元タカラジェンヌも!圧巻の歌声が楽しめる新感覚リズムゲーム!
DMM.com POWERCHORD STUDIOより、今夏配信予定のスマートフォン用アプリ『レジェンヌ』は動物の能力を持つ“ビースター”の女性だけが所属する歌劇団“シルク・ド・レスパス”を舞台に展開する、新感覚のリズムゲーム。
声優として、元タカラジェンヌたちも参加しているという、ほかのゲームでは類を見ない豪華さは本作の最大の特徴。さらにリズムゲームや、キャラクター作りに関して、セオリーを無視し、かなり斬新なゲームに仕上がっているようだ。
そんな『レジェンヌ』を一足先に体験させてもらうことができたので、ゲーム内容をご紹介していくとともに、本作に出演する、元・宝塚歌劇団宙組娘役の百千糸さん(建神百役)、そして女優・声優として活躍中の小嶋紗里さん(蜜目凪緒役)と門山葉子さん(黒憧ましろ役)へのインタビューも盛り込みながらリポートしていく。
動物の力を持った女の子たちが切磋琢磨する歌劇団“シルク・ド・レスパス”
本作に登場するキュートなキャラクターたちは、動物の能力が発現した“ビースター”と呼ばれる新人種。ビーストや、“Be A STAR”などが掛かったシャレの聞いた名前だ。“ビースター”による演技団体“シルク・ド・レスパス”の養成所でがんばるのが、本作の主人公たちだ。
ホーム画面では、そんな“あおぞらアカデミー”で腕を磨く女の子たちの様子が見られる。
宝塚の女優を起用した理由についてプロデューサーの平田裕介氏に伺うと、平田氏は、生粋の宝塚ファンとのこと。既存のリズムゲーム業界に一石を投じるために、タカラジェンヌのみなさんに活躍してもらいたいという願いと、宝塚ファンとしての願望が形となった夢のような一作になったという。
リズムゲーム初心者でも楽しい!アクション系リズムゲーム
本作のメインとなるのがリズムパートだ。本作は、もともとリズムゲームではなく横スクロールアクションになる予定だったとのこと。現在もその面影を残しており、リズムパートではキャラクターが横に走りながら、アクションを行う様子が見て取れる。
左には、音符マークがひとつ。右側には、イエロー、ピンク、グリーンの星マークが3つ並んでおり、この右側のボタンを瞬時に判断できるかが重要となってくる。なかなかの曲者だ。
リズムゲームの部分は、あまりゲームを遊ばない層にも楽しんでもらうため難易度は低めに設定しているとのことだが、実際遊んで見たところこれがなかなかにやりごたえあり。見た目は、いわゆるリズムゲームとは少し違うので、リズムゲームに慣れているひとほど、操作性やUIの違いに苦戦するところがあるかもしれない。
ゲーム中は、キャラクターが玉乗りをしたり、トランポリンでジャンプをしたりと、曲芸を見せてくれる。というのも、じつは本作はもともとサーカスをモチーフにしたゲームとなるはずで、その名残は、ゲームの随所に残っているそうだ。
また、このアクションは、ゲームのプレイと連動しており、たとえば、トランポリンの上にあるマークをしっかり押せれば、キャラクターはきちんと飛べたり、また綱渡りをしているあいだにミスしてしまうと、キャラクターも綱から落ちてしまうといったこだわりをみることができる。
キャスト陣の歌唱力が炸裂の迫力ある楽曲!
本作で用意されている楽曲にも注目したい。楽曲面でおもしろいところは、1曲を特定の誰かが歌うというのではなく、一曲をすべてのキャストが歌っているところにある。
また、これはぜひ聞いて感じとっていただきたいのだが、元タカラジェンヌや、舞台女優が参加しているということもあり、楽曲の迫力が、ほかの歌ものリズムゲームとは格が違う。ゲームではなかなか聞くことができない贅沢な歌声を堪能できる、それが『レジェンヌ』の魅力だ。
ちなみにリズムゲームパートではいくらミスしてもゲームオーバーにはならないという設計になっている。なぜなら、リズムゲームが苦手な人にも最後まで楽しんでほしいということと、この良質な楽曲、歌声を最後まで楽しんでもらいたいという願いが込められているからなのだそうだ。
遊べば遊ぶほど、キャラクターの魅力がわかる
リズムゲームをプレイする際には、先述したように、シンガーを任意で選べるほか、リズムゲーム中にアクションを行うパフォーマーを選ぶことができる。
自分でコーディネートする豊富な衣装!
イベント報酬や、ガチャなどで、キャラクターの衣装が入手でき、着せ替えができるのも楽しみのひとつ。衣装は公演やリハーサルで手に入る素材をあつめて製作することも可能で、衣装の種類は1キャラクター50〜60種類用意されているとのこと。
声優初挑戦! キャスト陣にインタビュー!
先行プレイの会場には、なんと、百千糸さん(建神百役)、小嶋紗里さん(蜜目凪緒役)、門山葉子さん(黒憧ましろ役)が駆けつけてくれ、すこしお話を伺うことができたので、ご紹介したいと思う。
――演じるキャラクターの印象や、役を演じる上で苦労したことなどはありますか?
百千 私は声優初挑戦だったのですが、まったくキャラクター作りに苦労しませんでした。なぜなら、自分がキャラクターに合わせにいくのではなく、製作陣のみなさんが、キャラクターを私に合わせてくれたからです。なのでほとんど素の自分のまま演じることができました。
小嶋 最初の印象とはまったく違うなおちゃんができあがりました(笑)。なおちゃんは見た目がクールなキャラクターなので寄せていこうかと思ったのですが、現場で楽曲を最初に収録するとき、思うように歌って見てと言われて歌ったら、男前だね~という感想をいただいて。そこから、なぜかなおちゃんは江戸っ子キャラに変貌を遂げてしまいました(笑)。江戸なまりの言葉は聞いたことがなかったので、ニュアンスを表現するのがとても苦労しましたね。
門山 ましろちゃんは自分の生きてきた人生との共通点が多過ぎて、マネージャーさんに「自分のことを話した?」と疑ってしまうくらいでした。私は中高一貫校出身で、歌う職業に就きたいという夢があって、ましろちゃんもまさに同じだったんです。なので、ましろちゃんには運命しか感じられませんでした。ましろちゃんはお嬢様なので、言葉遣いが「~ですわ」といったセリフが多く高飛車な印象をもたれがちかな思ったのですが、シナリオを読んでいると、じつは可愛いところがあったり、愛される要素がいっぱいあるので、なるべくかわいさを出せるように心掛けました。
ーー楽曲についての印象はいかがでしたか?
百千 わたしも、“ゲームの曲”というのはどんなものなんだろうとハラハラしていたのですが、作曲のYOFFYさんが舞台でもそのまま歌えるような楽曲を作ってくださって、そこはまったく抵抗なく歌うことができましたね。楽曲は、8人の個性を生かしたものになるので、自分の音域とは合わない楽曲もありましたが、そこは、“百千さんって、こんな歌いかたもできるんだ!”というように感じとっていただけたらいいなと思います。
ーーでは最後に、ファンのみなさんにひとことお願いします。
百千 とにかくキャラクターがみんなかわいいです! 綺麗な衣装をたくさん着せて楽しんでいただけたらと思います。ゲームをふだんしない人でも、きせかえ要素など、乙女心をくすぐるような要素が詰まっています。生徒たちが成長していく様子は親心のように見守ることもできますし、自分のことのようにも思っていただけたり、そんなさまざまな魅力をみなさんに感じていただきたいです!
小嶋 『レジェンヌ』は楽曲に力を入れた作品です。最初の曲は少ないのですが、8人全員が歌っているので、同じ曲でも飽きずにやりこむことができると思います。初心者の方でも遊びやすいように難易度も3種類用意されていますし、見た目もかわいいのでぜひ、やり込んで曲を覚えてください!
門山 ゲーム初心者の方でも、ゲームをやり込んでいる人でも、楽しめるものになっています! 宝塚という先入観で敬遠せずに、ぜひ一度手にとってプレイしてほしいなと思います。