋外に飛び出す遊撃で3連続キルを取ると、会場からは大きな歓声が上がる。第6ラウンドでもtaigayume選手のフラグが刺さり、MPKが第1マップを獲得した。

 第2マップは国境。第1ラウンド終盤では、taigayume選手とIm_Avi_選手の一騎打ちに。体力が残り数ミリだったtaigayume選手が不利であったが、撃ち合いを制したのはtaigayume選手! 的確にヘッドショットを決め、またもやファインプレーを見せてくれた。そのまま第2ラウンドもMPKが勝利するが、MPKに食らいつくかのような怒涛の攻めを見せた怪滅国家が、第3ラウンドをゲットする。

 続く第4ラウンド。防衛側MPKは、LESION、ELA、そしてCASTLEを選択する。CASTLEのアーマーパネル2階の動線を狭くし、動線にGRZMOTマインを設置、敵がGRZMOTマインを喰らったところで、下(1階)などからニトロセルで突き上げて排除するという戦法ができると、新オペレーターを使用した立ち回りについて解説のふり~だ氏は言及した。

 また、1階の作業室とサーバールームが爆弾ポイントとなると、2階から床越しに撃ち下ろすのが定石となるが、攻撃側の怪滅国家はあえて2階をクリアリングせず1階側面から強行突入。この奇襲攻撃が功を奏したのか、第4ラウンドは怪滅国家が勝利となった。

 2-2の同点で始まった第5ラウンド。Jäger、ELAを選択した怪滅国家は、攻撃側の侵入を防ぎ、攻撃にかける時間を減らしていくという戦術に出て第5ラウンドも勝利を収めるが、第6ラウンドはMPKが獲得し、再度3-3の同点へと展開した。
 続く第7ラウンドはMPKが勝利。MPKが第2マップ獲得に王手をかけるが、第8ラウンドでは怪滅国家のAgari_o選手がキルを取るラインプレーを見せ、4-4へともつれこむ。

 その後は押しつ押されつの攻防が続くが、Agari_o選手の活躍で怪滅国家が4-5で優勢に。しかし、第10ラウンドでv_RED_BARON選手がフラググレネードで2キルを取り、怪滅国家は一気に劣勢へと追い込まれてしまう。しかし、残り10秒の時点で強化壁を破壊できていなかったMPKは、なかなかポイント内への射線を作れず、そのまま制限時間到達で試合終了。怪滅国家が第2マップを獲得した。

 第3マップはプロリーグでも人気のオレゴン。第1ラウンド、第2ラウンドともにスピーディーな展開で、MPKの遊撃を抑えられなかった怪滅国家は次々と崩れてしまい、MPKが2ポイントを先取する。
 第3ラウンドは、YINGの特殊デバイス“カンデラ”を使用して、早い段階で窓から屋内に侵入するMPKへの対処法として、怪滅国家はFROSTをピック。また、VALKYRIEの特殊ガジェット“ブラックアイ”で敵の位置を把握し、的確に対処した怪滅国家が勝利をつかんだ。

 2-1と盛り返した怪滅国家。第4ラウンドでも活躍が期待できると思ったが、ポイント内進入時のカバーがうまくいかず返り討ちにあってしまい、MPKが勝利した。第5ラウンドでは、MPKのv_RED_BARON選手が、またしてもフラググレネードで2キルを取るスーパープレイを披露。一気に2名のオペレーターを失ってしまった防衛側の怪滅国家は、ディフューザーの設置を許してしまい、そのまま総崩れ。MPKが4-1でマッチポイントに手をかけた。

 最終ラウンドの第6ラウンド。試合開始早々にMPK側のELAが倒されるも、MPKは洗濯室に侵入してきた怪滅国家側のオペレーターを倒し、怪滅国家はディフューザーをポイント内に落とす痛恨のミスをしてしまう。人数差でも不利な状況になってしまった怪滅国家を畳みかけるように倒したMPKが勝利し、第3マップを取得。見事“The Operation UBIDAY2017”優勝を果たした。

MPKには、優勝賞金10万円が贈られた。プレゼンターは、ユービーアイソフト代表取締役社長スティーヴ・ミラー氏。

 なお、今回の試合はYouTube、Twitchのタイムシフトでも視聴可能なので、ぜひ今後の研究材料として視聴していただきたい。

 余談だが、大会当日は、UBIDAY会場が大変な混雑に見舞われたのは事実。動線が狭く、なかなか目的の場所に行けない人や、終始立ち見で疲れはてている観客も多く見かけた。『レインボーシックス シージ』とeスポーツの今後について、「大会とイベントを別々に開催してもいいかもしれない」とスティーヴ氏が述べているので、さらに改善、パワーアップした今後のeスポーツイベントの展開にぜひ期待したいところだ。

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