夢のコラボユニットはこうして結成された! May’nさん、山下七海さん、高木美佑さんにインタビュー

レーベルの垣根を越えて、アーティストMay’nと声優ユニットWake Up, Girls!(以下、WUG)の夢のコラボレーションユニットWake Up, May’nにインタビュー。この夢のコラボユニットがどのような経緯で結成されたのか?

●Wake Up, May’nのCD『One In A Billion』がいよいよリリース

 レーベルの垣根を越えて、アーティストMay’nと声優ユニットWake Up, Girls!(以下、WUG)の夢のコラボレーションユニットWake Up, May’n。2017年7月より放送中のテレビアニメ『異世界食堂』のオープニングテーマ『One In A Billion』を担当している。そんな同曲が、いよいよ2017年8月9日にリリースされる。この夢のコラボユニットがどのような経緯で結成されたのか? そしてお互いのことをどのように思っているのか? 今回は、ユニットメンバーの中からMay’nさんと山下七海さん(Wake Up, Girls!)、高木美佑さん(Wake Up, Girls!)の3人にお話をうかがった。


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■May’nさん(文中はMay’n)

■山下七海さん(文中は山下)

■高木美佑さん(文中は高木)

――まず、Wake Up, May'n!(以下、WUM)というコラボユニットが、どうして結成されることになったのか、その経緯を教えてください。

May’n 2016年に“Nendoroid 10th Anniversary Live”というものがありまして、そこに私やWUGちゃんが出演していたのですが、WUGちゃんのステージを見て私がひと目惚れしたんですね。もうステージを見た後にすぐ、Twitterで「ときめきまくってる!」ってツイートしたり、アニメも全部観たりして、私がファンになったところからスタートしたんです。その後、WUGちゃんのスタッフさんにお会いするたびに、「好きなんです」と言っていたら、「じゃあ、いっしょに歌いましょうよ」と提案していただいて。そこから、“アニメJAM 2016”というイベントで、一夜限りのコラボユニットとして歌わせていただきました。それがすごく好評だったこともあり、今回のユニットが実現したんです。私としても本当にビックリしましたね。

――同じアーティストとはいえ、ファンとして見ていたわけですから、それは驚きますよね。

May’n そうなんです、ただのファンですからね(笑)。


■当時のMay’nさんのツイート

――WUGのおふたりは、ツイートなどはご覧になっていたのですか?

高木 メンバーの中でも話題になっていましたね! あのMay’nちゃんが!? みたいな(笑)。

山下 「アニメも全部見たって!」、「貴重な時間をわざわざ……!」と、みんなでザワザワとしましたね(笑)。

――(笑)。ちなみにMay’nさんは箱推し(※ユニット内の誰かひとりではなく、ユニットのメンバー全員、ユニット全体が好きということ)なんですか?

May’n それ、よく言われるんですが、私は単押し×7です!

――ひとりひとりを推していると。

May’n そうです。最初見たとき、ステージからほとばしる汗と情熱のような、個々にみなぎるパワーがすごいなって感じたんです。ファンの人との絆みたいなものも感じて、ここまでの軌跡を追ってみたいなと思ったのが、アニメを見始めたきっかけでした。その最初の直感が失われずに、どんどんみんなの印象が増していって、本当に情熱に満ち溢れているなと。だからこそコラボしていて、本当にやりがいのあるコラボだと思っています。

――(山下さん、高木さんを見ながら)とのことです。

山下 いやあ、もう、うれしすぎますね! 汗かいてて、ほんとによかったです(笑)。

高木 汗もこう、よりほとばしっていたのかなってね(笑)。

May’n そういうことなの!?(笑)。

山下 WUGって長袖衣装が多くて、けっこう暑いんですよね。

高木 『少女交響曲』の衣装なんかは、とくに。あれを夏に着ることが多くて。逆に『Beyond the Bottom』みたいな白くて薄い衣装を、冬に着るみたいなことが多いです。“WUGあるある”ですね(笑)。

――“アニメJAM”でのコラボは、WUG側はどんな印象でしたか?

高木 May’nさんは私たちが活動を始める前からもちろん知っていましたし、“超スゴいアニソンアーティストの方!”というイメージがあったので、イヤモニの耳中(みみなか)にMay’nちゃんの声が聴こえてくるたびに「どうしよう! 耳が幸せ~!」と、ずっとドキドキしていました。ソロのところとかもう……。

山下 ね~っ! 幸せだったよね~!

高木 でも、まゆしぃが、「あかん、どうしよう……。私のソロパートが、May’nちゃんのモノになっちゃう!」って(笑)。

May’n それ! 私も、「私が歌ってしまっていいのかな……」って。「ここ、まゆしぃのパートや!」という葛藤はありました(笑)。

――実際にMay’nさんは『タチアガレ!』を歌ってみていかがでしたか?

May’n 振り付けもすごくハードなので、ほかの曲も含めて、ずっと歌って踊り続けられるWUGちゃんのパワーはすごいなと思いました。でもWUGちゃんが好きだからこそ妥協したくないですし、WUGちゃんとしての『タチアガレ!』をちゃんと見せなきゃいけないと思っていて。コラボだからといって、私に合わせてまったく踊らないWUGちゃんがそこにいたらよくないと思っていたので、私もすごく自主練習をして、「こここういうフリですよね!」とか、「私ここも踊れます!」って言いながら、たくさん踊りました。

高木 リハーサルの前からほとんど覚えてくださっていて、あっという間にマスターしてましたね。

山下 ね、リハーサルはすんなり終わって、すでにできあがっていました。

――ワグナーの本気ですね(笑)。実際にお会いしてから、印象が変わったことなどはありますか?

山下 “アニメJAM”でコラボさせていただいたときの私たちの衣装が、『僕らのフロンティア』の水色の衣装だったんですが、そんな私たちに合わせて、May’nちゃんが似たような衣装を選んできてくださったんですよ。もともと私はMay’nちゃんにはカッコいいイメージを持っていたのですが、その出来事があってからは、やさしくってフレンドリーな方なんだなと感じて、すごくうれしかったです。

高木 May’nちゃんのいつも着ている衣装が、タンクトップでショートパンツな印象が強くて、いつもは「カッコいい~!」と思っていたのが、「スカートのMay’nちゃんヤバい! カワイイ~!」って(笑)。

May’n ありがとうございます(笑)。

――May’nさんは、WUGに対して印象が変わられたことはありましたか?

May’n みんながWUGとしてどうしていきたいのかとか、こういうことをしたいんだ、という目標が強く感じられました。ミュージックビデオの撮影の際も、空き時間があればみんなたくさん自主練習をしているんですよ。だからこそ惹かれたなんだなと、印象が変わったといいますか、改めて魅力を再確認しましたね。

――なるほど。せっかくなので、お互いの好きな楽曲についてもぜひ教えていただければ。

May’n 私は『Beyond the Bottom』ですね。この曲でWUGちゃんにひと目惚れをしましたから。白いワンピースを着て汗だくで、必死に歌っているんですよ! あの美しい曲を、笑顔ではなく、汗をブワっとほとばしらせて、髪を振り乱しながら歌う姿を見て、「尊い……」って思いました。

――ステージを見ているとドラマを感じますよね、WUGちゃんは。

May’n そうなんですよ! すごくわかります! それでWUGちゃんのことを追いたくなってアニメを全部観たんですよ。

山下 うれしいです……。がんばっていてよかったな。

――おふたりはMay’nさんの楽曲で、好きな楽曲は?

高木 私は……『ダイアモンド クレバス』!

山下 あっ、言われた!

高木 (笑)。どの曲も好きなんですが、“アニュータライブ2017「あにゅパ!!」”のときに舞台裏で聴かせてもらって、もう鳥肌がすごくて。魂から歌っている感じがして、感動しちゃいました。「なんか泣けるー!」みたいな(笑)。

山下 私も同じになっちゃうんですけれど『ダイアモンド クレバス』ですね。同じく、“あにゅパ!!”で聴いていて、勇気をもらえるし、泣けてくるし、「この感情はなんなんだろう?」と思いながら見ていたんですよね。その姿がずっと忘れられないので、そういう力を持ったパフォーマンスを私たちもできたらいいなと、そのとき思いました。

May’n ありがとうございます!

高木 『Belief』とかも、またカッコよくて!

山下 表現力がすごいんですよ!

高木 表現力の幅がぜんぜん違うんですよ!

山下 そういうとこだなー。

一同 (笑)。

高木 かわいい曲は、思いっきりかわいいし。

May’n ホントにー?(笑)。ありがとう。


■“一期一会”をテーマにした『One In A Billion』

――では、Wake Up, May'n!で歌う『One In A Billion』は、どんな曲なのでしょうか?

May’n テレビアニメ『異世界食堂』のキーワードである、“一期一会”ということがテーマになっている曲です。私としてもWUGちゃんと出会えたからこそ歌わせていただけた曲だなと思っていて。いろいろと自分の知らないことをどんどん取り入れていって、もっとワクワクしようねっていう希望に満ち溢れた曲になっています。

山下 『異世界食堂』のオープニングテーマなので、歌詞の中にも“ぺこぺこ”みたいな、かわいらしいスパイスが入っています。そういったところも、みんなで盛り上がれるポイントだと思いますね。

高木 本当にワクワクするような曲で、May’nちゃんも仰られたように、May’nちゃんとWUGの出会いの曲でもあると思います。歌い分けも1番がMay’nちゃんと、WUGが分かれてサビを歌っていたりするんですが、2番になるといっしょに歌っているんですよ。そういったところのこだわりも、いい曲だなって思います。

――あとからMay’nさんとWUGちゃんが、融合していくわけですね。

高木 そうなんです。そこもぜひ聴いてもらいたいポイントですね。

――ふだんそれぞれでやっていることと違うポイントなどはありますか?

山下 歌詞がすごく明るいなって思いました。WUGちゃんは、けっこう歌詞が暗めで(笑)。

May’n 意外とね(笑)。

山下 だから歌詞を初めてもらったとき、「明るいっ!」って驚きました。

May’n それは私もそうでしたね(笑)。

高木 お互いそうだったんですね!(笑)。

May’n ただ、私はWUGちゃんのかわいらしさに引っ張っていただきました。笑顔が溢れたままライブができそうな曲というのが、私の楽曲にはまだまだ少ないので、歌っていてもすごく楽しかったですね。

――お互いにホームに戻ると暗いっていうのはおもしろいですね(笑)。

May’n 歌詞だけですけどね(笑)。

――『One In A Billion』の聴きどころは?

高木 最初はテンポがゆったりとしていて歌い上げる感じなんですが、そこから一気に扉が開いて、疾走感の溢れる感じになるので、そこを楽しんでほしいですね。

山下 私はサビ前のところの、「フュー!」「ジョン!」、「ミクス!」「チャー!」という歌詞が、お客さんたちと掛け合いができそうなので、そこも楽しみにしてほしいです。

May’n 食べ物のワードが散りばめられているのですが、“好き嫌いしていちゃもったいないよね”という歌詞のように、食べ物と人生をリンクさせるようなものが多いんです。そういったところに注目してほしいですね。あと、今回WUGちゃんのファンで、初めて私のことを知ってくださる人もいると思うので、新たな出会いへのワクワクだったり、未来へのワクワク感が伝わればいいなと思っています。

――WUGちゃんは4th LIVE TOURの大阪公演で1度披露していますが、歌ってみていかがでしたか?

山下 ステージで初披露だったので、「お客さんの反応がどうなるのかな?」って気にしながら見ていたんですけれど、すごく盛り上がって!

高木 めちゃくちゃ盛り上がってたよね!

山下 「よかった~!」と思いながら、後半は歌っていました(笑)。

May’n ダンスだけでもたいへんだもんね。

高木 けっこうハードでした。キーもいつものWUGよりも高めですし。

山下 あと、セットリストが『恋?で愛?で暴君です!』の続きで『One In A Billion』だったので……。

May’n えぇ~! すっごい! ダンスダンスした曲のつぎも、ダンスダンスした曲!

山下 そうなんです! しかも、そのつぎが美佑のキャラソンで……。

高木 しんどかった(笑)。

一同 (笑)。

――May’nさんは、MVで歌って踊った感想は?

May’n ふだんはダンサーさんといっしょに踊ることはしているものの、基本的にはセンターにずっといることが多いので、フォーメーションを変えなければいけないというのが、私は難しかったです。しかも、フォーメーションは位置に番号をつけるのですが、だいたいは0.5→1.0という感じで0.5刻みなんです。それがふつうだと思うんですね。それがWUGちゃたちは0.25刻みでフォーメーションを作っていて(※)、私はぜんぜんわからなくて(笑)。だから正直、私は番号なんて一切見なくて、隣の人に合わせる感じでした。

※編集部註:センターが0で、外に広がるにつれて、0.5、1.0、1.5と数字が増えていく。その数字が細かくなるほど、それだけフォーメーションも複雑化する。

山下 細かいんですよね。

高木 いろいろなパターンがあって。

山下 曲によっても違いますし、Aメロ、Bメロ、サビでも違ったりして。振り付けのSATOMI先生が、フォーメーションのきれいさにすごくこだわりを持っていらっしゃるので。

――なるほど。そういったところも、May’nさんはWUGの魅力として感じられていたのでしょうか?

May’n そうですね。フォーメーションダンスもWUGちゃんたちの特徴だと思うので、いつも「すごいな」と思って見ていたんですけど、自分がやるとなると本当にたいへんでしたね。

――ダンスがたいへんだったということですが、ほかにミュージックビデオの撮影時に苦労されたエピソードなどはありますか?

高木 パンダンスが当日に振り付けが付いたので、たいへんでしたね。

――ああ、パンをこねるようなシーンですよね。えっ? その場で覚えたのですか?

May’n そうですね。撮影の合間を使って。

山下 それぞれにソロカットがあったので、ひとりひとりの撮影の合間の空き時間にダンスを自主練習していました。

May’n みんなすごく覚えるのが早いんですよ。私は近くにいる子に何回も「もう1回教えて!」ってお願いして(笑)。本番でも何回も間違えたので、無事にミュージックビデオになっていてよかったです。

――そんなたいへんな思いをしながら制作されたミュージックビデオですが、見どころは?

山下 よく見ないとわからないのですが、男の子がレストランに入ってきたときに、みんなが男の子に気付くというシーンで、じつはお皿を持ちながらつまずいてくださいというディレクションがあったんですよ。でも、つまずく演技がすごく難しくて、個人的に「あー、いまの違ったなー」と思いながら演っていました(笑)。

高木 (笑)。私はサンドイッチを作るシーンで、みんなそれぞれ調理器具を持ってカメラに向かって戦うみたいなシーンがありまして、私はどの調理器具を持とうかなーと物色していたら、「高木さんは手刀で……」と言われて(笑)。「ええええええ!」って。大きい調理器具とかないかなって、探していたのに(笑)。

May’n なるほど! だから、あんなにピンってなってたんだ!!

――切らなきゃ、みたいな気持ちが手刀に表れていたんですね(笑)。

高木 そうなんです(笑)。

May’n すごく綺麗な手だなと思っていたら(笑)。私としては、それぞれのソロカットがすごく多いので、そこが注目ポイントですね。ソロカットのみんなのかわいさというのは、「注目してください」と言わなくても皆さん注目してくれていると思うのですけれど(笑)、そこはいちワグナーとしても、大満足です!

――そうなんですよね、本当にみんな超かわいくて。

May’n 撮影の際もほかの子が撮影しているところをみんなで見て、「キャー!」、「かわいい~!」、「カッコいい~!」って!

――“カッコいい”は確実に吉岡茉祐さんですね(笑)。

May’n そうです(笑)。

山下 まゆしぃのときは全員で見ていました(笑)。

高木 香耶がいちばん騒いでいて。「いまの! いまの手!!」って(笑)。

――WUGの中にもファンがいるのがWUGっぽいですね(笑)。

高木 みんなで楽しんでいましたね(笑)。


■WUMとしてやってみたいことは?

――今回、初回限定盤にミュージックビデオとダンスビデオがマルチアングルで収録されているとのことですが、見どころなどはありますか?

高木 アングルを切り換えて楽しめるんですかね?

宣伝担当 通常バージョンとダンスショットバージョンをトップ画面で選べるようになっていて、ダンスショットバージョンはほぼほぼ引きの絵で、全体のダンスを楽しんでもらえるような感じです。

――欲しかったんですよ、これ。フォーメーションがやっぱりキレイなので、ダンスだけをじっくり観たかったんですよね。

高木 ダンスショットバージョンが出るのもWUGとしては初なので、ぜひ見てほしいですね。

山下 がんばって振り入れをしたので、絶対観てほしいです!

高木 May’nちゃんもバリバリ踊っていますし。フォーメーションもいっしょにやっていますから!

May’n がんばりました!(笑)。やっぱり8人で歌って踊れる機会って、なかなかないと思うので、こういったダンスビデオがあると、よりたくさんの人に踊っているところを見てもらえますから、すごくうれしいですね。

――では、もうひとつのカップリング曲である『王様のカデンツァ』は、どんな曲になっているのでしょうか?

高木 『王様のカデンツァ』は『One In A Billion』より、ちょっと落ち着いた曲になっていて、かわいらしい感じがすごく出ていて、フワッとしているというか。最初の「ぱぱぱーん」というファンファーレを私たちの声で収録したりしていて……。

山下 すごくオシャレだよね。

May’n たしかに。大人なかわいさと言いますか。

――いままでにない感じの曲になっていると。

May’n そうですね。私にもなかったですし、WUGちゃんにもなかったよね?

高木 なかったです。

May’n 歌詞的には、裸の王様がテーマになっているのですが、裸の王様ってあまりよくない意味で使われる言葉じゃないですか。目に見えるものだけを信じていちゃもったいないよね、みたいな。でも、『王様のカデンツァ』では、自分だけが感じるときめきを信じて生きていくのもいいことだよね、という歌詞になっているんです。『One In A Billion』にも通じるときめきが、この曲にも詰まっていると思います。

――なるほど、そう言われると深いですね。

高木 すごく深いです。大好きな曲です。

――聴きどころは?

May’n とにかくやっぱり、最初のファンファーレがめちゃくちゃかわいいですね。みんな『One In A Billion』よりも、肩の力を抜いて笑顔で歌っていたんじゃないかと思いましたね。

WUGのマネージャーさん ファンファーレのところは、全員めちゃくちゃ個性が出ていておもしろかったです。レコーディングのときのディレクションがおもしろくて、「もっと子どもっぽく」と言われる子もいれば、「ちょっとだけ大人っぽく」と言われる子もいたり。なかには「もっとバカになって」と言われていたり(笑)。

――へー(笑)。それは誰がどんな声で歌っているのか気になりますね。

高木 もともとは入っていなくて、レコーディングのときにファンファーレを入れてほしいってリクエストがあったんですよ。

――そうだったんですね。

高木 だからほかのメンバーがどんなディレクションを受けているか私たちも知らなくて。だからこそ、ぜひ注目して聴いてほしいですね。

May’n 『One In A Billion』もライブ映えするいい曲ですし、『王様のカデンツァ』もまた違ったかわいさがあって。この2曲を歌ったことで「あれ、ウチらもっともっといろいろな曲ができるんじゃない!?」と感じられて、まだまだやってみたいなと私はよりワクワクしました。1回限りではもったいないなと思うくらい、素晴らしいシングルになったと思います。

――たしかに、もっともっとWUMを見てみたいですね。WUMとして、やってみたいことはありますか?

山下 私はMay’nちゃんがアニメの世界に出てきてほしいですね!

May’n えっ、『新章』に出ていいんですか!?(笑)。

高木 あぁ~、見たいそれ!

山下 二次元のキャラクターとしてMay’nちゃんが出てきて、キャラクターたちがMay’nちゃんに出会っていくみたいな(笑)。

――それはどの偉い人に相談すれば実現するんですかね?(笑)。

高木 (笑)。あとは、WUMのライブをやりたいですね! リリースイベントでフリーライブはやりますが……。

――そんなリリースイベントが、発売日の8月9日にあるそうですが、そちらの意気込みもお聞かせください。

May’n 8人揃ってイベントができるので、なかなかない貴重な機会だと思います。平日ではありますが、ぜひたくさんの人に来ていただきたいですね。

高木 ライブで歌って踊って、8人でできるのがWUMとしては初めてのことなので、そこを楽しみにしてほしいなって思います。

山下 WUGのツアーでは7人バージョンを披露しましたが、May’nちゃんが入るとまったく違う曲に聴こえるので、WUGのツアーで観たよという人も、ぜひ来ていただいて違いを楽しんでもらいたいですね。

――ありがとうございます。あとは、ちょっと曲からは離れた話になるのですが、『One In A Billion』が『異世界食堂』のオープニングテーマということで、皆さんの好きな料理を教えてください!

May’n (笑)。アニメ『異世界食堂』とはあまり関係ないものになってしまいますが、私はたい焼きが大好きなんです。なんせ“たい焼き親善鯛使”ですから(笑)。たい焼きをぜひ、ジャパニーズスイーツとして、異世界の住民にも食べてほしいですね。

高木 私はお肉……と言いたいのですが、それだとちょっと物足りないので、焼肉に行ったときに絶対に頼むチャンジャを推したいです!(笑)。

May’n あー、私も絶対頼む! 超好き!

高木 えっ、食べます―!? 私も超好きです! チャンジャと、ユッケ!

May’n うんうん、ユッケも絶対頼む!

――おふたりはなかなか気が合いそうですね(笑)。

山下 私は、和風オムライスがすごく好きです。

May’n あー、それも好き!

山下 ふつうのオムライスよりも、和風派なんです。キノコがいっぱい入っていたり、あんかけになっていたり……。

May’n それ、私の得意料理! いやー、ななみん落としちゃうかー!

山下 えぇー! 胃袋つかまれちゃう(笑)。どこがどう好きかというより、小さいころにおばあちゃんが作ってくれた和風オムライスが大好きで、ナスがのっているんですよ。それが思い出になっているんです。

――思い出の料理でもあるんですね。いまお話にありましたが、May’nさんは料理をされるんですね。

May’n 自炊はめちゃくちゃしますね。オムライスも得意ですが、親子丼とかも得意で。卵料理って難しいとよく言われるのですが、それを極めるのが好きなんです。

――おお、本格的なんですね。山下さんも自炊をされますよね。

山下 そうですね。WUGのメンバーの中ではするほうです。基本メンバーが料理をしないので、料理キャラゲットさせていただいています(笑)。

――(笑)。高木さんは料理は……。

高木 私は、ジャワカレーしかしないです(笑)。

山下 ジャワカレーだけ!?(笑)。

高木 でもカレーの具材はほかにも使えるので、肉じゃがとかはできます! ただ包丁をできるだけ使いたくないので、冷凍で売っているカレー用の野菜ミックスを買ってきて作ります。それを使うと一瞬でおいしいカレーができるので(笑)。

――なるほど(笑)。あとは、我々一応ゲーム媒体なので、最近プレイしているゲームなどのお話をうかがえれば。

May’n 私はNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の『マリオカート8 デラックス』を、寝る間を惜しんでやっています。マジで楽しいです! もうヤバいです。いま人生でいちばんゲームをやっています。

山下 『マリオカート』かぁ~!

高木 楽しそう!

May’n やっぱりオンラインで世界中の人と、どんな時間帯でもいっしょにレースができるのが楽しいですね。私、ゲームって苦手なんですよ。難しい操作とかなかなかできないなって思っていたのですが、『マリオカート』ってうまさは別としても、操作自体は簡単ですよね。だからやっていて、素直に楽しめるのがいいなって。あと、自分の顔のMiiを作ってプレイしているので、「May’nがんばれ~!」って、応援しながらプレイしています(笑)。負けているとMiiが泣いちゃうんですよ。だから、がんばって笑顔にしたいと思って毎日遊んでいます。

――『マリオカート』は昔から遊んでいたんですか?

May’n 『マリオカート』シリーズだけは、昔からちょこちょことやっていましたねー。

――高木さんはいかがですか?

高木 私は最近のゲームではないですが、スマートフォン版の『虫姫さま ふたり』をやっています。敵や弾がすごく多くてたいへんなのですが、それをばっーと倒していく爽快感が大好きです。あと、ボス戦などでピンチになっても、一気に切り抜けられたりするので、そこが楽しくてひたすらやってしまいます。

――シューティングゲームがお好きですもんねー。山下さんは?

山下 私はあまりゲームをやらないのですが、『八月のシンデレラナイン』や『ソウルリバース ゼロ』など、WUGのメンバーが出ているゲームをプレイしていますね。メンバーのキャラクターがガチャから出ないかな、と思って。私の演じたキャラクターがなかなか出なくて、先にほかのメンバーのキャラクターが出るのでリセマラをしにくいんですよ(笑)。そこが悩みです。

――たしかに(笑)。では話題を変えて、休日などはどのように過ごされていますか?

May’n 私はジムです。キックボクシングが好きで、時間があればキックボクシングをしています。1年半ぐらい。

――WUGちゃんの脚、ローキックで折られちゃうんじゃないですか(笑)。

高木 (田中)美海、(青山)吉能あたりなら(笑)。

――めっちゃ細いですもんね。

山下 昔っから細いです。もうずーっと。

――ジムでキックボクシングって、どういうことをされるんですか?

May’n 試合とかではないんですが、トレーナーさんについてもらって。ずっと動き続けるので無心になれるんですよ。ひとりでジムに行っていても何かしら考えごとをしながらやっちゃうので。

――試合形式で、というのはまだやったことはないんですか?

May’n まだないですね。

――1度やってみたくないですか?

May’n やってみたいです!(笑)。

――(笑)。高木さんはどうですか?

高木 最近はぜんぜんやれていないのですが、ドラムですかね。(2017年3月に行われた)ソロイベントに向けて初めて練習したんですけど、ソロイベントでは自分のキャラクターソングを叩いて、お客さんに歌ってもらう、ということをやったんです(笑)。

May’n えー! すごい!

高木 ドラムを叩きながら自分で歌うところまではいけなくて(苦笑)。そうして始めたドラムだったんですけれども、すごく楽しくて。レッスンしていたときも、3時間ぐらいあっという間に終わってしまうくらい時間を忘れて練習していて。やり終わったあともスッキリするので、また早く始めたいなと思っています。

――ドラムのどういったところが楽しいのですか?

高木 直感的に音の圧とかも変わりますし、足を動かしながらリズムに乗っているのも楽しいし。全身を使って音を出す感じがとっても楽しいんです。

――山下さんは?

山下 私は、物を捨てます。

May’n えっ!?

――断捨離、ということですか?(笑)。

山下 そこまでのものじゃないのですが、小物とかけっこう溜まってしまったり、2年前に買った服をぜんぜん着ていなかったりということがあると、「まとめて捨てよう!」という気分になるんです。それで「いる」、「いらない」と取捨選択をひたすらくり返して全部捨てたときに「あー、すっきりしたー!」ってなるのが楽しいんです(笑)。それで1日が終わっちゃったりしますね。

May’n 羨ましい~。

――溜まっちゃうタイプですか?

May’n うち、ドンキ(※ドン・キホーテ)みたいな家なんで(笑)。

一同 (笑)。

――人によっては捨てられない人もいますからね。May’nさんのように。

May’n 私、カバが好きなんですけど、カバのぬいぐるみだけで700個以上あります。

高木 えぇー!

May’n あとはフィギュアとかもたくさんあって。楽しい家だねって言ってくれる人と、騒がしいという人がいますね。「落ち着かない」って(笑)。

高木 私はドンキ好きなんで、楽しいタイプです(笑)。

――プライベートなお話も聞けたところで、最後に読者の皆さんにひと言ずつメッセージをお願いします。

山下 今回、WUMとして曲をたくさん歌わせていただきました。最初、Wake Up, May'n!と呼ぶことすら、May’nちゃんを呼び捨てにしているみたいで、なんだか心苦しくて呼びづらかったのですが、私の中でなじんできて、ようやく胸を張って「Wake Up, May’nです!」と言えるようになってきました。May’nちゃんを含めた8人でひとつのユニットとしてリリースイベントでは観覧無料のフリーライブをやりますので、ぜひ見に来ていただければと思います。

高木 こうしてMay’nちゃんと出会って、8月9日にCDがリリースされるというのが、とてもうれしい気持ちでいっぱいです。発売日当日にはフリーライブもあって、楽しみにしてくださっている皆さんに会えるということで、とてもワクワクしています。「WUMちゃんがんばって~!」とか言ってくれればいいなって。“WUMちゃん”という言葉が浸透してくれたらうれしいですね。

May’n 私自身、コラボレーションでCDを出すということはなかなかないのですが、今回初めてWUMのことを発表したときに、皆さんかなり異世界のユニット、異色なユニットだと思われたんじゃないかなと思うんです。ですが、昔からやっていたかのような安心感を私は感じましたし、今後何かが決まっているわけではないですが、また絶対につぎもやりたいと思えるくらい、ユニットとしてとても自信を持って楽曲をお届けできると思っています。ですので、“思い出の1曲”とか、コラボだからこその“お祭り曲”というわけではなく、本当にひとつのユニットとして皆さんには期待していただけたらうれしいです。


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■初回限定盤

■通常盤

■One In A Billion / Wake Up, May’n!
発売日:2017年8月9日発売予定
価格:【初回限定盤】2200円[税抜]/【通常盤】1200円[税抜]
【収録曲】
01. One In A Billion(作詞:藤林聖子/作曲:渡辺未来/編曲:R・O・N)
02. 王様のカデンツァ(作詞・作曲・編曲:宮川 弾)
※各曲のInstrumentalも収録
※初回限定盤には『One In A Billion』Music Video&Dance Videoをマルチアングルで収録したBlu-ray Discを同梱
【初回封入特典(初回限定盤&通常盤)】
リリース記念イベント 特典お渡し会参加券

★Wake Up, May’n!『One In A Billion』リリース記念イベント開催決定!
日時:8月9日(水)18時00分スタート
場所:東京・お台場 パレットプラザ(ヴィーナスフォート前)
内容:フリーライブ+特典お渡し会
※会場への直接のお問合せはご遠慮下さい。
※詳しくは、フライングドッグ公式HPをご確認下さい。
http://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/