2017年8月26日に行われた、『モンスターハンター』シリーズの音楽をフルオーケストラで鑑賞できるコンサート“狩猟音楽祭2017”をリポート。

●シリーズ最新作『モンスターハンター:ワールド』の楽曲も披露!

 2017年8月26日、東京国際フォーラムで、『モンスターハンター』シリーズの音楽をフルオーケストラで鑑賞できるコンサート“狩猟音楽祭2017”の東京公演が開催。栗田博文氏の指揮のもと、東京フィルハーモニー交響楽団が歴代シリーズの人気曲を演奏し、会場に駆けつけたハンターたちを魅了した。さらに会場にはゲストとして、『モンスターハンター』シリーズのプロデューサー・辻本良三氏と、『モンスターハンターダブルクロス』のプロデューサー・小嶋慎太郎氏も登壇。本稿では、そんな公演の模様をお届けしよう。

 つい先日Nintendo Switch版が発売された『モンスターハンターダブルクロス』より、龍識船のテーマ曲「狩人を乗せて」の演奏から始まった今回の公演。ステージの巨大スクリーンには、各曲に合わせた拠点や狩りのゲーム映像が流され、プレイ時の感動を感じながらの鑑賞を楽しめた。さらに、今回の公演では新たな試みとして一部の楽曲にコーラスを導入。「動く霊峰~勇者のためのマーチ 2017version」では、オーケストラとコーラスの見事なハーモニーが会場に響き渡った。

 前半の最後を飾ったのは、4大メインモンスターメドレー。「雷の反逆者/ライゼクス」、「不動の山神/ガムート」、「妖艶なる舞/タマミツネ」、「灼熱の刃/ディノバルド」が立て続けに披露され、そのうち「妖艶なる舞/タマミツネ」では、過去の狩猟音楽祭にも登場した和楽器ユニット・HIDE×HIDE(石垣秀基、尾上秀樹)が、尺八と三味線でハンターたちの心を鷲掴みにするような和のテイスト溢れる一曲を奏でてくれた。

 曲の合間にはゲストである辻本氏と小嶋氏が登壇し、今回の公演についてのトークを展開。2018年発売予定の『モンスターハンター:ワールド』に関する話題では、辻本氏が今年の東京ゲームショウについて言及し、「ドイツ(gamescom 2017)よりもボリュームアップした試遊が楽しめます」と、気になる発言も! そしてトークコーナー最後の挨拶では、小嶋氏は「皆さんと『モンスターハンター』の曲をオーケストラで聴けて、とてもうれしいと思っております」、辻本氏は「東京ゲームショウで皆さんにいろいろな情報を出していきますので、そちらもご期待ください」とファンにメッセージを送った。

 イベント後半では、1曲目から『モンスターハンター:ワールド』のメインテーマ「星に駆られて」を演奏。さらに、強烈な登場シーンで多くのハンターの記憶に刻み込まれているであろう、バルファルクの狩猟楽曲「銀翼の凶星/バルファルク」も披露され、演奏後には観客席から割れんばかりの拍手が巻き起こる。そして、アンコールを飾ったのは「モンニャン隊発射!」、「舞い降りる伝説/ミラボレアス」、「英雄の証 MHXX version」と締めくくりにふさわしい人気の3曲。なかでも「舞い降りる伝説/ミラボレアス」では、演奏が始まった瞬間多くのハンターから「おお!」という歓声が! そして、「英雄の証 MHXX version」の演奏が終わると、ハンターたちはスタンディングオベーションで今回の演奏を称え、公演は終了。最後まで興奮が冷めることのないコンサートとなった。

●セットリスト

【前半】
1.狩人を乗せて
2.憤怒の奔走~鏖殺の暴君/ディアブロス
3.恵み深い人々の村
4.動く霊峰~勇者のためのマーチ 2017version
5.深い森の幻影/オオナズチ
6.4大モンスターメドレー(「雷の反逆者/ライゼクス」、「不動の山神/ガムート」、「妖艶なる舞い/タマミツネ」、「灼熱の刃/ディノバルド」)

【後半】
7.『モンスターハンター:ワールド』メインテーマ 星に駆られて
8.太陽の集落/バルバレ
9.陽昇る水景
10.海と陸の共震/ラギアクルス
11.『モンスターハンター ストーリーズ』テーマ曲 風の絆
12.墟城の魂たる女王~蠢く墟城/アトラル・カ
13.銀翼の凶星/バルファルク

EC1.モンニャン隊発射!
EC2.舞い降りる伝説/ミラボレアス
EC3.英雄の証 MHXX version

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