浪川さんといっしょにVRで、“クマ”を演じてみた! “浪川大輔の「声優養成講座」(powered by テレビアニメ『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』)”の試遊体験をリポート

株式会社ステイラック(代表取締役社長:浪川大輔)がVR THEATERと共同開発した、世界初となる声優養成VRコンテンツ“浪川大輔の「声優養成講座」(powered by テレビアニメ『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』)”が、2017年8月3日より、“VR THEATER”にてリリースされた。本記事ではその試遊体験を、担当ライターの西川くんがリポート。

●目の前に、『P4GA』のリアルな収録現場が!

 全国のインターネットカフェや漫画喫茶、ホテル、カラオケ、ゲームセンター等で、VR体験ができる店舗常設型サービス“VR THEATER”。そのコンテンツのひとつとして、2017年8月3日より、“浪川大輔の「声優養成講座」(powered by テレビアニメ『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』)”が、リリースされた。

 このVRコンテンツは、アトラスより2012年に発売された『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』を原作とするテレビアニメを題材に、主人公の鳴上 悠役を務める浪川大輔さんが、声優養成講座をVRで行うというもの。本記事では、アトラス本社にて本コンテンツの体験を行った、担当ライター西川くんのリポートと、スタッフへのミニインタビューをお届けする。


 『ペルソナ4』って、もう9年前の作品なんだなぁと思うと、なんだか現実からトラフーリしたくなる西川くんです。そんな気持ちを現実にするべく(?)、今回、“浪川大輔の「声優養成講座」(powered by テレビアニメ『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』)”の取材のため、アトラスに部屋をお借りして体験してきました! このVRコンテンツは、“初級編”、“実践編”と、ふたつに分かれていまして、まずは初級編についてリポートしていきます!

 まず最初に、浪川さんと(VR内で)ご挨拶! まるで本当に浪川さんと対峙しているかのような感覚は、ちょっと恥ずかしくも、「キャー!」と言いたい感覚でした(笑)。そこから浪川さんにアフレコスタジオを案内されるのですが、アフレコブースに入る際の注意点や、イスに座る場所、マイクの立ち位置などをレクチャーされるなど、めちゃくちゃ本格的。体験する前は個人的に「ワイワイ楽しむ感じのVRコンテンツなのかな?」と思っていたのですが、マイクの前での台本のめくりかた、身に着けるアクセサリやシューズの注意点などを教わることで、養成講座の本気度が伝わってきました。

 そして体験者は浪川さんのお手本を見た後で、鳴上 悠役となり、ここで本当にアフレコ体験が始まります。ちなみに今回の体験はアトラスの一室で、スタッフさんたちに囲まれている中で行ったのですが、VR内では僕なりの鳴上 悠をしっかり演じてきました! アフレコ終わりには、浪川さんから“しっかり声を出す”ということを褒められて、「うわ、恥ずかしがらなくてよかったー!」と、なんだかスッキリした気持ちで、超嬉しかったです(笑)。という感じで“初級編”は、アフレコのイロハを浪川さんに教わる回となっています。

 “実践編”では、ふたつのアフレコに挑戦します。ひとつ目が、花村陽介、巽 完二といっしょに、原付の免許について相談する“レッツ密着。密着なしで。”のワンシーン。ここでも体験者は鳴上 悠役となるのですが、浪川さんが花村役を演じるという、貴重な体験を横目で見られますよ(アフレコに集中できない!)。そしてふたつ目が、自称特別捜査隊がクマと初遭遇するシーン。ここでは体験者がクマを演じることになるのですが、ここでのお手本では、なんと浪川さんがクマを演じます! つい笑ってしまいそうになりながらも、台本にはない息芝居を入れたりと、プロの技には感心するばかり。僕は心の中の山口勝平さん(本物のクマ役)を掘り起こし、僕なりのクマを精一杯演じたところ、VR内の浪川さんだけでなく、まさかのVR外であるスタッフの皆さんに褒められ、ここに来ていちばん恥ずかしかったっス(なお、喉は潰れた)。ちなみにVR内で周りを見渡すと、クマのぬいぐるみが置かれていたりと、小ネタが満載。後ろのブースには音響スタッフさんたちもしっかりと見えます。これは体験するたびに発見がありそうです。

 これで実践編も、あっという間に終了。本コンテンツは養成講座として、声優を目指している人がバッチリと活用できるだけでなく、“自分が声優になりきる”という疑似体験を楽しめる万人向けのエンターテインメントにもなっていると感じました。人気のあるテレビアニメ『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』が題材として使用されているので、誰でもキャラクターに入りやすく、すぐに体験できるのも魅力ですね。

●浪川さんのおかげで実現したVR養成講座

 体験終了後に、“浪川大輔の「声優養成講座」(powered by テレビアニメ『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』)”のプロデューサーを務めたVR THEATERの金林 真氏(以下、金林)と、原作者アトラスのライセンスチーム江藤 隆仁氏(以下、江藤)に、本コンテンツの開発経緯などをおうかがいしました!

――まずは、このVRコンテンツを開発することになった経緯を教えてください。

金林 当社の社員が、浪川さんともともと交流があり、雑談の中で“VR THEATER”というサービスをやっていることをお話ししたんですね。そこで浪川さんが、「声優学校をVRでやってみたい」とおっしゃって。じゃあどんな作品でアフレコ体験をしたらいいんだろう、と考えたときに、みなさんに馴染みのある『ペルソナ4』がいいだろう、となったんです。そこから、浪川さんが直接アトラスさんにお話ししてくださって、実現することができました。

――浪川さんのおかげで実現した、というわけですね。

江藤 使用する台本も、浪川さんが用意してくださったんです。

――なんと台本まで! 先ほど体験させていただきましたが、テレビアニメの映像ではなく、アフレコ用の映像を使用されていたことに驚きました。

金林 なるべくリアルに、現場を再現しようと思ったんですね。そうしたら、江藤さんが当時のアフレコ用の映像を保管していらっしゃって、使わせていただけることになったんです。

江藤 僕はテレビアニメ『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』の担当もしていまして、当時アフレコの現場に行くことがあり、たまたまそのデータを保管していたんですよ。初公開となりますし、ぜひ使っていただきたいなと。

――今回、“VR THEATER”での提供となっていますが、スマートフォン向けなどにダウンロード配信する予定はあるのでしょうか?

金林 VRでの声優養成講座ということ自体が世界初ですので、このコンテンツでVRを初体験する人も多いと思うんです。そのとき、安価な機材での体験ですと、「VRってこの程度なんだ」と感じられてしまう可能性があるなと。しっかりとした機材で体験してほしいので、今回は店舗型という形になっています。

――なるほど。8月2日に開催された“PERSONA SUPER LIVE P-SOUND BOMB !!!! 2017 ~港の犯行を目撃せよ!~”では先行体験会を行ったそうですが、体験された方の反響はいかがでしたか?

金林 声を出すコンテンツなので、さすがに声を出してもらうのは難しいかなと思っていたのですが、みなさんノリノリで鳴上 悠やクマを演じていましたね(笑)。そこがおもしろかったという意見や、やはり浪川さんが目の前にいる感覚がよかった、という反響をいただきました。

――では、今回苦労されたポイントなどはありますか?

江藤 製作スタッフよりは、演者さんたちが苦労していましたね。ドラマなどとは違い、VRですのでカットが入らず、ひとつのシーンを1から10まで撮影しなくてはなりません。アフレコでも、ワンシーン3分も続けてやることは基本ないですから、最初は皆さんNGが多くて、最初からやり直す……ということも多かったです(苦笑)。でも最後のクマのアフレコシーンは、1発オーケーでしたよ。

――では最後に、本コンテンツをまだ体験していない読者の皆さんにメッセージをお願いします!

江藤 『ペルソナ4』を、ここまで長く愛してくださりありがとうございます。初公開の映像や、素の浪川さんの感じが楽しめます(笑)。ぜひ一度は体験してみてください。

金林 ひとりでも楽しめますが、ぜひお友だちなどといっしょにアフレコに挑戦してもらいたいですね。VRって、人がやっているのを見るだけでも楽しいんですよ。みんなでワイワイと楽しんでもらいたいです。

 初級編、実践編ともに、非常に本格的なアフレコ体験が楽しめる本コンテンツ。本当に声優になったかのような気持ちでアフレコできるだけでなく、アフレコ用の貴重な映像や、浪川さんが目の前にいる感覚などが味わえますから、浪川さんファンや、ゲーム&アニメファンにもオススメです! “VR THEATER”は漫画喫茶などでも楽しめますが、アフレコ体験を楽しむべく、ぜひカラオケ店で楽しんでみてください!!

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