2017年内にリリース予定

 『キングダムアンダーファイア』シリーズなどで知られる韓国の開発会社ブルーサイドが開発中のVR専用のシネマティックアクションシューティングゲーム『GUNGRAVE VR(ガングレイヴ VR)』が、プレイステーション VR向けに日本国内でも発売されることが明らかにされた。発売時期は2017年内で価格は未定。

『GUNGRAVE VR(ガングレイヴ VR)』がPS VR向けにブルーサイドからリリース決定 『ガングレイヴ』の世界観がVRで帰ってくる_01

 『GUNGRAVE VR』は、2002年にプレイステーション2用ソフトとしてリリースされた『ガングレイヴ』をプレイステーション VR向けに最適化したタイトル。『ガングレイヴ』の世界観をそのままに、2作目のの『ガングレイヴO.D.』以降のストーリーが展開される。“無限シューティング”、“オブジェクト破壊”といった、おなじみのゲームシステムも健在で、主人公である孤高の殺し屋、ビヨンド・ザ・グレイヴの2丁の愛銃“ケルベロス”による華麗な射撃と背中に背負った“棺桶”を活用した豪快なアクションがそのまま継承されているようだ。サードパーソン視点を通じた“フルブレイクアクション”とファーストパーソン視点の“ダイナミックシューティング”が盛り込まれているとのこと。

 開発を手掛けるのはIGGYMOBで、Netmarble、GRAVITY、Gamevil、Softmaxなど、韓国の大型開発会社で長年働いてきたシニア級以上の人力で構成されたゲーム開発スタジオで、現在『GUNGRAVE VR』と『GUNGRAVE G.O.R.E』を開発中とのことだ。

 『GUNGRAVE VR』の開発には、『ガングレイヴ』のオリジナルイラストレーターである内藤泰弘氏、音楽を担当した今堀恒雄氏も参画しており、 今堀恒雄氏が『GUNGRAVE VR』のために作曲した“Bara Armati”が『GUNGRAVE VR』のメインテーマ曲として収録されている。

 この件に関してIGGYMOBの事業総括理事の新安清源氏は、「多くのファンのみなさんに愛されてきた『GUNGRAVE』の最新作をVR用ゲームとして発表する事ができ、非常に嬉しく思います。原作特有のダイナミックさと華麗なアクションをVRならではの驚くべき没入感で経験することができるように最善を尽くして開発しています。『キングダムアンダーファイア』、『N3』などで日本でも知られている韓国のブルーサイドと協業をするだけに、ユーザーのみなさんに満足して頂けるクオリティーでサービスできると期待しています。」とコメントしている。

 『GUNGRAVE VR』は、2017年にプレイステーション VRでリリースされたあとは、Oculus RiftやHTC Viveなどでも展開される予定だ。

『GUNGRAVE VR(ガングレイヴ VR)』がPS VR向けにブルーサイドからリリース決定 『ガングレイヴ』の世界観がVRで帰ってくる_02