2017年9月21日~24日まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。9月23日のDMM GAMESブースで『CIRCLET PRINCESS』の“CIRCLET PRINCESS TGS初公開ステージ”が実施された。
ステージには、プロデューサーを務める永田正規氏が登壇し、『CIRCLET PRINCESS』のコンセプトを説明した。本作は、バーチャル空間で戦うスポーツ“サークレット・バウト”が題材。プレイヤーは学園のコーチとして少女たちを育成し、日本一を目指すのが目的とのこと。さらに各方面で活躍する、豪華クリエイターが参画していることを発表。永田氏は、「シナリオ、イラスト、音楽、すべてに力を入れている」と語った。
ここでsaitom氏が手掛けた、キャラクターが公開された。学園の制服とバトルスーツの2バージョンが公開され、いずれもかわいらしさとカッコよさを兼ね備えたデザインが印象的だった。また、キャラクターには、それぞれモーションが用意されており、戦闘中にさまざまな動きを見せてくれるようだ。
明るく前向きで、誰よりもサークレット・バウトが大好きな5人のまとめ役でリーダー。幼い頃からサークレット・バウトに憧れており、サークレット・バウトの伝統校である聖ユニオン学園に念願の入学を果たすも、学園そのものの存続が危ぶまれる状況に陥ってしまう。なんとか廃校を阻止するため自分に出来る唯一の手段であるサークレット・バウトの頂点をみんなとともに目指す。
怜奈のケンカ友達にして優佳の親友。元気が良く竹を割ったような性格のため、誰ともスムーズにコミュニケーションを取ることができる。見た目通りのスポーツ万能で、身体を動かすことについては誰にも負けないと自負している。ハッキリしないことが嫌いで、どんなことでもスパッとケリをつけていくことが好き。それゆえに不用意な発言をしてしまうことも多
日本人離れした均整の取れた体型をしており、モデルと見紛うほど。身体能力は美由紀とタメを張れるほどであり、ジャンルを問わず優れた能力を見せる。特に剣技には長けており、模造品の長刀を常に持ち歩いている。父は都議会の議員をしており、母は茶道の先生をしている。和の趣を大切にしている家に生まれたせいか、妙に古風な言い回しをすることがあるが、それは実は時代物のゲームやドラマにはまったからという理由が大きかったらしく、そのことは秘密にしたがっている。
非常に凄腕のプログラマーであり、サークレット・バウトにおいては基幹システムにまで関与することができる数少ない存在でもある。彼女の父親はかつてサークレット・バウトの構築にも関わった凄腕のプログラマーであり、幼少期から父の仕事を側で観てきたがゆえのことであった。
優佳たちとは今の学園に入学した時からのクラスメイト。あまり喋らない美人なので皆からはお嬢扱いされているが、実はオタクでネタキャラであり、気づかれていないだけである。成績優秀でサークレット・バウトの戦略を立てる際にも的確な意見を出すので、軍師ポジションに位置づけられている。
saitom氏のほかにも、100人以上の作家陣が参画する。キャラクターやカードのバリエーションはかなり豊富なようだ。
音楽は、アニメやゲームで数多くの楽曲を提供している、Elements Gardenが手掛けている。会場では、ステージ進行中とバトルリザルト画面の楽曲が披露された。
参画したクリエイター陣の紹介が終わったところで、開発中のゲーム画面を公開。本作は、デッキを組んで戦うカードバトルRPGで、使用するカードによって戦略の幅が大きく広がるとのこと。
なお、対応機種はPCで、リリースは今冬を予定している。また、23日から公式ホームページがオープン。新着情報が随時更新されるので要チェックだ。
続いて特別ゲストとして、主題歌を担当したアーティストの橋本みゆきさんが登場し、主題歌“Dive into…”を熱唱。アップテンポかつパワフルな生歌を披露して会場を沸かせた。
最後に永田氏は「ゲーム以外の展開も予定しているので、こちらも楽しみにしていてください」と、視聴者やファンに対してメッセージを贈り、本イベントを締めくくった。